基礎

姿勢を正しくする事でパフォーマンスは爆上がりする!

剣道に限らず柔道や空手、スポーツ全般に言える事だけど姿勢を正しくする事で

力を出しやすくなる。

姿勢が正しければ無駄な力が抜けるし全身の筋肉を連動させる事もできる。

 

姿勢というのは基礎にして奥義といっていい。

とはいえ一般的な剣道の先生が教えてくれるのは

 

  • 肩の力を抜いて
  • 背筋を伸ばし
  • 丹田に力を入れろ

こういう風に教えてくれますがこれでは不十分というか

細かい部分はわかっていない。

 

姿勢を正しく背筋を伸ばして丹田に力を入れれば

正直、世界が変わるレベルで体が動くようになる。

 

人間って無意識に腹筋を固める傾向にあってそのせいで広背筋も腹筋もうまく使えていない

姿勢を正す事で立つために使っている腹筋や背筋の力が抜けて純粋に運動するために筋力が使えるようになる。

 

体の軸、体軸を作る事で強い力が出しやすくなります。

 

 

人間の体は自然体を意識しても自然体の姿勢にはなっていない

長年のクセによってどこかしら力が入っている。

なのできちんと力が抜けた自然体を作る事が重要。

 

 

 

宮本武蔵の有構無構

宮本武蔵は五輪書で『有構無構』という話を書いています。

その中で姿勢について詳しく書いてあるので引用します。

 

『首は後ろの筋を直に、

うなじに力を入て、

肩より惣身はひとしく覚え、

両の肩をさげ、脊筋をろくに、

尻をいださず、膝より足の先まで力を入て、

腰の屈まざる様に腹をはり、楔をしむると云て、

脇差の鞘に腹をもたせ、帯のくつろがざるやうに、

くさびをしむると云ふ教へあり。』

うなじに力を入れて全身の力を抜き肩は下げる

背筋は伸ばして

お尻を突き出さず仙骨を体の中心によせる

膝より足の先まで力を入れて

 

腰が屈んでしまわないようにお腹を張る(膨らませる)

お腹を膨らませる事でまっすぐ立てるようになる。

 

この状態になると姿勢が真っすぐになると同時に腹圧で膝の曲げ伸ばしができるようになる。

つまり、気合を入れると足に力が入る。

 

また、腹筋の力が抜けて腰をひねりやすくなるし前屈しやすくなる。

 

腹筋や背筋の力が抜けた自然体になる。

 

腰に力が入りやすい

腰に力が入りやすいというか姿勢がしっかりしていないと腰に力が入らない

具体的に言えばズボンのベルトを内側から押す事ができるようになる。

 

腹筋を運動に使えるようになり、骨盤底筋群で上半身を支えるようになるので

脚が動かしやすくなるし骨盤も動かしやすい

下半身と上半身の連動もできるため強い力も出せるし体も動かしやすくなる。

 

姿勢を作ってから足さばきや素振りをした方がいい

体の使い方が明らかに変わるため姿勢が作れないと効率が悪い

 

背筋の伸ばし方

スマホでこの記事を読んでいるならすぐにできるので試してみてください

  • 肘を曲げて両手の小指で頭を挟むような形にする
  • 足を軽く曲げる
  • 肘とお尻で背中を引っ張るようなイメージで背伸びをする
  • お腹の力を抜く(お腹を張る)

肘で背伸びをすると背中自体が伸びるので手のひらで万歳する背伸びとは効果が違う

 

最後にお腹を張るようにします。

背筋が伸びたかどうかは腹式呼吸をした時に膝が連動するように動くなら背筋が伸びています。

 

まとめ

姿勢が正しくなっていれば腹筋や背筋から無駄な力が抜けて

なおかつ、腰に力が入り、腹圧で膝が伸びるようになる。

なので体がひねりやすくなったり上半身と下半身が連動しやすくなる。

 

剣道の稽古をする前にきちんと背筋を伸ばして体軸を整えましょう。

 

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