基礎

観の目のやり方!簡単なゲームで身につけられる

観の目強く、見の目弱くと宮本武蔵が五輪の書で書いていますがかと言って観の目のやり方が分からない

相手の目を見つつその背後を見るような、相手を見ながら遠くを見るようなと言われてもイマイチ、ピンとこない

 

私の感覚では動体視力とか視力ではなく視野の問題で目の機能ではなく脳の使い方って感じですね。

焦点を合わせずに物を見る事で多くの情報を得る事をだと思います。

 

その結果、剣道では相手の動き、打突が予測できるようになります。

力みまくっている打突なんて全てテレフォンパンチに見えます。

視野がかなり広く使えるようになるので視界の端っこで何かが動いたとか

 

水切り台から洗ったお皿が落ちそうなんてのも事前に察知できる。

目の機能を鍛えて向上させるというのではなく目の使い方を練習する感覚ですね。

 

 

簡単なゲームで観の目のやり方は覚えられる

観の目が分からない人は簡単なゲームでやり方を覚える事ができる。

 

これは私が祖父から教えてもらったゲームなのですが

 

一人がカードを人差し指と親指でつまみ

もう一人はチョキを作っておく

合図もなしに好きなタイミングでカードを離した瞬間に対戦相手がチョキでカードをキャッチするというゲーム

 

祖父はこれを1000円札でやっていました。

 

一見、簡単そうなのですがなかなか成功しない。

というのもこういう時ってカードを離す瞬間をみようとしてカードに焦点を合わせてしまいがち

 

それでは絶対にカードをキャッチする事はできない。

 

相手の目を見るのがコツ

祖父と遊んだ時に1000円がなかなかつかめなくてイライラし始めた私に祖父は

 

「相手の目を見るんだ」

 

とアドバイスをもらいました。

 

すると簡単にキャッチできるようになりました。

視野が広くなり指先から手首、肘、肩、首、顔まで観察できる事が大きい

 

人間はカードを離す時に微妙に動く肩や肘、手首の動作を感じる事ができるから

カードを離す瞬間を察知する事ができるというわけです。

 

これが観の目と言われる目の使い方です。

 

 

焦点を合わせないというか遠くを見る事で

目に入るものを多くする事ができる。

細かい部分は分からなくなるけど

全体の動きが良く見えるようになる。

 

 

 

止まっているものの細部は分かりにくいけど動くものにはめちゃくちゃ敏感になる。

スポーツや武道において動いているものに敏感というのはメリットがめちゃくちゃある。

サッカーなどのチームプレイでも視界の隅っこで味方が走っているのを知覚できるというのは大きな武器だ。

 

 

 

剣道においても打突の瞬間が分かるから防御しやすいし攻撃のタイミングが計りやすい。

 

一人で練習するなら

簡単な練習として遠くを見ながら自分の人差し指を目の前に出して動かす

例えば部屋の本棚にある漫画のタイトルを読みながら目の前で人差し指を振る

 

 

 

人差し指の細部は見えないが指が動いている事は分かるという状態をキープする。

人差し指に焦点を合わせたり遠くを見たりと目を動かしていく。

 

 

 

慣れてくれば車の運転中だって使えるし危険をいち早く察知できるようになり非常に便利だ。

 

まとめ

観の目はカードを使ったゲームで養う事ができます。

視野を広く使えるようにする訓練方法は単純だけど練習が必要になります。

 

 

 

カードをチョキでキャッチするゲームや動く人差し指に焦点を合わせず見る方法など

続ける事で日常生活でも使えるようになります。

 

 

 

視力や動体視力というよりは目の使い方を訓練するというか脳の訓練なので根気強く訓練しましょう

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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