ノーゲーム・ノーライフゼロを見た。 かなり面白かった。 ノーゲーム・ノーライフをアニメで見た人にはおすすめ。
色んな種族がルール無用の大戦争をやってる最中、武器も貧弱、魔法も使えない人類がどう抗っていくのか?
序盤からワクワクできる展開と感情移入しやすい人は泣いてしまう
主人公のリクとエクスマキナのシュヴイのやり取りも面白かったし、全体的にシリアスなんだけどちょいちょいコミカルなシーンもあってメリハリがあったと思う。
前半はリクの葛藤がコッテリ描かれていて後半は異種族を情報で誘導し操っていくシーンは圧巻。 キャラクターのビジュアルも空と白、ステファニーにそっくりな
リク、シュヴィ、コローネ・ドーラが活躍しています。
キャラクターデザインについては唯一神テトが感情移入しやすいように似ているように語っている。
世界観
ノーゲーム・ノーライフゼロの世界観は本編よりも過去のお話で約6000年前
唯一神テトが誕生する前で神々がそれぞれの眷属を従えて戦争をしている時代のお話。
ドラゴンがブレスを放ち、フリューゲルやエルフの巨大な魔法が火を噴き、ドワーフは高度な科学力で兵器を量産している。
大地に死の灰が降り注ぎ人間の体ではすぐに焼けただれてしまう。
まあ、ぶっちゃけて言えば第三次世界大戦が起こって世界がめちゃくちゃになった後の世界が一番、イメージとして近い
他の種族が強靭すぎて人間なんて鎧袖一触というのが基本の世界です。
あらすじ
それは一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる
《盤上の世界(ディス・ボード)》が
創造されるはるか以前の出来事。
世界を統べる唯一神の座をめぐり、
終わりの見えない大戦が続いていた時代。
天を裂き、地を割り、星さえも
破壊し尽くさんとする凄惨な戦争は、
戦う力を持たない人間たちに理不尽な死を撒き散らしていた。
強大な力を持つ様々な種族に追いやられ、
存亡の危機に瀕する人間を率いる若きリーダーの名はリク。
一人でも多くの人間が明日を迎えるために心を砕き、
擦り減らす日々が続くある日、
リクは打ち捨てられた森霊種(エルフ)の都で
機械仕掛けの少女・シュヴィと出会う。
彼女は人間の心に興味を持ちエラーを多発させエクスマキナのクラスタから切り離された存在
リクに心とは何かを教えてほしいと頼むのだが・・・
感想
感想としては多少、原作を削った部分があったけど、リクたちを中心にした話になっていたので細かい部分は気にならなかった。
リクの葛藤や悲しみ、怒りがよく表現されていて感情移入もしやすい。
ストーリーは全編シリアスなんだけどちょいちょい日常パートがあったりしてメリハリの効いたお話になっていた。
秀逸なのはリクを演じたcv : 松岡禎丞さんですね。
迫真の演技を見せて頂きました。
ノーゲーム・ノーライフ本編と比べると爽快感はないけどギリギリの緊張感と心理戦は見所。
最後の最後でジブリールが気まぐれで邪魔しにくるという展開は本当にムカつく
というかこの人、カンが鋭いにも程がある。
ノーゲーム・ノーライフでは絶対に見れないようなバトルシーンも圧巻。
ただ、敵が強すぎるので主人公たちが勝つ事は絶対にないというのが緊張感を高めていますね。
1回、見ると心に強く残る作品だったと僕は思いますね。
こちらの記事もおすすめ
生卵を飲むシーンが映画【ロッキー】にあったけど当時のアメリカ人の反応が日本人と違う件