日本だと蛇口から宇治茶が出たりするけれど、イタリアではもっとびっくりするものが出てきます
なんと
「イタリアでは蛇口をひねるとワインが出るらしい。」
そんな話を耳にしたことはありませんか。
まるで童話のような話ですが、実はこの噂には本当の部分があります。
ただし、多くの人が勘違いしているのは、「蛇口からワイン」に関する出来事は一つではないということです。
イタリアには実際にワインが飲める「ワインの泉」がある一方で、家庭の蛇口からワインが流れ出た珍事件も起きています。
どちらも実話ですが、目的も背景もまったく異なる出来事です。
その違いを知ると、「蛇口からワイン」という不思議な話の真相が見えてきます。
イタリアには本当にワインが出る「ワインの泉」がある
「蛇口からワイン」と聞いて多くの人が驚きますが、イタリアには実際に無料でワインが飲める「ワインの噴水」が存在します。
この施設は2016年、イタリア中部アブルッツォ州のカルダーリ地区に設置されました。
観光客向けのアトラクションというより、巡礼路「カミーノ・ディ・サン・トンマーゾ」を歩く巡礼者へのおもてなしとして造られたものです。
泉からは赤ワインが提供され、24時間利用できる珍しい施設として知られています。
つまり、「イタリアにはワインが出る蛇口がある」という話は、完全なデマではありません。
本当に存在する施設があることから、この話が世界中に広まったと考えられています。
誰でも無料で利用できる施設です。
巡礼者へのおもてなしという意味があるのでそこで酒盛りをしたりするのはNG
一杯飲んで済ませるのがベストでしょう。
家庭の蛇口からワインが出たニュースとは別の出来事
一方で、2020年には家庭の蛇口から赤ワインが流れ出るという珍事件が発生しました。
このニュースだけを見ると、「イタリアでは家庭でもワインが出る」と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際には設備トラブルによる偶然の事故でした。
イタリア北部エミリア=ロマーニャ州のワイナリーで、瓶詰め設備のバルブが故障し、配管内の圧力の影響でワインが水道管の一部へ流れ込んだとされています。
その結果、周辺の約20世帯では数時間にわたり蛇口から赤ワインが流れ出しました。
世界中で大きなニュースになりましたが、修復作業によって給水はすぐに元の状態へ戻されました。
「ワインの泉」と「蛇口からワイン事件」は何が違う?
この2つは同じ話として紹介されることがありますが、実際には共通点より違いのほうが多くあります。
ワインの泉は、巡礼者へのおもてなしや地域振興を目的として設置された常設施設です。現在もイタリアの珍しい観光スポットとして知られています。
一方、家庭の蛇口からワインが出た出来事は、設備故障による偶発的な事故でした。意図的にワインを流したわけではなく、イタリアの日常でもありません。
つまり、「蛇口からワイン」という言葉だけを見ると同じ出来事のように感じますが、その背景や目的はまったく異なります。
この違いを知らないまま情報を見聞きすると、「イタリアでは家庭でもワインが飲める」という誤解につながりやすいのです。
この話がネットの検索結果だとごっちゃになっていたりするので要注意です。
なぜ世界中で話題になったの?
どちらの出来事も、世界中で大きな話題になった理由があります。
ワインの泉は、「無料でワインが飲める」という夢のような施設として注目を集めました。
世界でも珍しい存在であることから、多くの旅行好きやワイン愛好家の関心を引きました。
一方、2020年の珍事件は、「蛇口をひねると赤ワインが出てきた」というインパクトの強さが話題になりました。
SNSでは「夢のような蛇口」「水よりうれしいかも」といったユーモアあふれる投稿も多く見られました。
また、聖書に登場する「水をワインに変えた奇跡」を思い浮かべる人も多く、ニュースとして世界中へ広がったとされています。
まとめ
「イタリアで蛇口からワインが出る」という話は、本当にあった出来事です。
ただし、その正体は2016年に誕生した「ワインの泉」と、2020年に起きた設備トラブルによる珍事件という2つの異なるエピソードでした。
この違いを知っておくと、誰かに話したくなる雑学としてだけでなく、ニュースの背景まで理解できる知識になるでしょう。
ワインの泉は少し行ってみたいかも
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ではでは(^ω^)ノシ
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