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昔の日本人は身体能力がバカ高い!?その理由とは?

昔の日本人は異様なほど身体能力が高い。
飛脚は江戸から京都まで3日くらいで手紙を運んだとか駕籠に人を乗せて運んだとか

外国だと馬や牛なんかがやってる仕事を人がやっていたり

江戸の人々は1日に40kmも歩いていたなんて話もある。

 

 

農家の女性が米俵(一俵60kg)を5俵も背負っていたとかいう写真もある。

 

これは有名ですね

 

もちろん、あれはトリックがあるなんて話もあったりするがそれでも相応に重かったと思います。

殆ど筋トレをしていないであろう女性が100kg以上ある物体を背負うというのは異常な事です。

 

 

 

筆者は日本古来の鍛錬法を実践して気がつきました。

具体的に言えば腰を入れて四股を踏んだり
柱に鉄砲を打ったりですね。

正直、骨盤底筋群と言われる筋肉がめちゃくちゃ使われるという事です。

 

 

 

何故、確信をもって骨盤底筋群が使われていると言えるのか?

それはブログを書いている今、骨盤底筋群が筋肉痛だからです。

 

 

 

現代人で重い物を持った時に背中が痛くなる事はあると重いますが骨盤底筋や腹筋が筋肉痛になる事はないと思います。

ですが腰を入れる事を覚えると普段の生活でも骨盤底筋を使う感覚を感じます。

つまり昔の日本人は骨盤底筋群が物凄く発達していたという事です。

 

 

 

 

腰を入れるとは?

腰が入った状態とはどのようなものなのか?

 

単純に言うと腹筋を操作して脚を動かす事です。

骨盤底筋群が動かせると足を腹筋で動かせるようになる。

骨盤底筋群は排尿を我慢したりする時に使われる事で有名。

 

 

骨盤底筋群が弱る尿漏れしたり頻尿になったりする。

そんな筋肉ですが足を動かす事もできます。

 

 

試しに立ち小便をしている時につま先立ちになってみてください。

 

 

オシッコが止まります。

つまり、ふくらはぎを収縮させると骨盤底筋群も動くという事です。

逆を言えば腹筋や骨盤底筋群を使って足を動かすという事ができるというわけです。

 

 

 

姿勢を変えて腹圧をかけると脚に力が入り膝が伸びるようになると腰が入った証拠です。

腰が入った状態で重い物を持つと腹筋にも力が入るようになり背中だけが痛くなる事は少なくなる。

腹筋と背筋で重い物を保持するようになる。

 

 

剣道の素振りで竹刀に4kgの重りをつけて稽古した事がありますが

腰を入れないと背中が反ってしまい強く振れない

体がふらつくというか重さに耐えきれないというか

 

 

 

 

しかし、腰を入れると腹筋、背筋、骨盤底筋群で上半身を支えるため

体がふらつかないし軽く感じます。

 

 

 

 

江戸時代、お腹のくびれた男性はモテなかった

江戸時代までは痩せた男性を犬腹と言ってバカにする風潮があった。

それは太っている男性がモテたというより

 

 

腹圧をかけて足が綺麗に伸びている男性がモテていたと考える方が自然な気がする。

腹圧をかけて張っているお腹はマッチョの象徴だったというわけです。

 

 

力強い男性というのはお腹に力が入っていて背中がシュッと伸びているからですね。

 

 

江戸時代、西洋人が気が付いた日本人の歩き方

幕末に日本人を分析した学者さんや軍人は多くいたがそんな西洋人いわく

日本人の歩き方は変である。

  • 足を引きずること
  • 歩行の際に音が生じること
  • つま先歩行
  • 前傾姿勢
  • 小股・内股
  • 歩行が奇妙である

 

 

足を引きずるというのは、すり足をしているからで歩行中に音が出るのはすり足だから

つま先歩行というのは下駄で歩いた場合の話です。

下駄で踵から着地するのは難しいですからね。

 

 

 

前傾姿勢というのは腰が入っているからですね。

もしくは腰が入っているけど腹筋が弱かったのかもしれません。

小股、内股というのはその方が力が出るからでしょう。

 

 

歩行が奇妙に感じたというのは着物を着ると腕を振ったら袖がバサバサして見っともないから手を振らない

足の裏は踵から着地せずしっかり地面を踏んで歩く

こういう歩き方は骨盤底筋群を刺激していたと考えられます。

 

 

小股であっても骨盤底筋群で膝を伸ばしていたと考えると大股で歩く人は腹圧がかけられる人しかいなかったのではなかろうか?

 

 

 

 

前掛けは腰痛防止

前掛けは腰痛防止のためにつけていたという話がありますが

つまり腰を絞めつける事で腰痛防止になると昔の人は考えていたみたいです。

 

現代の感覚で言えばベルトで腰痛防止になるという感じです。

腰を入れ丹田を漲らせる(腹圧をかける)とベルトを内側から押すような感覚があり

 

かなり体幹が安定します。

腹筋と背筋、骨盤底筋群で体を支えるので腰が痛くなりにくい。

 

 

現代人からすると分かりにくい感覚ですが体得すると結構便利です。

 

 

 

現代人はへっぴり腰

日本人はスポーツの世界で外国人に力負けするなんて言われがちですが

現代人って江戸時代の人と比べたらへっぴり腰

腰痛や反り腰が多いなんて言われるのはそのせいではないでしょうか?

 

 

へっぴり腰というのはお尻が突き出た状態、腰が引けているなんて言われ方もしますが

実際、【腰を入れる】事を覚えるとお尻を引っ込める事で腹筋と背筋が使いやすくなるのを感じると

 

現代人は常にへっぴり腰、だから昔の人と比べて弱っちくなる。

 

 

腹筋を解放している。

胸が大きい女性はジョギングをする時に胸が揺れて痛みを感じるという話を聞いた事はありませんか?

それは大胸筋や肩甲骨周りの筋肉が足りないからとも言われています。

 

 

しかし、太っている人はジョギング中にお腹の脂肪が揺れて痛みを感じるという事はありません。

それは脂肪を腹筋で支えているから激しく動いても脂肪が暴れたりしないからです。

 

 

という事は腹筋の力は脂肪を支えるために使われてしまっている可能性が高い。

また、お腹を凹ませようと力を入れている人もいるが人間の体はお腹を凹ませると背筋に力が入るように作られているみたいです。

 

 

しかし、腰を入れ腹筋の力を抜くと走る時、脂肪が揺れてめちゃくちゃ痛いです。

江戸時代の人は腰を入れる事で脂肪を固定するためだけに使われがちな腹筋のロックを外していたのではないだろうか?

 

 

 

背骨の使い方が上手い

背中の使い方というか背骨の使い方が上手い

浮世絵とかでも重い荷物を背負っている絵が多い

その時に胸椎、胸の辺りにある背骨を荷物に密着させているため

 

 

重心が安定し余計な負荷が軽減されている。

現代人は背骨の使い方が下手になっているため、肩や腰に負荷が集中しやすい。

 

仙骨などが使えているためかインナーマッスルが発達しているためか非常に力が強かった。

 

 

 

まとめ

昔の日本人は身体能力が高かったと言われるのは【腰を入れる】事が出来ていたから

骨盤底筋群を操作して足に力を入れていた。

 

 

だから昔よりも腰痛とか少なかったんじゃないだろうか?

 

腹筋や背筋、骨盤底筋群の使い方が今の時代よりも上手く使えている人が多かったのではないかと思います。

西洋文化の影響で日本人が独自に編み出した身体操作を忘れてしまったのではないだろうか?

 

 

筆者も鍛錬中だけど、骨盤底筋群が使えると出来る事が単純に増えていくので面白いですよ

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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