東松山市岩殿のこども動物自然公園は、大型連休を前にアマゾンの「宝石」と呼ばれているオニオオハシ3羽の公開を始めた
オニオオハシはアマゾンの宝石というだけあって美しい姿をしています。
ペットして飼いたいと思う方もいると思いますが
お金持ちじゃないとまず飼うのは無理です。
ペットショップで確認したところ値段は80万円。
餌代もすごい
しかも、餌が高い
鉄分を溜め込みやすい体質であるため、オオハシ専用のフードでなければならない
あとは、南国の鳥ですので南国のフルーツ(パパイヤ、マンゴーなどの比較的高価な果物^^;)も、毎日あげるのが好ましいと言われています。
専用フードか南国のフルーツを毎日与えるのは大変
餌代だけで相当な負担になります。
毎日の食事にマンゴーやらパパイヤを出すのは相当のお金持ちじゃないと無理。
楽天市場でマンゴーの値段をみたけど、1kg1000円くらいです。
・・・一番安くて
くちばしの重さがすごい
くちばしの重さはなんと大体、おおよそ15g、10円玉3枚分くらいの重さしかありません。
体の3分の1はある、大きさの割に軽い
軽いけど丈夫という相反した要素を成立させているのはすごいですね。
くちばしは中が中空になっています。
鳥の骨とかも中が中空になっているから軽い。
しかし、これだけでは強度が確保できない。
くちばしの外側はダンボールのような六角形の板をケラチンと呼ばれる物質で作っています。
このシェル構造が強さの秘密。
くちばしの内側はハニカム構造(蜂の巣のように6角形が並んだ構造)を持っていることです。
これをカルシウムとかケラチンで作っているから軽くて丈夫なくちばしになる。
シェル構造とかハニカム構造は最新技術になるように研究が盛んに行われているようです。
世話も大変!
繊細な鳥で心臓発作を起こしやすいとも言われており、
下手に驚かしたり掴んだりすると、発作を起こして心停止してしまうこともあるようです。
ここまで読んでも飼いたいという人はいるでしょう
オニオオハシを飼うには大きな土地も必要です。
狭い鳥かごに入れるの寿命を縮めてしまいます。
ペットショップの説明では寿命は約20年となっていましたが
野生のオニオオハシは50年は生きるそうです。
住む小屋もないといけない
縦、高さは120cm以上、横は90cm以上は必要
生息地であるアメリカでは放し飼いにしているそうです。
日本で同じことをやると生態系が狂うし環境が違うから何が起こるかわからない。
やはりオニオオハシを始めとしたエキゾチックアニマルは動物園で鑑賞したほうがいいですね
オニオオハシみたいなエキゾチックアニマルが病気になると獣医さんにみせてもわからないかもしれない
オニオオハシなんて珍しい鳥を診察する機会はあまりないので(´Д`;)
エキゾチックアニマルは飼うよりも動物園で鑑賞する方が楽しいかもしれませんね
ではでは(^ω^)ノシ