お酒を飲みすぎて悪酔いしたとか次の日に二日酔いをしたなんてよく聞く話です。
悪酔いと二日酔いの違いって分かりますか?
ちなみに英語だと、どちらも【hangover】でした。
単純にお酒を飲みすぎてしまったのはどちらも同じ。
飲み方が違うのか、それともお酒の種類なのか?それとも体質?
悪酔いと二日酔い、どういうニュアンスで使われるのでしょうか?
悪酔いって?
別名は宿酔(しゅくすい)とも言われます。
短時間にアルコールを飲みすぎてしまうと起こる症状。
2~6時間くらいで症状が出るのを悪酔いって言います。
血中にアセトアルデヒドが増えすぎてしまう事で起きる。
急性アルコール中毒ほどの症状ではありませんが頭痛や気持ち悪くなったりする。
主な症状は
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
- イライラ
- 寒気
- 気分の落ち込み
原因はアセトアルデヒドという成分が血中に一定量を超えてしまったからです。
お酒をチャンポン(数種類のお酒を飲む行為)で飲むとなりやすいみたいな話がありますが
単純にいろんな度数のお酒があるから摂取するアルコールの量を上手くコントロールできていないだけ。
ちなみに大きなストレスを抱えている人は代謝機能が落ちているから悪酔いしやすい傾向にあるらしい。
ストレスを抱えている人がなんか悪酔いしているイメージがあるのはあながち間違いじゃないのかもしれません。
二日酔いって?
二日酔いというのはお酒を飲んだ次の日に頭痛や吐き気などの症状が出ます。
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 喉の乾き
- 胸のむかつき
- 体の震え
- アルコール性胃炎による悪心
症状は悪酔いとほぼ同じ、というか原因が同じだから同じなのは当たり前。
悪酔いと違って血中のアセトアルデヒド量が次の日に許容量を超えたから起きた症状。
アルコールを飲みすぎたのは同じでも処理が早すぎて症状が出たのと普通に処理して症状が出たというだけの話。
早いか遅いかだけの違いみたいです。
原因?
どちらもお酒の飲みすぎで肝臓がアルコールを分解しADH(アルコール脱水素酵素)やMEOS(ミクロゾームエタノール酸化系)により分解される。
そこから肝臓の中にあるALDH(アルデヒド脱水素酵素)を使って酢酸に分解、酢酸が血液を巡って最終的に水と二酸化炭素に分解されます。
肝臓の処理が間に合わないと血中にアセトアルデヒドが巡ってしまう。
肝臓の処理を楽にする事が悪酔いや二日酔いを防ぐコツ
お酒を飲みすぎで肝臓の負荷が大きくなったから酔う。
対策
悪酔い、二日酔いをしたくないと思ったら
- こまめに水を飲む(ノンアルコール、ノンカフェインならなんでもいい)
- ゆっくりお酒を飲む
- おつまみも食べる
- 寝る前にしっかり水分補給
- 寝不足でお酒を飲まない
- ビタミンをしっかり撮る、特にビタミンB群
こまめに水分補給をするとアルコールを水分と一緒に追い出そうとする体の働きを助ける効果がある。
なので代謝を良くするためにもチェイサーとして水分補給は必須
おつまみを食べる事でお酒の量を減らせるしお酒の消化吸収を遅らせる事ができる。
寝る前の水分補給は必要、寝ている間に水分が代謝で外に排出されるからそれを補うためにも水分は必須。
寝不足や体調不良の時は飲まない。
そういう時って大概、体の代謝機能が落ちているから悪酔いとか二日酔いになりやすい
体の調子が良いというかいつもどおりのコンディションじゃない時は飲まない方がいい。
肝臓でアルコールを分解する時はビタミンを大量に消費するのでおつまみとかでビタミンを摂取しましょう。
特にビタミンBは必須。
まとめ
悪酔いと二日酔いの違いはアセトアルデヒドの許容量を超えるタイミングが違うだけ
悪酔いは2~6時間だから飲み会の途中で気分が悪くなったりします。
二日酔いは寝て起きた後だから大体12時間後に症状が出るようなものを言います。
しっかりチェイサーを飲んだりおつまみをつまみながら自分のペースで飲んだほうがいいですね
お酒は楽しくゆっくりと
ではでは(^ω^)ノシ
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