お箸も長く使っていると寿命というか買い替えのタイミングが出てきます。
そういうタイミングについて紹介します。
大切に使えばかなり長く使えるお箸ですが
お箸の買い時は?
お箸は大体、使用期間が1年くらいで買い替えるとトラブルがないそうです。
だから、サイトによってはお箸の寿命は大体1年と紹介しています。
使おうと思ったら大体、4~5年でも使えてしまうので気が付いたら買い替えると良いでしょう。
折れてしまわない限り、ずっと使えますがそれでも健康的な食事をするためには買い替えのタイミングが必要です。
新年など季節の変わり目を狙って買い替えると気持ちを切り替えるきっかけになってよいかもしれません。
箸の捨てどきは?
お箸を捨てるタイミングは
- 折れてしまった
- サイズが合わなくなった(削れた、成長して手に合わなく)
- 箸先の漆(塗料)が剝がれてきた
- 箸先が黒っぽくor白っぽくなった
折れてしまったとかサイズが合わなくなったらお箸を新しくするタイミングですね。
漆やウレタン塗料が剥がれてきたタイミングも新しくするタイミングです。
箸先が黒ずんできたらすぐに変えましょう。
箸の黒ずみは?
箸が黒ずんでくるのはカビのせいです。
木箸の拭き漆が剥がれてしまえばカビやすくもなります。
塗り箸も使っていれば漆が剥がれて素地が表面に露出してしまいます。
そうなった時にカビが繁殖してしまう。
カビは人体に有害なものが多いから見つけたらすぐに買い替えるべし
塗り箸の寿命は?
塗り箸の寿命は大体1年だと言われています。
これは1本の箸で1日3食 365日、同じお箸を使えば漆が剥げてしまうためです。
漆が剥げるとその隙間に雑菌が繁殖して不衛生になるからですね
新年を迎えるタイミングで新しいお箸に切り替えるなどすると良いでしょう。
古くなった箸の捨て方は?
お箸を捨てる時に何となく躊躇してしまう人もいるかもしれません。
ゴミの分別で言えば燃えるゴミ、プラスチックごみです。
神道の作法に則るなら箸の日にお焚き上げするのがベスト。
家で捨てる時の作法は
- 半分に折る(割り箸)
- 塩で清めて紙に包んでから捨てる
- 箸の日にお焚き上げ
半分に折るというのは神道では箸には自分の魂が宿るためと言われています。
だから割りばしなどは折って使えないようにして捨てるわけですね。
塗り箸の場合は硬い木や漆でガチガチに強化しているため折るのも一苦労なため
紙の上に箸を置き、塩で清めてから包んで捨てるというのが作法になります。
ベストなのは箸の日に神社では箸供養をしてくれるところもあるのでそこでお焚き上げ
夫婦箸の捨て方は?
夫婦箸も基本的に同じように捨てましょう。
箸の日はいつ?
箸の日は8月4日でその日に合わせて寺社で「箸供養」や「箸感謝祭」などの行事が行われます。
そのタイミングで供養をお願いすると良いかもしれません。
愛知県名古屋市に本店を構え、箸などの製造・卸・販売を手がける株式会社藤本商會本店が制定。毎日の食事のときに欠かせない箸への感謝を表すことが目的。同社は愛知県豊橋市の龍拈寺に「箸塚」の石碑を建立し、30年以上にわたり使い古された箸を供養する「箸供養」を行っている。日付は8と4で「ハシ=箸」と読む語呂合わせから。