よく昔から伝わる古武術の体捌き
日本古来の動き方を体得しようなんて謳い文句があったりします。
ですが体の使い方と言ってる時点でそれは技であり技術です。
技術という事は心技体の体ではない。
スポーツや格闘技において現代は筋肉至上主義と言っても過言じゃない
もちろん筋肉を鍛える事も重要ですが他にも骨や血管、神経なども同じように重要です。
筋力トレーニングのように一部の筋肉だけを動かす鍛錬以外に筋肉を連動させるトレーニングも必要です。
また、関節をどう動かすか?
肩甲骨はがしなんてのも最近、聞くようになりましたが関節を一つ一つ使いこなす事が重要
実戦では使えない動き
古武術には実戦では使えない動きというのが鍛錬に組み込まれていたりします。
武術の型なんかではどう考えても実戦ではしない動きがあったりする。
これは技の威力を養うためであったり
特殊な動かし方をして運動神経を養うためではないかと考察します。
人間の体というのは本当は動く構造なのに動かなくなっている関節がそこそこある。
そういった関節を動かせるようにするためのトレーニングが必要という事ですね。
多くの関節を使うほど動きは小さくなり負担が減る
大股に名人(達人)なしと言われるように少ない関節で歩く人に達人はいません。
これは使う関節が多いほど動きが小さくなる(見える)からです。
例えば手首を回す運動をする時でも手首だけを動かすとぎこちないし遅い
しかし肘や肩、肩甲骨などの関節を使う早くなめらかに使えます。
また、関節を使うという事は筋肉を使うという事です。
つまり、より強い力が出せるという事ですね。
人体にはほとんど動かない関節もありますがそのような関節が動かせるようになるとより強い力が出せるようになります。
この筋トレで培う運動神経とは真逆と言えますね
大きく腰を回すとか肩を思い切り前に出してパンチするなど格闘技的な動きと武術の動きが全く違うものになるのはこのためです。
素振り、型など基礎的な動きに秘密が隠されている可能性
各流派で基礎稽古というのがあります。
この基礎稽古こそ人体を開発するための稽古が含まれている可能性があります。
それに気がつくか気が付かないかで稽古の効率は変わるはずです。
剣道の素振りや空手の正拳突きなど、柔道の打ち込み稽古など
基礎稽古が体を変えるための稽古ではなかろうか?
こういった稽古をする時は丁寧に体と対話しながらやるのがベストです。
足さばきや体捌きなどの基本こそ重要であり工夫するべきポイントです。