
何かと比較されがちな剣道と剣術、剣道は各剣術の流派が同じルールで試合をするために作られたものであり
剣道は竹刀に特化してしまっている。
そのため剣術とは基礎は同じであるが剣道では使われない技が存在したり組討術を含めて剣道であるという流派もある。
剣道とは
明治時代以降、各流派の剣術を集めて作られた剣道
撃剣興行から発展したとも言われている。
竹刀で戦うため日本刀よりも軽くて速い攻防が見れると言われている。
正眼の構えが主流であり、上段の構え、下段の構えなどはたまに使う人がいる
八相の構えや脇構えも伝えられているが甲冑を前提とした構えであり剣道では使われない。
日本刀で戦う事を前提とした剣術
当たり前の前提だけど剣術は日本刀で戦う事を前提にしている。
そのため竹刀で戦う剣道とは違う術理もある。
例えば剣道で鍔迫り合いの時に面垂れに竹刀がぶつかったりするが
剣術の場合、それは立派な攻撃になる。
つまり日本刀が肩に当たっている状態だからです。
素肌剣術、鎧を着ていない前提であれば十分な攻撃と言えます。
また剣道のように面・小手・胴・突きのように決まった場所を斬る必要はない
急所はたくさんあるし、肘や指、関節の継ぎ目みたいな場所、甲冑の隙間になりうる場所も攻撃可能だ
相手に刀を接触させてから押すか引くかすればそれが攻撃になるのが剣術
剣道の場合、それが一本になる事はない有効打突にはならない
組討もあり
剣道では相手を投げたりは出来ないが剣術では足払いなどの技もあり
警察の剣道では足払いが残っているがそれ以外にも相手を崩し投げてから斬る技術があった。
刀の柄頭を使った攻撃や手を刀の峰において斬る攻撃などバリエーションは剣道の比ではない。
投げたり関節を決めたりする事もあり
剣道のように打突がメインではない。
組討も警戒すると足幅や重心が変わってくる事もある。
剣道は実戦で使えないのか?
そう問われたらそれは違うと言えます。
竹刀のように日本刀が振り回せるわけがないなんて意見もありますが
そんなの稽古が足りないやつの言い訳ですからね
剣道の技術でも実戦で使えるというのは当たり前です。
結局のところ棒を振り回す技術である事は変わりないわけです。
刀が切れなくなっていたり各流派の危険な技を除けば剣道のような形になる。
決して剣道は役に立たないという事はない。
剣道で打突をメインとした攻撃方法も甲冑を想定しているならあり
鎧の隙間がない事が前提になりますが。
現在の剣術が実戦で役に立つか?
これについては稽古のやり方にもよる
試合形式の稽古をやらずに型稽古や巻藁を斬るだけの稽古であれば
実戦で使えるかというと微妙になる。
日本刀の扱いが上手いだけで自由に動けない、好きなタイミングで刀を振れないし
約束通り相手が動かないという状況に慣れていないと難しい
そういう意味で剣道の地稽古などは有効
型稽古ばかりの剣術であればそれだけでは役に立たないだろう