雑用の基本であるお茶出し。
会社にお客様が来た時に気持ちよく
仕事の話ができるかはお茶出しにかかっていると言ったら過言かもしれないが
そのくらいつもりでやると上手くいくし面白い。
頻繁に会社に来るお客様と顔なじみなったりすると世界が広がるし、会社以外の仕事仲間、人脈を作ることができるかも。
とは言ってもお茶出しは基本静かに私語をせずに行うものなので臨機応変にやらないといけない。
基本的なお茶出しのマナー
◇手順
【お茶作り】
~お茶、本来の味を引き出す~
- 茶碗と急須を温めるためにお湯を注ぎ、数秒置いてから捨てる。
- 急須に人数分の茶葉を入れる。(小さじ1杯が1人分)
- 急須の約4分の1程度に冷水を注ぐ。
- お茶葉に30秒ほど時間を置く。(旨味を引き出すため)
- 熱めのお湯を急須に注ぐ。
- お茶葉に再び30秒ほど時間を置く。(旨味を引き出すため)
- お茶を湯飲みに注ぐ。お茶の濃さが均等になるように、少しずつ順番に注ぐ。湯飲みの7分目程度が目安。
- 湯飲みと茶たくを別々に用意し、お盆にのせる。
【お茶出し】
~静かに出し、静かに去る~
- ドアを2、3回軽くノックしてから入室する。
- 入室時に「失礼いたします」と言いながら軽く会釈する。
- お盆を持ってテーブルの端に置く。
- 湯飲みを茶たくにセットする。(お盆の上で行う)
- 両手でお茶を差し出しながら、「どうぞ」と一言添える。もし話し中なら、目礼をする。
- 退室時にドアの前で静かに一礼してから退室する。
これだけのことですが、上手くできる人は少ない。
新卒でこれができるとできる男、できる女に見られますよ。
お茶を出す順番
お茶を出す順番が肝心。
社内の人間だけの場合とお客さんが来ている時でお茶を出す順番は違う。
社内の人間だけの場合
上座から順番にお茶を出していきます。
上座というのは入口から遠い席の事ですね。
一般的に入口から近い方が下座、遠い方が上座になります。
上座に偉い人が座るのでまず上座からお茶を出しましょう。
お客様が来ている場合
お客様が来ている場合は先にお客様にお茶を出す
基本的にお客様を上座に座らせるので迷う事はないと思います。
どんな時も上座からお茶を出せばトラブルにならないと思います。
お茶を出すタイミング
社内の会議や商談など何かとのどが渇く
なのでなるべく早くお茶を出す事が重要。
お茶はなるべくすぐに出すべし。
カップの位置や向き
ものすごく細かい事ですがカップの位置やスプーンの向きについてです。
スプーンの柄は右に向ける。
こうすると持ちやすい。
おしぼりやお菓子を一緒に出す場合は
- おしぼりを右
- お茶(コーヒー)を真ん中
- お菓子を左
カップの向きは持ち手が右にくるようにします。
そうすればすぐにお茶が飲めるからだそうです。
日々の練習が大事
こういうマナーというか礼儀作法はすぐには身につかないので意識しながら仕事したり練習したりしましょう。
細かい事を言えば
- お盆は両手の高さ
- ふきんは必ず準備
- 茶碗と茶托は分けて乗せる
- お盆にたくさん物を載せない
後、お茶は必ずお客様から渡すお客様をたてること
お茶をテーブルに置くときは
お盆を一旦サイドテーブルなどに置き
それから茶托に茶碗を乗せ両手でテーブルに置く
その時の立ち位置はお客様と担当者の邪魔にならないようにする
一般的には斜め後ろから渡す
まとめ
お茶出しマナーもなかなか奥が深い。
正直、今まで書いたことを自然体でこなす人はなかなかいないと思う。
ただお茶を入れるだけでも細やかな気遣いと立ち振舞があるというのは面白い
お茶を美味しく淹れられるというのはそれだけで人生が豊かになりそう。
頑張ってマスターしよ
ではでは(^○^)ノシ
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