
脱力とは力が抜けている事と思われますが武道における脱力とは少しニュアンスが違います
武道、武術、スポーツなどで言う脱力というのは
無駄な力が抜けている事です。
スポーツなどでは前進の筋肉を連動させて力を発揮する事が多い
それを妨げるのが無駄な力みです。
力んでいるところから更に力をいれる事はできないし関節をロックしてしまう事もある。
全身運動の弊害にもなりうる
無駄な力とは?
スポーツにおいて無駄な力というのは力みです。
速いボールを投げようとして力んだらスピードが落ちるなんてのはよくある話
問題なのは無駄な筋力を使っている事
例えばドアノブを捻るのに上腕二頭筋をバキバキに緊張させる必要はない
必要最低限の力でいい
力みというのは曲げるでも伸ばすでもなく固める事だと筆者は思っています。
つまり関節を固めてしまう全身運動でそれは致命的なロスになりうる
やっかいなのは力みというのはやっている感、ガンバってる感を感じられてしまう事だろう。
普段から我々は力んでいる
大人になるにつれて人間の体はクセがつく
体は歪みバランスが崩れてしまいがち
大人なると逆上がりができなくなるとか子供の頃は出来ていた運動が大人になると出来ないというのは
筋力の衰え以外にも関節が上手く動いていなかったり体のバランスが崩れているからです。
立っているだけでも力みが出てしまう
それを脳が知覚していないだけに過ぎない
脳に脱力を覚えさせる事が重要になる。
力が抜けているとは
余計な力が入っていない状態というのはかなり難しい
脱力しているという事は体が動く事、関節を固めない事
それは赤ちゃんのように立つという感覚を養う必要がある
赤ちゃんは筋肉を緊張させて立っていない
絶妙なバランス感覚で立っている
地面に立っていると言っても筋力で立つのとバランス感覚で立つのは違う
少しでもバランスが崩れたら体は前に倒れたり後ろに倒れたりする
それを筋肉で持ち直すという事を繰り返す
そうしてバランス感覚を磨いて足から無駄な緊張を抜く必要がある
いわゆる骨で立つ状態を作るという事です。
足というデカい筋肉から緊張が抜けるのは非常に大きい
力みがなくなるか技を使う時の筋出力が大きくなるというわけです。
体を順番に力ませる
脱力を感じるには一旦、体に力を入れる必要がある
限界まで力んで力を抜く事で脱力の感覚を覚える。
体を順番に力ませるというのは例えば
指先→手首→肘→肩→胸→腹→脚
という風に順繰りと力をいれる
逆にして
脚→腹→胸→肩→肘→手首→指先
腹→(肩とお尻)→(肘と膝)→(手首と足首)
このようにどこから始まってどこで終わるのかを決めて力ませ緩める
重要なのは関節が固まったり緩んだりするのが分かるようになる事です。
インナーマッスルに力を入れよう
インナーマッスルとかローカルマッスルに力を入れるべし
体の奥にある筋肉は骨格を支える重要な筋肉
インナーマッスルが衰えるから人は腰が曲がったりする。
そんな深層筋を動かす方法がある。
それは
指先を目一杯ひろげる事
全力で指と指の間を広げてください
それを止めた時に筋力が働いている事に気がつくはずです。
こういうインナーマッスルにアプローチするスイッチは
- あご(噛む)
- 舌(力を入れる)
- 手の指(思い切りパー)
- 足の指(思い切りパー)
指を曲げても全身に作用しないが指を広げた時は体に力が入っているのが感じられる。
深層筋にアプローチする事で動いていない時、表層筋は力を入れなくても良くなる