無水エタノールを薄めて除菌効果の高い消毒用エタノールを作ります。
スプレーボトルに入れて使ってもいいし、テーブルやスマホなどの除菌にも使えます。
消毒用エタノールがなくても無水エタノールを薄めて使えばいいじゃない!
消毒用エタノールも無水エタノールも同じアルコール、ただ濃度が違うだけ。
だから自作してきっちり消毒しましょう。
消毒用エタノールの作り方
消毒用エタノールは水で薄めるだけで作れます。
無水エタノールはアルコール度数が95%くらいです。
これを大体、80%になるように薄めます。
4:1の割合です。エタノール4に対して水1を混ぜ合わせましょう。
水道水で構わないのですがやはり、精製水の方が不純物が入ってないため劣化や変質が遅くなるそうです。
無水エタノールをアルコール度数100%と考えて水で薄めて80%にするなら
無水エタノール80mlに対して水20mmlみたいな感じ薄めればオッケー。
小さなスプレーボトルに入れて2〜3日で使い切るなら水道水だろうが精製水だろうがあんまり関係ないです。
100%のアルコールは手につくと手の水分を奪ってしまうので出来れば薄いゴム手袋をつけると安全に作業できます。
とは言っても慣れれば手についたりする作業じゃない。
手についても手を洗えばいいだけだし気になる人は薄いゴム手があると良い。
容器について
アルコールは容器を変質させやすい。
なのでガラスやプラスチックは材質を選びます。
PET製のスプレーボトルは使えません
100円ショップなどで売られているスプレーボトルにもアルコールを入れないでくださいと書かれている物があるので要注意!
ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などのプラスチック容器なら使えます。
PET製のボトルが何故ダメかと言うと
- ひび割れる
- 変色する
- 溶ける
だからエタノールは入れられない
なのでペットボトルには入れられない
ガラス瓶なら高濃度のアルコールが保存できるのでおすすめ
100円ショップで売っているもので香水用のスプレーボトルはガラスで出来ているので安心。
ガラスのフタはステンレス製を使う。
アルミは長時間浸透させなければ大丈夫とのこと
何故、80%のアルコールに除菌作用があるのか?
インフルエンザウイルスや2020年からの流行病などは
エンベロープという膜に包まれているそうです。
アルコールがその膜を取り除く効果があり
エンベロープを脱がされたウイルスは死んでしまうというわけです。
消毒には適度な水分が必要らしく、水分を含まない状態のアルコールには除菌効果がない。
70%のアルコールが最も除菌効果が高いらしいのですが65〜95%の範囲なら消毒用エタノールとして使えるみたいです。
なので厳密に計らなくても大丈夫。
使い方① 手の消毒
スプレーボトルに入れておいてたまに手につけておく。
手を洗った後なんかに使うと効果的。
アルコールを手のひらに出してまんべんなく塗り込んでいきましょう。
手のひら、指先、指の間に爪の間、手の甲までまんべんなく塗り込みます。
一見、面倒に見えるかもしれませんがやってみれば10秒くらいで終わります。
アルコールは揮発性が高いから水で流さなくても蒸発するので塗り込んだら完了です。
物体の消毒
付近やキッチンペーパーなどに消毒用アルコールをつけて
サッと一拭きしましょう。
みんながベタベタ触る部分は特に入念に子供のおもちゃなんかは小さいお子さんだと
口に入れたりするから念入りに
軽く水拭きした後、最後の仕上げにアルコール消毒するのもいいかもしれません。
まとめ
無水エタノールを水で薄めて消毒用エタノールにする。
大体、80%くらいのアルコール度数になるように薄めればOK
引火性が強いので火のない場所で静電気とかに気をつけて扱いましょう。
水道水で薄めるよりも精製水で薄めた方が劣化しにくいようですが
2~3日で使い切れる量を作っておいてそれをガラスの香水瓶に入れて持ち歩くのがスマート
2020年からの流行病とかインフルエンザが流行している時期なのでマスクとか消毒用エタノールが売り切れやすい
無水エタノールは意外と残っているのでおすすめです。
この記事もおすすめ
iPhoneでもAndroidでも使えるおすすめ!Ankerのモバイルバッテリー20000mAhこれだ!
iPhone用のモバイルバッテリー使い方とは?見るべきところと選び方
参考動画
無水エタノールの通販サイト
|