アニメ終物語を第1話見ましたがいいですね。
第1話はややミステリー風というかわかりにくい構成になってましたが。
小説版だと忍野扇に対する阿良々木暦の態度というか対応がおかしいのに気がつくはずなんだけどアニメだと分かりづらい。
終物語は徹頭徹尾、阿良々木暦の話、忍野扇というフィルターを通して阿良々木暦を推し量る物語。
原作を読んだだけだから偉そうな事は言えないけどね(^○^)
今回は阿良々木暦くんが謎の教室に閉じ込められてしまうという話。
その教室である事件を回想する。
阿良々木暦のトラウマに迫る話
「僕は何も思い出しちゃいない、忘れた事なんてないからだ」
そんなくだりで始まる過去の事件。
頭が良くて、正義感の強い少女が開いた学級会。
数学のテストでカンニングが行われていた。
「犯人を見つけるまで帰さない」
そう宣言して始まる不毛な話し合い
学級会の進行は結構、雑な構成でキャラクター紹介とかもなしだからちょっと置いてけぼりなんですよね。
学級会の終わりはだいたい多数決なんだけど
多数決って基本、良いものを選ぶ場合に使われるもんじゃないと破綻するシステムなんだな。
良い物の中から1番良い物を選ぶ
これが多数決の良い使い方。
多数決の間違った使い方
多数決で罪人を決めてはならない
そう感じるお話。
話のオチというかなんのためにカンニングが起きたのか?
それを考えれば話は簡単。
阿良々木暦くんが明言を避けたというか雑に扱われた犯人は誰か?
アニメだとさっくりすぎるけど担任の先生が犯人。
生徒がテスト内容を盗んで勉強会のメンバーに教えるより、先生がさりげなくテストの問題を教えていたという話。
それだけなら阿良々木暦は担任を軽蔑しなかったと思うけど、あの行為は僕も軽蔑する。
もう一つこの話では忍野扇が阿良々木暦を追い詰めていく感じは得体の知れない感じがして怖い。
アニメ版だとかなり強調されている感じ。
阿良々木暦に思い出せ!答えを見つけろと相棒のような立ち位置にいながらむしろ敵のような振る舞いをするからな。
阿良々木暦に対する態度は馴れなれしいを通り越して過剰なスキンシップ
それに対してなんのリアクションもない阿良々木暦さん、これはおかしいぜ
あの変態紳士が後輩に後ろからハグされてリアクションなしのシリアス状態のままなんて。
とまあこんな感じで面白おかしく観れた
老倉育さんが意外なほど美少女していて実に良い。
次の話でも老倉育さんは登場する。
次回はどんな感じで阿良々木暦が追い詰められるか楽しみ。
終物語は徹頭徹尾、阿良々木暦が許されたい物語
ではでは(^○^)ノシ
ネタバレは下へ
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忍野扇の正体は阿良々木暦が作り出した影みたいなもの。
阿良々木暦は自分が関わった事件や吸血鬼の事で罰を受けたいと願っている
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