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ガラス瓶の底についてるギザギザは何?

ビール瓶などの底を見てみるとギザギザとした模様が入っています。

ジャムやコショウの瓶などにもギザギザとした模様が入ってる

 

 

形はいろいろあれど

必ず入ってる模様になんの意味があるのでしょうか?

 

転倒防止するため?滑り止め?などなどいろいろ憶測が混じりますが実は違います

このギザギザの事をナーリングというそうですよ

 

 

 

瓶底にギザギザがある理由

ギザギザがある理由はなんと瓶が割れないようにするためです。

ガラス瓶は珪砂(けいしゃ)、ソーダ灰(ばい)、石灰石の3つを1500℃で溶かして加工します。

工場だと型取りしたものをベルトコンベアで運びます。

この時、ギザギザがないと僅かな傷によって割れてしまう

 

 

1500℃に熱したガラスというのは柔らかくて脆いものなのです。

ベルトコンベアの僅かな振動でも傷がつきそこから割れてしまう

 

ベルトコンベアとの接触傷をギザギザの部分に集中させる事で瓶が割れるのを防いでいる

 

 

もう一つの理由は滑りやすくするため

ベルトコンベアでスムーズに運ばれるために接地面積を減らす事で滑りやすくしています

ベルトコンベアで瓶を押し出す必要がありその時にギザギザがないと滑りにくくスムーズに製造ラインが回らないという事ですね

 

 

 

ナーリング加工は必須

瓶底にギザギザをつける加工をナーリングというそうです。

ジャムやコショウの瓶の他にビール瓶などにも施されます。

 

ビール瓶などは全体的にザラザラとしたナーリングが施されていて

瓶同士がこすれても大丈夫なように作られているそうです。

 

 

 

裏技、瓶底で固まったスパイスを取る方法とは?

コショウなどのスパイスが瓶の底で固まってしまう事ってあると思いますが

そんなコショウをきれいに取る方法として瓶底のギザギザを使います

 

2つの瓶を用意して瓶底同士、ギザギザをこすり合わせると固まっていた粉がサラサラになって取りやすくなります。

ぜひお試しあれ

 

 

まとめ

瓶の底に必ずあるギザギザはナーリングという加工で工場で瓶を製造した場合は必ずつけられる

製造ラインのベルトコンベアで運ばれるときに

 

  • 傷がついて割れないように
  • 製造ラインで瓶が滑りやすいように

 

という理由でナーリングされています。

また、ビール瓶など瓶全体がザラザラしているのもナーリングの一種です。

 

ちょっとしたデザインにも意味が隠されているんですね

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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