コンタクトレンズは目に直接当てるものなので扱いを間違えると大変危険
コンタクトレンズが引き起こす病気について書いていこうと思います。
コンタクトレンズを不適切に扱うとどういう病気になるのか?
目はどんな風になってしまうのかを紹介します。
ただ、実際の画像はちょっとグロすぎるのでぬり絵で紹介します。
コンタクトレンズで病気になる可能性があるとしたら
- コンタクトレンズの長時間使用
- コンタクトレンズを汚れた手で扱った
- 目が傷ついている(目が痛む)のにコンタクトレンズを使った
症状
- ゴロゴロ、チクチク異物感がある。
- レンズが外れる、ずれる
- 痛みがある
- 目が乾く
- みにくい、かすむ、くもる、ぼやける
- 目がかゆい、目やにが多い
- 夜間まぶしい
- 目が染みる、焼け付く感じがある
こんな症状が出たらコンタクトレンズの使用はやめよう。
点状表層角膜症(てんじょうひょうそうかくまくしょう)
目の角膜にある上皮層の細胞が10点以上欠落している状態
わかりやすく言うと目に擦り傷ができている状態ですね。
点状表層角膜症は上皮層の表皮細胞から翼状細胞の、分かりやすく言えば角膜のごく浅い部分にできた、小さな傷です。
原因としてはコンタクトレンズを長時間使っての酸素不足や目の乾燥している時に
コンタクトレンズのふちとかに汚れがついているとそれが擦れて傷がついてしまう。
症状としては目に異物感を感じますが症状が軽いと無症状です。
一晩、コンタクトレンズを外していると治りますが、原因がわからないと再発する。
角膜上皮びらん
角膜の上皮が剥がれた状態
点状表層角膜症の症状が悪化すると角膜上皮びらんになる
見た目はガラスをこすって出来た傷みたいな感じ
透明なプラスチックの板を紙やすりで少し削った感じが一番近いかも
角膜の表面には上皮層が5層あってその2~3層が剥がれた状態が角膜上皮びらん
白い混濁を発する角膜浸潤や角膜潰瘍になり、黒目に濁りが残ったり、視力低下や失明にいたることもあります。
角膜浸潤(かくまくしんじゅん)
角膜に傷がついてそれが炎症を起こしてしまった状態
角膜上皮や実質にダメージが及ぶ。
悪化すると角膜上皮がなくなりもっと深い層まで傷がつくと角膜潰瘍になる
そうすると激しい痛みと出血がある。
角膜侵潤の原因は汚れたコンタクトレンズを使ったり装用期間を越えて使用する
角膜が白くに濁りウイルスやカビ、アメーバなどの細菌が繁殖する恐れがある。
角膜潰瘍(かくまくかいよう)
巨大乳頭結膜炎(きょだいにゅうとうけつまくえん)
汚れたコンタクトレンズや試用期間を超えたコンタクトレンズを使っていると
コンタクトレンズの汚れが瞼の裏についてアレルギーを起こす
瞼の裏にぶつぶつができて目の痒みやコンタクトレンズがずれやすくなります。
コンタクトレンズの使用を止めて病院で治療すれば3ヶ月~半年で治るみたいです。
円錐角膜(えんすいかくまく)
角膜上皮が引っ張られて円錐みたいな形になってしまう
原因は不明、目をこすったりするとなりやすいというデータがある
急性角膜上皮浮腫(きゅうせいかくまくじょうひふしゅ)
コンタクトレンズの長期装用などで酸素が不足し、角膜上皮細胞が代謝障害を起こして、むくみ(=浮腫)が急に発症すること。
多くの場合、角膜上皮剥離を合併します。レンズをはずした直後、または数時間たった後に激しい痛み、まぶしさ、涙、異物感、視力低下が起こります。
まとめ
どの症状もコンタクトレンズを正しく使用しない事で起こります。
予防方法はコンタクトレンズの装用期間を守る事
ケア用品でしっかり洗浄したコンタクトレンズを使う事
後は、コンタクトレンズをつけたまま寝ない事
徹夜する時などはコンタクトレンズを外しメガネに切り替えるといいですよ
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ