自転車のタイヤってインチで表記されますがこれって何故なのでしょうか?
自転車の寸法を表記する時もほとんどがcmで表示するのに
タイヤだけインチで表示しています。
これが非常に面倒くさいというか一つだけ単位が違うとかややこしいですね
とりあえずインチをcmに直すプログラムがこちら
インチをセンチメートルに変換する
ちなみにインチの長さに 2.54 をかけるとcmになる。
タイヤの表記がインチの理由
自転車が誕生したのはイギリスでした
イギリスがインチを長さの単位として使っているため
タイヤのサイズはインチで表示されている。
日本がイギリスの規格に合わせたというわけです。
国際規格としてタイヤはインチ表示になっている
タイヤの大きさを表す時に使われるのがインチ、これは自動車も同じ
タイヤサイズの種類
6インチサイズから36インチサイズまで40種類以上存在する。
しかし、実際に日本で使われているサイズは
- 幼児用は14~18インチ
- 子供用が20~26インチ
- 大人用が26以上
という感じですね
フランス規格はミリで表記
フランス規格はタイヤ外径をミリメートルで表示し
タイヤの太さはA・B・Cという記号で表記します。
インチ表記と混在すると逆に面倒くさい感じがしますね
ちなみに26×1 3/8 はフランスの規格だと650A
微妙に寸法が違うので互換性がない場合があるので要注意
タイヤの規格をまとめると
自転車のタイヤ規格にはいくつかの異なる標準があります。以下に主な規格を紹介します:
1. インチ表記
伝統的なインチ表記は、タイヤの直径と幅をインチで表します。
例えば、「26 x 1.75」は直径26インチ、幅1.75インチのタイヤを意味します。
2. ISO/ETRTO(ミリメートル表記)
ISO(国際標準化機構)やETRTO(欧州タイヤ・リム技術機構)規格は、タイヤのビードシート直径(内径)と幅をミリメートルで表します。
例えば、「559-47」はビードシート直径559mm、幅47mmのタイヤを意味します。
これはインチ表記の「26 x 1.75」に相当します。
3. フランス式表記
フランス式表記は、タイヤの外径をセンチメートルで、幅をミリメートルで表します。
例えば、「700C x 35」は、直径700mmのリム(Cはリムの高さ)に対応し、幅が35mmのタイヤを意味します。
700Cはロードバイクで一般的に使用されるサイズです。
4. 英式表記
英式表記は、外径と内径の両方をインチで表しますが、標記方法が異なります。
例えば、「28 x 1 1/2 x 1 3/4」は外径が28インチ、タイヤの断面高さが1 1/2インチ、幅が1 3/4インチを意味します。
主なタイヤサイズの例
- 26インチ(マウンテンバイク)
- インチ表記:26 x 1.95
- ISO/ETRTO表記:559-50
- 700C(ロードバイク)
- フランス式表記:700 x 25C
- ISO/ETRTO表記:622-25
- 29インチ(マウンテンバイク、700Cと同じリム径)
- インチ表記:29 x 2.1
- ISO/ETRTO表記:622-53
- 27.5インチ(650B、マウンテンバイク)
- インチ表記:27.5 x 2.1
- ISO/ETRTO表記:584-53
規格の選び方
自転車の用途や走行環境に応じて、適切なタイヤサイズを選ぶことが重要です。
また、互換性のあるリムサイズを確認するために、ISO/ETRTO規格を参考にすることが推奨されます。
ロードバイクなどはフランス表記が多い
シティサイクル、いわゆるママチャリではインチ表記が多いけど
ロードバイクなどはフランス表記である事が多いみたいです。
単純にセンチメートルとかミリメートルで表記されたほうが分かりやすいからいいのですが
同じメーカーでもマウンテンバイクはインチで表記したりします。
実はロードバイクはヨーロッパが強いのでタイヤのサイズはフランス式で表記されているようです。
サイズ感が同じでもインチのタイヤとは互換性がないので要注意ですね。
まとめ
自転車のタイヤサイズがインチなのはイギリスの影響
しかし、ロードバイクはヨーロッパが強いためフランス式で表記される事が多い
ママチャリやマウンテンバイクなどはインチで表記されるがロードバイクなどはフランス式で表記される
ややこしいから統一、、、インチで慣れてしまうとそれもややこしいのか
ではでは(^ω^)ノシ
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