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黒姫物語のあらすじとは?FGOで登場する簡単にどんな話か解説

FGOで黒姫が実装されるという事で簡単にどんなお話かあらすじを解説していこうと思います。

 

簡単に言えば黒竜が人間のお姫様に求婚するお話です。

長野県の民話です。

 

 

さてどんなお話でしょうか。

 

あらすじ

むかしむかし、信州中野鴨ヶ岳(かもがたけ)の麓に小館城(こたてじょう)という城がありました。

城主の高梨摂津守政盛(たかなしせっつのかみまさもり)には黒姫という美しい姫がいました。

 

ある春の日(秋の日というパターンもある)にお花見をしていたところ

美しい姫を見ようと黒竜が蝶々(蛇に化けていたパターンもある)に変化して近づきました。

黒竜は黒姫の美しさに一目惚れしてどうにか嫁にしようとする

 

若侍に化けて小館城に向かうのでした。

立派な若者が黒姫に求婚したので殿様はびっくりして身元を聞くと

 

「私(わたくし)は、志賀山(しがやま)の大沼池の主、黒竜です、一目見て以来忘れられませぬ、姫を私にください」

 

そう答えたのでした。

 

これに困ったお殿様。

いくら立派でも黒竜に嫁がせるわけには行きません。

 

「いくら立派な姿でも人でないものに嫁がせるわけにはいかない」

 

そう答えたのでした

 

黒竜は「姫を私にくださるならあらゆる災いからこの城を守りましょう」

そういって食い下がります

 

叶わぬならこの城や村を大水で押し流してしまいましょう。

そう脅すのでした。

 

困った殿様はこう提案します。

 

「明日、人間の姿で馬と同じ速さで城の周りを20周、回れたら姫をやろう」

そう言いました。

 

お殿様は家臣に命じて刀を逆さにして立てて置きました

馬は刀を飛び越えましたが黒竜は刀で傷つき

黒竜の姿に戻りながら20周を回ります。

 

 

そして「約束だ姫をくれ」と黒竜は言いますが

 

「黒竜の姿に戻っているからダメだ、姫はやれぬ」

そう言いました。

 

「裏切り者!約束を破ったな」と黒竜は怒り狂いました。

 

黒竜は飛び去りその日から毎日、大雨が降り続きます。

 

黒姫が「私はあなたのもとへ行きます」と外へ叫ぶと暗雲が矢のように走り

気がつくと姫はいなくなり雨が止んでいましたとさ

 

黒竜と姫が住んでいる山を黒姫山と呼んで今も語り継いでいる

 

 

複数のパターンがある

調べていてややこしいのは複数のパターンがあるみたいです。

黒竜が化けたのが蝶々だったり蛇だったりするし

 

季節が秋だったり春だったり

 

黒竜が傷ついて人間の姿から黒竜の姿へ変化してしまうパターンもあれば

人間の姿で頑張って城の周りを走りきったパターンもある。

 

その場合でもお殿様が約束を破って斬りかかるのですが

どちらもお話としては結末は同じ感じになります。

 

 

 

ちょっと話の展開にゆらぎがあるというか複数のパターンがあるのは昔話ではよくある事なのだろうか?

黒竜を倒す話もあるみたいですね

 

 

国立デジタル図書館を調べたところ

パターンA

『下高井郡誌』所収「黒姫物語」(353頁〜356頁 参照)

 

パターンB

『信濃の伝説』所収「黒姫物語」(52頁〜57頁 参照)

 

ほかにもいろいろあるようです。

 

 

FGOでは

 

 

 

まとめ

黒姫物語、黒姫伝説は複数のバリエーションがあるみたいですね

 

簡単なあらすじを言えば

 

黒姫に一目惚れした黒竜が求婚してくる話になります。

 

結末が複数あって黒竜に黒姫が連れ去られたり黒竜を倒すパターンもあったりするそうです。

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

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