宝くじはギャンブルなのか?と問われれば思い切りギャンブルだと言わざるおえない。
宝くじを買う事に目くじらを立てる人っていない、それは宝くじがギャンブルと認識されていないギャンブルだからです。
宝くじってギャンブルというよりは運試しって印象が強い。
他のギャンブルと違ってどハマりするアホウも少ないイメージ。
他のギャンブルと比べたら薄利多売な気がします。
どうも〜宝くじに使うお金は3000円、@kesuikemayakuです。
多くの人から少しずつ利益を集めるというとても良くできたビジネスモデル。
売り上げは地方自治とかの予算になるそうですが売り上げは年間約8000億円だそうです。
そう考えると三億円なんてはした金ですなwww
結論から言ってしまえば宝くじはギャンブルです。
しかし、他のギャンブルと違って運試しという要素が多いのと
あくまでも遊びという認識なのでパチンコや競馬、競艇、競輪なんかと比べるとネガティブなイメージがない。
実際ロト6なんかを毎月のように嗜んでいる人もいると思いますが基本的に運試し
十中八九負けるけど万が一という気持ちで遊んでいる人が多いから宝くじはギャンブルじゃないと言ってしまう人が出てきます。
クジに参加して当選者が大金を得るというのはギャンブルそのもの。
のるかそるか1か0の勝負をギャンブルと言います。
ギャンブルとは?
宝くじがギャンブルであるか説明する前にギャンブルの定義を整理しておこう。
まずギャンブルとは
- 胴元(主催者)が必ず勝つ
- 商品や賞金を賭けたゲーム
- 射幸心が煽られ過ぎないように法律がある。
日本では法律で還元率が決められている。
宝くじとは?
宝くじ(たからくじ)は、日本において当せん金付証票法に基づき発行される富くじでです。
元々は神社仏閣の修繕費を集めるために行われた遊び。
法律によって還元率は45.7%という低さに設定されています。
1000円分の宝くじを買うと払い戻しは457円くらいになる計算。
実際の所、10枚購入して払い戻しが300円くらいだし、とにかく当たらない。
この滅多に当たらない確率がギャンブルの明しです。
当選する確率
年末ジャンボ宝くじが当たる確率
2012年の年末ジャンボを例に取ってみると
1等 4億円 1000万分の1
前後賞 1億円 500万分の1
2等 3000万円 1000万分の3
3等 100万円 10万分の1
組違い賞・4等 10万円 1000万分の1099
5等 3000円 100分の1
6等 300円 10分の1
これは1枚買った時の確率で数値的な確率にあんまり意味がありませんが説得力を出すために書いておきます。
海外の宝くじは還元率が高いので買う事を法律で禁止しています。
ロト6などの数字選択式の宝くじが当たる確率
ロト7
- 1等 申込数字が本数字7個の数字とすべて一致 1/10,295,472 1029万5472分の1
- 2等 申込数字7個のうち5個が本数字と一致し、更にボーナス数字2個のうち1個と一致 14/10,295,472 1029万5472分の14
- 3等 申込数字7個のうち6個が本数字に一致 196/10,295,472 1029万5472分の196
- 4等 申込数字7個のうち5個が本数字に一致 9,135/10,295,472 1029万5472分の9,135
- 5等 申込数字7個のうち4個が本数字に一致 142,100/10,295,472 1029万5472分の142,100
- 6等 申込数字7個のうち5個が本数字と一致し、更にボーナス数字1個または2個に一致 242,550/10,295,472 1029万5472分の242,550
ロト6
- 1等 申込数字が本数字6個の数字とすべて一致 1/6,096,454
- 2等 申込数字6個のうち5個が本数字と一致し、さらに申込数字の残り1個がボーナス数字に一致 6/6,096,454
- 3等 申込数字6個のうち5個が本数字に一致 216/6,096,454
- 4等 申込数字6個のうち4個が本数字に一致 9,990/6,096,454
- 5等 申込数字6個のうち3個が本数字に一致 155,400/6,096,454
ミニロト
- 1等 申込数字が本数字5個の数字とすべて一致 1/169,911
- 2等 申込数字5個のうち4個が本数字と一致し、さらに申込数字の残り1個がボーナス数字に一致 5/169,911
- 3等 申込数字5個のうち4個が本数字に一致 125/169,911
- 4等 申込数字5個のうち3個が本数字に一致 3,250/169,911
ナンバーズ4
- ストレート 1/10,000 900,000円
- ボックス 24/10,000 37,500円
- セット 23/10,000 18,700円
ナンバーズ3
- ストレート 1/1,000 90,000円
- ボックス 6/1,000 15,000円
- セット 1/1,000 52,500円
- ミニ 10/1,000 9,000円
ランダム抽選式宝くじの当選確率
totoBIGやtotoBIG 1000、toto miniBIGなどのサッカーくじの当たる確率は
- totoBIG 1等の当選確率:478万2969分の1
- totoBIG 1000 1等の当選確率:17万7147分の1
- toto miniBIG 1等の当選確率:1万9683分の1
ギャンブルの還元率比較
ギャンブルの還元率は
- 公営競走(競馬・競輪・競艇・オートレース) 約75%
- 宝くじ 約45%
- サッカーくじ 約50%
- パチンコ 約85%
宝くじが叩かれない理由
競馬やパチンコにのめり込むいわゆるギャンブル依存症と呼ばれる人たちが出るからギャンブルはけしからん!
というのが世論、ですが宝くじだけはみんな寛容、ロト6とか毎週やっているけど気にしていない印象。
宝くじが容認されるのは運試しという扱いであるからだと思います。
みんなが「負ける」と思って宝くじを買ってるのが他のギャンブルとの違いです。
だから宝くじは世間一般に広く浸透しています。
法律で還元率を低くしているからこそギャンブルとして認識されない。
それに宝くじを買うだけとか数字を選んぶだけだからギャンブルをしているという興奮もない。
パチンコとか競馬みたいにアドレナリンがガンガンに出るようなギャンブルではないのも叩かれない理由かもしれません。
もし仮にパチンコとか競馬と同じ還元率だったらギャンブル依存症を大量に産みかねない危うさがある。
当たる確率を下げた事で世間に容認されてる感じですね。
勝負できる回数は極端に少ないし、還元率も低い当選倍率だけはべらぼうに高いギャンブルなのですが
それが逆に運試し感を出しているというわけです。
運試しで買っている人もいるから宝くじを買ったけど机の引き出しに入れて忘れていたなんて人もいたりします。
これは他のギャンブルでは考えられない事ですね。
運試しで広く浅く参加者を集めて興味のない人が忘れた頃に結果発表をするという仕組みがギャンブルっぽさを消しています。
例えばです、宝くじを買ってすぐに抽選が始まって当選者が出る仕組みだったらもっとギャンブルとして認識されていたかもしれませんね。
宝くじでギャンブル依存症になる?
宝くじを買うのがやめられないという人もネットを見ればいます。
お小遣い程度なら問題ないのですがロト6やナンバーズを家計が逼迫するくらいやるとか
高額当選を目指してクレジットカードでキャッシングしている人などもいます。
これはドリームジャンボ宝くじなどの宝くじではなくロト6やナンバーズなど数字を選択するタイプの宝くじで多い
自分で数字を選ぶ関係上、ギャンブル色が強くなってしまうみたいです。
数字選択式宝くじはギャンブルとして分かりやすい
ランダムで選ばれる数字を当てる宝くじ、それがロト6などの数字選択式宝くじ
この選ばれる数字を選ぶギャンブルってまんまカジノのルーレットと同じです。
だからこそドリームジャンボなどの宝くじよりもギャンブル依存症になりやすい。
射幸心を煽りやすい宝くじって事ですね。
数字選択式宝くじにハマる前に他のギャンブルにハマりそうではあるんですがwww
まとめ
宝くじは日本で一番、還元率の低いギャンブルです。
還元率の低さが逆に夢を買うとか言われて宝くじが人気の理由だと思います。
他のギャンブルと違って負けると思って買っている人が多いのも特徴です。
勝って一攫千金というよりは遊びで買う人が多い
テレビCMとかもやっているし損しつも少ないギャンブルだから多くの人が参加している感じですね。
宝くじがギャンブル依存症になりにくいのはみんなが遊びで参加していて
尚且つ、パチンコみたいに「次は勝てる!とかもう少しやれば勝てる」みたいなのがないから
ギャンブルとして認識されづらいのかもしれませんね。
ではでは(^ω^)ノシ