mersコロナウイルスについて書いていきます。
症状や治療方法、特効薬はあるのか?
いろいろ調べていきます。
そもそもMERSって?
MERS(Middle East respiratory syndrome)は、日本語では「中東呼吸器症候群」といいます。
その名の通り、アラビア半島をはじめとする中東地域でみられる病気です。2012年にはじめて確認されました。
2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS:サーズ)の原因となった病原体もコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気です。
2017年10月現在日本に患者はいませんが中東地域の一部で感染し、日本入国後にMERSを発症する可能性があります。
ただし、適切な対策をとることにより、感染拡大を防止することができるそうです。
中東に生息するヒトコブラクダがMERSコロナウイルスの保有動物であるとされており、ヒトコブラクダから感染し
患者さんから看病している人への感染も確認されている。
インフルエンザなんかと比べると感染力はかなり弱い。
2012年に初めて確認されて以降、中東を中心に感染が拡大し、これまでに死者が100人を超えています。(2014年現在)
MERSが流行した国
- アラブ首長国連邦
- イエメン
- オマーン
- カタール
- クウェート
- サウジアラビア
- ヨルダン
- イタリア
- 英国
- オーストリア
- オランダ
- ギリシャ
- ドイツ
- トルコ
- フランス
- アルジェリア
- エジプト
- チュニジア
- 韓国
- タイ
- 中国
- フィリピン
- マレーシア
- アメリカ合衆国
- イラン
- バーレーン
- レバノン
mersコロナウイルスの症状
感染すると2〜15日の潜伏期を経て、重症の肺炎、下痢、腎障害等を引き起こす。
感染者は50歳代前後で多く、60歳以上での致死率は高い。
死亡例のほとんどは糖尿病や心肺疾患などの他の慢性疾患を患っていた。
- 重症の肺炎
- 下痢
- 腎障害
- せき
- 発熱
- 息切れ
- 糖尿病
- 慢性肺疾患
- 免疫不全
治療方法は?
このウイルスに対抗するための特別な治療薬やワクチンは無く、集中治療室管理などの対症療法となる。
ヒトからヒトへの感染は限定的で、家族や病院での濃厚接触による感染報告はあるものの、
市中において肺炎患者から肺炎患者を連続的に生じさせるような「持続的なヒトからヒトへの感染」は起こっていない。
空気感染力は強くないけどクシャミや咳で感染する可能性もある。
予防方法は?
中東に旅行に行く人はこの予防方法をしっかり確認しておきましょう。
- 生肉を食べない。
- 不衛生な場所で食事しない。
- 野菜や果物は清潔な水で洗う。
- 野生動物や農場の動物に不用意に触れない
- ラクダとの接触を避けましょう。ラクダの近くに行ったら石鹸で手を洗う。
- 未殺菌のラクダ乳は飲まない。
- 感染している人、感染している疑いのある人との濃厚接触を避ける。
濃厚接触とは行動をともにしたり接触したり、飛行機で隣の座席に座ったりした人の事です。
意外と濃厚接触はハードルが低いな。
アメリカでもmersコロナウイルスが確認された。
アメリカでmersコロナウイルスが発見されたというのは他人事じゃない
2014年5月3日のNEWSで
mersコロナウイルスがアメリカで確認された!
というNEWSがあった。
ソース
http://megalodon.jp/2014-0503-0841-02/www3.nhk.or.jp/news/html/20140503/k10014204911000.html
mersコロナウイルスは主に中東で感染拡大している病気だったのだが
アメリカでも確認された。
中東へ旅行に行った人が持ち帰ってきてしまったのだろう。
アメリカにウイルスが移動したということは
日本にもmersコロナウイルスがやってくる可能性は十分ある。
ただ、知識不足でmersコロナウイルスに感染した人を必要以上にさけるような事態になるのはダメ。
確かに現在ワクチンがない病気だけれども
医療が進んでいる現代ならすぐにワクチンが作られるはず!
このニュースは気にしておこう
ではでは(^ω^)ノシ