包丁を初めて自分で買う場合、どれが良いか?
いろいろ悩むと思います。
3~4月になれば一人暮らしを初めて自炊をしなきゃいけない人向けに記事を書いています。
結論を言いましょう。
5000円前後でステンレスの和包丁、三徳包丁を買うべし
これには理由があって三徳包丁は西洋の牛刀を日本人がアレンジして作られた万能包丁。
牛刀よりも短く、ペティナイフよりも長い刃渡り。
肉、魚、野菜を苦もなく切ったり皮を剥いたりできる。
包丁を使い分けるとか面倒くさいし三徳包丁があれば十分。
10年以上使える包丁を探すコツを紹介します。
料理人とかだとまた違う判断になると思うけど
家庭用の包丁ならステンレスの三徳包丁が一番、扱いやすい
刃渡りが14~18cmくらいで家庭科の授業で暑かった事がある人も多い。
実家で使っている包丁も三徳だろうし。
安物は買うな!
安い包丁は買うな!包丁に使われる金属はスレンレス、やハイス鋼、たたら製鉄の流れをくむ安来鋼(やすきはがね)がある。
安い包丁というのは炭素量の低い鋼を使っていたり、日本の包丁に使われる
柔らかい軟鉄と硬い鋼を張り合わせたものじゃない場合が多い。
なので壊れやすいしすぐに刃がなめってしまう。
少なくともきちんとしたメーカー、ブランドの包丁じゃないと買ってはいけない。
安い包丁はすぐに切れなくなる、こまめに研がなきゃいけないし研いだしても鋼の構造自体が弱い。
切れない包丁がすべって怪我をする事もある。
思った以上に刃が薄くてペラペラな事もあり得るし、100円均一の包丁は鍛造してあるのかも怪しい。
あまり高価なものも買うな
安物はダメとは言え、高すぎても使いこなせない。
ものすごい切れ味の包丁というのもあるけど
料理初心者がダマスカス鋼を使った包丁を使っても持て余す。
というか自分で研がないとお店に頼んでダマスカス鋼の模様が消えてしまう事だってありえる。
高価な包丁と5000円前後の包丁で違いがあるとすれば鋼じゃなくてそれ以外のパーツが高価である場合も多い
単純に高価な金属を使っている場合もある。
プロの料理人であればこだわるかもしれないけど1日3食、自分と家族、恋人や友人の分しか作らない素人にとって
長く切れる包丁だったとしても誤差でしかない。
高くても1万円前後のものを買いましょう。
高価すぎてもあんまり意味ないし。
ステンレスを買うべし
錆びにくいステンレスを買うのがベター。
絶対に錆びないわけじゃないけど錆びにくい
少なくとも一晩、台所に放置しても大丈夫な程度にはサビに強い。
鋼の包丁は錆びやすい、とは言え刃先と柄の内部が錆びなきゃ壊れたりしないけど
我が家の出刃包丁はサビが少しあっても十分、使えるし
出刃包丁は出番が少ないからサビても少し研げば平気。
しかし、毎日使う三徳包丁はそうはいかない。
毎日、酷使する中でサビを放置するとドンドン包丁の寿命が短くなる。
なのでステンレスの三層鋼などの金属が使われたものがおすすめ。
口金がついている物を選ぶべし
口金がついてる包丁を選ぶべし、口金というのは鋼と柄の境目を塞ぐためのパーツ
ステンレスが錆びにくいとは言え、柄と刃の隙間に塩分とか汚れが溜まると錆びてしまう。
しかも、強い力がかかる部分なので錆びると折れてしまう可能性もある。
なので長く愛用するなら口金がついているものが必須になる。
まとめ
包丁を初めて買う場合のポイントは
- 万能包丁、三徳包丁を選ぶ
- 値段が安すぎたり高すぎたりするものは選ぶな5000~1万円が目安
- 使われている金属はステンレスの複合材を選ぶ。
- 口金がついているものを選ぶべし
以上がポイントになります。
安い包丁というのは鍛造されているか分からないし焼入れや焼きなましなどの熱処理されているかも不安だし
選ばない方が無難、逆に高価すぎる包丁も料理人でもなきゃ違いが分かるわけじゃない。
安物と比べれば分かるだろうけど。
初めて買うなら通販よりも実際にお店で手にとって重さを確認した方がいいかもしれません。
女性には扱いづらい重さとかバランスの包丁もあるかもしれないので。
大切なのは使いやすい包丁を選ぶ事ですね。
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ