牛乳は体に悪い飲み物ですとネットに書かれていて正直、ショックな
@kesuikemayakuです、牛乳大好きな僕として何故、体に悪いのかその根拠が知りたかったのですが、どうもこの【牛乳体に悪い説】は賛否両論あるようです。
体に悪い説と体に良い説を比較しその根拠に迫ってみた。
牛乳が好きなので牛乳は体に良いという前提で書いてますので悪しからず。
目次
牛乳が体に悪いと言われるきっかけ
1998年に出版されたベンジャミンスポック博士の「スポック博士の育児書第7版」の中に「2歳になれば乳製品は必要ない」と書かれています
更に2005年に発売された新谷弘実氏の著書「病気にならない生き方」の中で、“牛乳が有害である”と書いており
新谷弘実氏の主張これが一気に日本で広まったので牛乳は体に悪いと言われるようになってしまったのです。
ベンジャミンスポック博士はアメリカの育児書の世界的権威でマクロビを実践している人です。
新谷弘実もアメリカのイェシーバー大学アルベルト・アインシュタイン医学校外科学教授で、胃腸内視鏡の分野の医師である。
こういう権威ある人が発言するとそうなのかな?という風に感じてしまいますね。
体に有害だという説の根拠はこれです。
- 牛乳は牛の血液だから飲むのは不自然
- 飽和脂肪酸や化学物質がたくさん
- 牛乳のタンパク質は人間の組成が違うから体の負担になる
- 日本人乳糖を分解できない「乳糖不耐症」の人が多い
- アレルギーの原因
- カルシウムの過剰摂取に骨粗鬆症
確かに説得力のある説かもしれませんしかし、よくよく調べていけばちょっと不自然な気がしますね。
牛乳は牛の血液だから飲むのは不自然
反対派からよく言われる意見ですね、そもそも他の動物は異種族のお乳を飲まないだろう
そんな事をしているのは人間だけ!もしもお乳が体にいいものならライオンは草食動物のお乳を吸っているはず
という意見です、まあ確かにお乳は吸いませんが血は舐めているはずです。
お乳になる前の血を肉食動物は舐めて摂取しているはずです。
なのでこの理論はちょっと説得力に欠けると思います。
飽和脂肪酸や化学物質がたくさん
飽和脂肪酸や化学物質がたくさんというのは乳牛には抗生物質や牛の食べ物には残留農薬があるかもしれない
ストレスフルな環境でクスリ漬けな牛から絞った牛乳が体にいいわけがない
という意見には反論を返せないところなんですが飽和脂肪酸がたくさん入っているというのは反論できます。
100gの牛乳に含まれる飽和脂肪酸の量は2.3gです。
コップ1杯の牛乳で大体200mlなので飽和脂肪酸の量は4.6gになります。
牛乳はガブガブと10杯~20杯と飲むものじゃないので心配する方が無駄な気がします。
牛乳のタンパク質は人間の組成が違うから体の負担になる
牛乳のたんぱく質は母乳の3倍多いと言われており、高たんぱく食品です。
この為動物性食品からとったタンパク質は腸に余分な作業をさせるため体の負担になっているのだそうです。
牛乳は胃に入ると胃酸と反応して固まってしまう、牛乳のタンパク質「カゼイン」は酸性の物に触れると固まる性質がある。
牛乳にお酢を入れると固まるのと一緒です。このタンパク質は消化が良くないのは確かです。
胃袋から大腸に至るまでにタンパク質は酵素によってアミノ酸に分解されます。
その作業が遅くなるというだけの話です。
逆を言えばその分腹持ちもいいという事になるのではないでしょうか?
牛乳のタンパク質は良質で胃や肝臓を修復してくれるそうです。
牛乳のタンパク質は胃袋や肝臓に優しい食品と言えます。
アレルギーの原因
牛乳は消化吸収するのに負担が大きい食物なので赤ちゃんの頃は腸、内蔵が未発達なため
牛乳に含まれるタンパク質を異物として拒絶していまうアレルギー反応が出てしまう事が多いそうです。
ただ、これも大体、3歳くらいには治るようです。
大人の牛乳アレルギーはそういう体質だったという事ではないでしょうか?
カルシウムの過剰摂取に骨粗鬆症
牛乳はカルシウムの吸収率が良いそうですがそれが逆に骨粗鬆症の原因になると言われています。
というのも血液中のカルシウムを一定に保とうとする機能が余計なカルシウムを除去してしまう。
その時に本来なら必要なカルシウムまで排出してしまい、いざカルシウムが必要になった時に足りなくて
骨を脱灰、分解してカルシウムを作るから牛乳は体に悪いと主張しています。
確かに過剰摂取しやすいのでしょうが牛乳に含まれるカルシウムは100g辺り110mgでコップ1杯で大体220mgです。
いくら急激に血液中のカルシウムが増えたからと言って影響はなさそうな気がします。
もちろん食べ過ぎは禁物、成人なら1日700mgくらいのカルシウムが必要なんですが
過剰摂取による過剰排出があっても他の食材でカルシウムは補えるはず。
あんまり目くじら立てて警戒するような事じゃないと思います。
牛乳が体に良い!
牛乳は栄養豊富で特にタンパク質やカルシウムなどが豊富
高カロリーな食品ではありますがそれでも手軽にタンパク質を摂取できるのはいい
牛乳に含まれる栄養素は、カルシウムやビタミン、ミネラル(カリウム、リン、マグネシウム)、たんぱく質、炭水化物、脂質などをバランスよく含んでいます。
この栄養バランスがとてもいい優秀な食品。
ラクターゼがない?乳糖が分解できない?
乳糖を分解するラクターゼが必要、赤ちゃんにとってとても大切な酵素、離乳食になる頃にはラクターゼは減っていきます。
何故かというと母乳を全て糖分にする必要がなくなるというわけです。
乳糖を分解して糖分に変える、ラクターゼが大人になると少なくなるそうですが
ラクターゼがなくても乳糖は善玉菌のエサになります。
つまり、お腹の調子を整える働きがあるようなのです。
日本人の10人に1人は乳糖不耐症?
牛乳は体に悪いと主張する人の中でもとんでも理論なのが日本人の10人に1人は乳糖不耐症だという主張です。
そんな状況だとしたら偉い事です。
でも、実際に10人1人も乳糖不耐症の人がいたら自分の周りに1人くらいはアイスクリームやシチューが食べれない人がいるはずです。
でもそういう人っていないんですよね(^_^;)
あまりにも説得力がない。
牛乳はで下痢をするのは?
牛乳を飲むと下痢をする体質の人もいます。
これは大量に牛乳を飲んだからど思います。
もしくは冷たい牛乳でお腹が冷えてしまったためですね。
なんで下痢するから体に良くないとも言えないわけです。
まとめ
牛乳は消化は遅いけど栄養の吸収率は良く
分解できない乳糖は腸内細菌のエサになるので腸内の環境が良くなる。
栄養バランスもとてもいい食品なのでおすすめですよ
ではでは(^ω^)ノシ
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