宇宙や極地好きな方にはたまらないスポットをご紹介します。
それが南米チリに広がるアタカマ砂漠。
実はここ、科学者たちが「地球上で火星に近い場所」と呼ぶほど、火星にそっくりな環境なんです。
今回は、
なぜアタカマが火星に似ているのか?
実際に行われた火星探査シミュレーション実験
火星感バツグンの撮影スポットTOP3
まで、火星好きにも旅行好きにも楽しんでもらえる内容でまとめました!
アタカマ砂漠と火星の共通点 TOP5
1. 超乾燥環境
アタカマは世界でもトップクラスの乾燥地帯。
場所によっては数年間、雨が降らないことも。火星も極度の乾燥世界なので、まさにそっくり。
2. 強烈な紫外線と宇宙線
オゾン層が薄い高地アタカマでは紫外線がビシビシ降り注ぎます。
火星も大気が薄いため、地表は常に紫外線の直撃状態。
3. 塩分たっぷりの土壌
アタカマの土は塩分や硝酸塩たっぷり。これまた火星の土壌と似ていて、どちらも生命にとっては過酷な環境。
4. 有機物がほとんどゼロ
地球なのに、アタカマの土壌からは有機物ほぼ検出なし。火星探査で有機物を探す難しさが体感できる場所。
5. 極端な温度変化
日中と夜間の温度差が激しいのも共通点。火星表面も昼夜で100℃以上の差があることも。
アタカマで行われた火星探査シミュレーション実験 TOP3
1. NASAのローバーテスト
火星探査ローバーのナビや走行テストが行われています。
アタカマの岩だらけ地形は、火星ミッション直前の最終チェックにも使われます。
6輪の車両で非常にかっこいいデザインですね
おもちゃ、レゴなんかで火星探査ローバーがあったりします。
2. 生命探査技術の実証実験
NASA、ESA、DLRなどが共同で、火星類似環境下での生命の兆候探査機器をテスト。
難易度MAXの環境でバイオシグネチャー探しに挑戦。
3. 大気&UV耐性実験
ESAなどが行った、紫外線直撃環境下で微生物耐性を試す実験。
結果、アタカマ表面では生命はほぼ生存不可と実証。
火星みたいな景色が撮れるアタカマTOP3スポット
1. バジェ・デ・ラ・ルナ(月の谷)
赤土、塩の層、夕暮れの赤が混じると本物の火星のような絶景。夕方がおすすめ。
2. ヴァッレデラムエルテ(死の谷)
岩山と砂丘が連続する、SF映画のロケ地感満載。強風の日は火星探査気分MAX。
3. ユンガイ地域
科学者たちが使う本格火星類似フィールド。
赤茶けた岩と荒涼たる大地がNASA探査機目線で撮れる。
ここまで火星に近いと聞かされると実際に見てみたくなりますね!
アダカマ砂漠は観光できるのか?
しかも、アタカマ砂漠は観光スポットとしても超人気なんですよ。
アタカマ砂漠は観光OK!おすすめポイントは?
✅ 拠点は「サン・ペドロ・デ・アタカマ」
アタカマ観光のベースになる町。
小さくて可愛いオアシスのような町で、観光客向けの宿、ツアー会社、カフェ、レストランも充実。
観光できる人気スポット
1. バジェ・デ・ラ・ルナ(月の谷)
アタカマ観光のド定番。
夕暮れ時のツアーが特に人気で、まさに「地球じゃない世界」にいる気分。
2. 塩湖(サラール・デ・アタカマ)
フラミンゴが見れる塩湖。
火星というよりは「水のない死海」っぽい絶景。
3. タティオ間欠泉群
世界屈指の高地間欠泉。
朝一番(氷点下)の湯気が幻想的で、これまた異世界感。
4. 星空観察ツアー
世界屈指のクリアな空。
望遠鏡ツアーはアタカマ名物。まるで宇宙空間に浮かぶ感覚。
5. 砂丘アクティビティ(サンドボードなど)
死の谷で火星探査隊ごっこしながらサンドボードも楽しめます。
✅ 注意点(観光でも火星気分を味わえる理由)
空気が超乾燥 → 水分補給は必須。
紫外線がヤバい → 日焼け止め必須。
高地(標高2,400m〜4,500m) → 高山病対策を忘れずに。
夜は氷点下 → 服装は冬装備レベル。
ツアー事情
現地ツアーはめっちゃ豊富。英語・スペイン語対応あり。
日本語ガイドツアーは少なめだけど、たまにあります。
日帰りツアーから、がっつり探検系ツアーまで幅広く選べる。
つまり、
アタカマ砂漠は誰でも安全に「地球で火星旅行」ができる場所なんですね。
まとめ
アタカマ砂漠は単なる観光地ではなく、火星探査の最前線でもあり、地球上で火星気分を満喫できる場所です。
探査好き、写真好き、アウトドア好き、どんな人にもワクワクする体験が待ってますよ。
ではでは(^ω^)ノシ
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