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ポイントネモ、人工衛星の墓場にはなぜいけない?

人工衛星を捨てる場所が地球にはあります。

その名もポイント・ネモ

ポイント・ネモは、南太平洋の南緯48度52分、西経123度23分付近に位置する海域

人工衛星の墓場と言われていますがなんとも中二心をくすぐられますね

人工衛星の墓場、到達不能極なんて言われたりもします

更に生物があんまり住まない場所でもあるんだとか

【ポイント・ネモとは?】

ポイント・ネモは、地球上で最も陽地から離れた地点です。単なる大海の中心地点ではなく、全ての陽地からの距離が最大になるように計算された地点を指します。

南太平洋に位置し、最も近い陽地からも⭐2688kmも離れているため、「到達不能極」とも呼ばれます。

ポイント・ネモの位置の特徴】

ニュージーランドとチリのほぼ中間地点にある

ピトケアン諸島、イースター島、および南極大陸のマリーバードランド沖合のメイハー島から、それぞれ約2700キロメートル離れている
最も近い陸地は、ピトケアン諸島のデューシー島という無人島で、約2688km離れている

 

19世紀の作家ジュール・ベルヌの小説『海底二万マイル』に登場する潜水艦ノーチラス号の船長、ネモに由来している

ネモという言葉はラテン語で【誰もいない】という意味があるそうです。

 

 

【人工衛星の墟場としてのポイント・ネモ】

ポイント・ネモは、完全に孤立した地点であるため、完全した被害を与える危険が少ない為に「宇宙ゴミの墟場」【人工衛星の墓場】としても知られています。
1990年代以降、通信衛星や促進製などが、大気圏内で燃えながらも残った部分がこの地点に落下してきました。
2024年現在では、260個以上の宇宙ゴミが海底に存在すると言われています。

 

ポイントネモに最初に意図的に落下させられた人工衛星としては、1971年に旧ソ連が運用した宇宙ステーション「サリュート1号 (Salyut 1)」が最初の一例とされています。

ただし、この時は完全に計画的な落下ではなく、制御を失った後に地球へ再突入しました。

サリュート1号(Salyut 1)について

  • 打ち上げ: 1971年4月19日

  • 初の宇宙ステーションとして旧ソ連が開発。

  • 落下: 1971年10月11日

  • 大気圏に再突入し、南太平洋の無人エリアに落下したとされています。

  • ポイントネモという名称が登場する以前ですが、南太平洋の人里離れたエリアに落下させるという考え方が既に存在していました。

 

 

 

【ポイント・ネモに到達した人、初の英国人も登場】

長い間、「誰も到達したことのない地点」とされていたポイント・ネモですが、

2024年3月20日、英国の探検家クリス・ブラウンさんが息子とともにヨットで到達し、初めての英国人となりました。
ブラウンさんは「地球上の8つの到達不能な極地に行く」ことを目標にしている探検家で、この成功は大きな歩策となりました。

 

 

【なぜ生物が居ないのか?】

ポイント・ネモに生物がほとんど居ない理由は、水中に大分な芯素やリンなどの「栄養塑」が足りないためです。
南太平洋の流れが海洋辿回を構成し、外部からの養分が少なく、それが「海洋砂漠」を作り出しています。海深も深く、光合成も可能ではないため、生命体の存在が極めて稀少なのです。

 

陸地がないため栄養が流れてこない、日本は海洋資源が豊富と言われていますがそれは山から豊富な栄養が流れてきて

更に黒潮などの海流によって広く拡散していくから豊富な栄養を魚などが食べるため生物が豊富というわけです。

 

 

 

【おわりに】

地球上で最も孤立した地点、ポイント・ネモ。そこに人類が到達した事実は、現代の探検技術と夢を追う行動力の証明です。

何もないからこその空間に想像力を馴染ませる、そんな魅力を持つ地点として、これからも人々の興味を引きつけていくでしょう

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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