面白いトリビア

河童のミイラ!その正体とは?経緯を知らなきゃ意味不明

たまにテレビ番組とかで登場するカッパのミイラ。

あれの正体は動物のミイラを組み合わせて作った偽物です。

 

 

決してUMAでも太古に絶滅した生物でもありません。

ですがそうなると、どうしてカッパのミイラなんかを作ったのか?

謎ですね。

 

 

 

実はミイラを商品として売っていた時代があったわけです。

 

 

ミイラ取りがミイラになる

 

 

こんな言葉を日本ではよく使いますね。

ここで注目したいのは

ミイラ取りです。

 

 

 

つまり、エジプトの墓に入り込みミイラを盗む不心得者がいた。

墓に入り込んだものの何らかの理由で死亡してミイラになったものがいた。

それにしてもミイラが商品になるとはすごい話しです。

 

 

 

 

ミイラを売っていた?

大航海時代が始まった15世紀頃は海を渡っていろいろな物資や人が行き来していた

そんな時代に売れまくったのがミイラです。

 

飛ぶようにミイラが売れた時代があったというのは驚きですね。

 

 

じゃあなんでミイラを売ったのかというと

古代エジプト人が主に作っていたミイラ

 

 

ただ、ミイラをバンバン作り過ぎてしまい

邪魔になってしまった。

 

 

ミイラを作った古代エジプト人たちの宗教観では

長い年月をかけて魂は復活すると信じられていた。

復活した魂が宿る肉体を保存しておこうとミイラを作ったというわけです。

 

 

ミイラというのは元々は上流階級の文化だったが紀元前のグレコローマン時代は

一般庶民も亡くなったらミイラになっていた。

 

 

とにかくミイラは増えに増えた。

現在、分かっているミイラの総数は1億5000万体と言われています。

日本の人口よりも多いですね。

 

 

 

時代が移り変わっていき村や町、建築物や道を作るためなど穴を掘ると

ポンポンとミイラが出てきたというわけです。

 

 

たくさん出てきたミイラをどうするかでその国で議論になったわけです。

埋葬するのもお金がかかる

 

 

そこでミイラを売る事を思いついた人がいたというわけです。

 

 

ミイラを薬として販売?

ミイラなんてどうやって他人に売るんだという話です。

普通ならいらない。

 

そこでミイラを薬として売り出した

 

 

ミイラを飲めば若返るとかケガが治る、長生きするなど

その長い時間、形を保っている体に神秘を感じていた。

 

 

科学的根拠はなんもないけどみんな信じていた

 

その理由は当時、秘薬と信じられていた瀝青れきせいというものがあった

 

瀝青れきせいは今ではアスファルトを作る成分として知られています。

正直、人間が飲んでも害しかない成分ですね。

 

 

その黒い液体を魔法の秘薬だと勘違いした。

ミイラは黒光りしている事から「これは瀝青の塊だ!」という話になった。

 

 

だから薬として服用されたし高値で売れた

 

 

そんな感じでミイラは世界を渡りに日本でも販売された。

 

 

江戸時代、長崎の出島にて

江戸時代では長崎の出島が唯一の貿易港でした。

そんな出島でとにかくミイラは売れていた。

 

 

 

関西大学の宮下三郎教授によれば、寛文十三年(一六七三)、オランダ船が約六十体のエジプトのミイラを持ち込んで売り払った記録が残っているという。

蘭学者の大槻玄沢も自著『六物新志』で、ミイラを薬として紹介。とりわけエジプトのミイラが最上品だとしている。

 

日本の生物学書「大和本草やまとほんぞう」ではミイラは打ち身、刀傷、熱などに効果的

ミイラを飲めば疲れが吹っ飛ぶというような感じで書かれている。

 

 

妊婦さんが転んでしまい流産の危険がある時はミイラを火で炙ってその煙を吸わせれば元気になる。

なんて事も書かれています。

 

 

 

なんというかすごい時代だな。

 

 

 

 

 

ミイラが薬になったわけ

ミイラは瀝青の塊で秘薬というのは当時の人が勝手にそう思い込んだだけ

 

だけど実際に効果があった

 

それはなぜか、ミイラの処理に使われたプロポリスという成分が健康に効果的だったわけです。

プロポリスはハチの巣を清潔に保つためにハチが分泌する天然の抗菌物質であり

 

 

健康物質として今でもサプリメントの成分に使われています。

 

ミイラには美容効果もあったというわけです。

 

ヨーロッパではミイラを細かく砕いてワインと一緒に飲んでいた。

日本ではお茶で流し込んでいたのだと思います。

 

 

そんなこんなでミイラは売れていき在庫が減ってくると単なる死体を乾燥させた偽ミイラを売る

ミイラ詐欺も横行する。

 

 

そんな中でミイラの良し悪しを判断するミイラソムリエがいたなんて話もある。

 

古代エジプトのミイラが最上級品なわけだけど

安くてもミイラがほしいという人は一定数いた。

そんな中で流行ったのが動物のミイラ

 

 

猫とか犬とか中にはワニのミイラなんてのもあった。

古代エジプト人は自分のペットもミイラにしていた。

捧げものとして動物のミイラを使っていたという経緯から

 

動物のミイラは需要があった。

 

犬は冥界の神アヌビスへの捧げものでした。

 

 

 

ミイラはインテリアとしても売られた

ミイラは薬以外にも燃料であったりインテリアとしても売られた。

ここで河童のミイラに行き着くというわけです。

 

 

日本には河童のミイラや天狗のミイラなど妖怪のミイラがたくさんあります。

たまにテレビ番組で古い蔵の中から発見されたりしますが

 

 

あれが作られた理由は海外でめっちゃ売れたからです。

 

幕末の時代、有名な医者であるシーボルトが河童か天狗のミイラを見つけて

 

「これほしい!」ってなって買っていたなんて話もある。

 

現在、日本に残っている河童のミイラは売れ残って寄付されたものだったりします。

 

 

まとめ

河童のミイラは動物を組み合わせて作られた。

ミイラが薬として売られていた時代があって

 

ミイラはインテリアとしても飾られていた。

日本では古代エジプト人のミイラなどを薬として輸入している反面

 

河童や天狗のミイラ偽物を輸出していた。

 

今、日本にある河童やら天狗、人魚のミイラは当時の売れ残り

 

いやはや面白いというか歴史的背景が分かるとかなり面白いですね

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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