
武道に筋トレは必要かと聞かれたら筆者は必要だと答えます
筋肉を強くするというのは手っ取り早く強くなる方法だからです。
基本的に筋肉、骨、腱、神経、靭帯などなど
強いほうがいいのは誰でも分かる事です。
問題なのは筋トレがなぜ不要だと言われてしまうのか?
昔は筋トレが必要ないほど組手をした?
昔は筋トレが必要ないほど組手をしていたのではないだろうか?
柔道でいう乱取りをひたすら行ったから筋トレをする必要がなかった
技に必要な筋肉だけを鍛える事ができるというメリットがあった
しかし、怪我をしやすいなどのデメリットもあるだろう。
筋トレと武道の技は正反対
筋トレというのは基本的にバーベルやダンベルを使った場合
一部の筋肉を収縮させる動きになります
例えばダンベルカールは上腕二頭筋を鍛える種目ですが
上腕二頭筋だけが太くなります。
武道、武術の技は筋肉を連動させる複雑な動きが多い
複雑な動きで強い力を出すため筋トレみたいな一つの部位だけを動かす動きを覚えると技が弱くなってしまう可能性があるのかもしれない
筋トレのビッグ3が正解じゃない
ビッグ3とは
- 「ベンチプレス」
- 「スクワット」
- 「デッドリフト」
この3種目であり、体を大きくするならとりあえずこの3種目だけを行えばいいとされています。
しかし武道で使う動きは複雑なためこの3種目だけでは使う筋肉を鍛えきれない可能性は高い
大胸筋や大腿四頭筋、広背筋ばかり大きくしても実際の運動では使えないからです。
もちろん、手っ取り早く強くなるにはビッグ3は有効な種目ですがそればかりをしても効果は薄い
いろいろなトレーニングを行い隅々まで鍛える事が重要。
自重トレーニングによる複雑な動きをする筋トレなども有効です。
筋力、筋持久力、瞬発力
筋トレで養えるのは単純な筋肥大による筋力以外にも
長時間、筋力を発揮する筋持久力、素早く筋肉を収縮させる瞬発力
筋持久力を鍛える筋トレと瞬発力を鍛える筋トレは全くの別物
筋持久力ばかり鍛えても瞬発力は大幅に強化されたりしない。
武道や格闘技、スポーツで使う能力は種目ごとに違う
瞬発力や筋持久力は必ず必要になるが鍛え方によっては瞬発力を損なったり筋持久力がなかったりするなんて事もある
そういった鍛え方をしてしまうなら筋トレはいらないとなる。
体力を養うのに必要
筋力というのは必要不可欠であり筋トレをする事で持久力や瞬発力が向上するのは確かです。
だから全く不要であるとは言えない
組手で体力を作ろうとすると怪我も多くなるかもしれないので筋トレは効率がよいとすら言える。
スタミナや単純なパワーが身につくのは武道、格闘技にとってプラスである。
技にも筋肉は必要
技と言っても筋肉は絶対に必要、体を動かす限り
骨、筋肉、腱、靭帯、神経などなどいろいろな要素が必要になる。
筋トレは骨や筋肉、腱などにも刺激を加える事ができる。
姿勢を整えたり重心を素早く落としたり筋肉が発達していれば威力が倍増したり
技ができるようになったりする事もある。
技をかけるにしても自分の体が技に耐えられないなら意味がないわけです。
筋トレによって必要な筋肉を鍛えるのは有効な手段。
過剰な筋肉はいらない
過剰な筋肉というのは筋肉が大きく過ぎて可動域を狭めていたり
ステロイドで無理やり膨らませた筋肉です。
ステロイドで無理やり大きくしても骨はスカスカになるし皮膚は成長が追いつかないなどの問題が出るから危険です。
ボディビルダーやパワーリフターなど筋肉が大きすぎて動きが大雑把になっているようなら
そんな筋肉は不要です。
そこまで過剰な筋肉をつけるというのは難しいし格闘技や武道で使うための筋肉であればそこまで鍛えない
鍛えていると思わせない
昔の武士は筋肉の動きから相手の動きを察知できた
そのため過剰な筋肉を嫌うというかアウターマッスルよりもインナーマッスルの方を重視しているように感じます
筋トレだと筋肉が大きくなりやすい反面、動きが読まれやすくなるから筋トレを嫌うという可能性もあります。
インナーマッスルは体を支える筋肉であり小さいけれど重要な役割を持っています。
結論
筋トレは技を使える体を作るのに有効
故に筋トレは必要である
ただし、技に必要な筋肉を鍛えずにビッグ3ばかりをしてしまうなど
間違った鍛え方はNG
基本的に足りない筋肉を鍛えて太くする事が重要になる。
組手だけで体を作ろうとすると怪我のリスクもあるから難しい
また、過剰に鍛えて関節の可動域が狭くなったりステロイドを打って筋肉はムキムキでも骨はスカスカになったら意味がない
筋トレに関しては別のブログで執筆しています。