武道において腰を入れるとか腰を落とすなんて表現で指導される事がある
しかし、腰を落とすというのはどういう事だろうか?
単純に重心を落とす事なのだろうか?
一般的に腰を落とすといえば重心を下げる
足幅を広げて膝を曲げる事で腰が物理的に下へ落ちる状態の事を言っています。
でも、この姿勢が良くないと筆者は思っています。
良くないというかこの姿勢が腰を落とすと表現されるのは良くない。
なぜこの姿勢が良くないのか?
腰を落とすというのはスクワットを試合中にしているようなもの
サッカーやバスケなど脚を肩幅よりも広げて膝を曲げて重心を落とすような姿勢になる。
威圧感があり一歩が大きくなるためデフェンスに優れている姿勢だ。
しかし、長時間そのような姿勢を取るのは良くない
重心が低くなりすぎると前ももに大きな負荷がかかるし膝を悪くする可能性が高い
野球などで腰を低くしすぎるとボールをキャッチした後の行動が遅くなってしまうなどのデメリットがある。
そもそも誤解?膝を曲げる事ではない?
日本舞踊だと腰を落とすとか腰を入れると言った場合
膝を曲げるのでは腰を地面に近づけるイメージという解説をされていました。
腰を落とすというのは筆者が思うに
骨盤を大腿骨に近づける動作
腰を太ももに近づける動作と言えばいいでしょうか?
骨盤から大腿骨、太ももの骨がついています。
その関節を近づける事で腰が安定する。
重心を下げる、つまり膝を曲げて肩幅よりも広い足幅にするという感じではない
全くの別概念と言っていい
丹田を下げるなんて表現もされていますが文字通りと言っていい
関節の構造的にも腰を太ももに近づける事は可能です。
筆者は腰を落とす時、膝を曲げずに腰を落とすというイメージですね。
腰と内ももに力が入るような感じ、ギアチェンジしたような感覚と言えばいいだろうか?
最初は膝が動いてしまうだろうけど、慣れれば膝はほとんど動かさずに腰を落とすができる。
ハムストリングス、内転筋に力が入る
腰を落とすと内転筋やハムストリングスに力が入る
というよりもきちん腰から動けるようになる。
お尻やもも裏、内転筋が動くようになり刺激が入った分、ふらふらしない感じになります。
腰が安定するしハムストリングや内転筋を意識的に使えるようになるので足腰は強くなります。
重心の位置が高くても腰は落とせる
股関節の操作だから端から見たらほとんど変化が分からないかもしれない
だが、股関節を操作して骨盤を落とす事で内転筋やハムストリングを収縮させやすくするという
身体操作だとしたら腰を落とすという言葉は全く違う概念になりますね。