あなたはモスキート音を知っていますか?
高い周波数の音を出して、17kHzくらいの音でキーンという不快な音が出る
20代前半まではよく聞こえる音。
人間は高い周波数の音を年齢とともに聞こえなくなるようです。
これを利用して深夜に店の前などにたむろする若者たちに不快音を聞かせて退散させるために、
2005年にイギリス・ウェールズのハワード・ステープルトンによって開発した音響機器「モスキート」なんかがある。
元々は深夜にうろつく迷惑な20代の若者を追い払うために作られてますね。
モスキート音で耳年齢がわかる
大体何ヘルツまでの音が聞こえるかで耳年齢がわかる。
もちろん個人差はあるし、高い周波数の音が聞こえなくなると会話している時に聞き違いをする事もあるので
高い音がどこまで聞こえるか把握しとくのは良い事です。
試しにモスキート音を聴いてみてください。
※音量注意
- 8000Hz
- 9000Hz
- 10000Hz(耳年齢59歳以下)
- 11000Hz
- 12000Hz(耳年齢49歳以下)
- 13000Hz
- 14000Hz
- 15000Hz(耳年齢39歳以下)
- 16000Hz(耳年齢29歳以下)
- 17000Hz(耳年齢24歳以下)
- 18000Hz
- 19000Hz(耳年齢19歳以下)
- 20000Hz
僕も聞いてみましたが14000ヘルツは楽勝で聞こえましたが15000ヘルツで音が小さくなり
16000ヘルツで音が聞こえなくなりました。
まあ、年相応って事ですね。
耳年齢は回復するの?
モスキート音が聞こえなくなるのは老化のせいとは言ってもモスキート音なんて特殊な音を聴かなきゃわからない程度ですが
年相応であるならモスキート音が聞こえなくても怖くありません。何かの病気でもないので心配ないです。
たまに10代でも聞こえない場合があるそうですが、そういう時は病院へ行きましょう。
耳年齢が衰えるのは有毛細胞が壊れるから
音を聴くとき鼓膜で音を受け止めその音を電気信号に変えて脳に送るのが有毛細胞だ
有毛細胞は高い周波数の音を感じる部分から壊れて行くので年を取ると高い音が聞こえなくなる
高齢者が声を聞き取れないのもこれが原因なのかも?
なるべく低くてハッキリした声で話してあげましょう。
有毛細胞は復活するのか?
有毛細胞は壊れたら治りません。
有毛細胞は壊れたら再生させる事はできないと言われてきましたが
最近の現在、研究では「γ(ガンマ)セレクター阻害剤」という薬を注射すると有毛細胞が再生するそうです。
現在は研究段階ですが、僕がお爺ちゃんになる頃には実用化されているといいな。
聴力は回復する!聴力トレーニング!
聴力はある程度トレーニングする事で能力が向上します。
これは耳を鍛えるとか鼓膜を鍛えるというよりは脳を鍛える訓練です。
老化すると有毛細胞が壊れるのは避けられないけれど
脳を鍛える事である程度の聴力を保つ事ができるそうですよ。
「いとう」と「いこう」などの一文字違いの音を素早く聞き分けたりするようなトレーニングをしたり
いわゆる脳トレをする事で聴覚はある程度回復しますよ
ではでは(^ω^)ノシ