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疑似相関と因果関係とは?同じように増えているけど。実は関係ない?

疑似相関とは因果関係はないけど

因果関係があるように見えるデータの事です。

 

 

一見、関係がありそうな数値の動きをしているんだけど

実は全然関係がない事柄に関連付けしてしまうという事はあり得る。

 

 

疑似相関の罠にハマって変なことを言う人ってネットでは多い気がします。

 

 

 

 

疑似相関関係とは?

疑似相関(ぎじそうかん、spurious correlation)とは、2つの変数の間に見られる相関が、実際には別の要因によって生じている場合を指します。

つまり、相関があるように見えるが、その背後にある真の原因は何もない、あるいは見過ごされている要因があるということです。

 

 

 

 

疑似相関は、しばしば観測されたデータの特徴を無視することで生じます。

たとえば、ある地域の人口とアイスクリームの消費量には相関があるように見えるかもしれません。

しかし、これは単なる偶然にすぎず、実際には気温の上昇に伴うものです。

 

 

つまり、気温が上がると人々はアイスクリームをより多く消費するため、地域の人口とアイスクリームの消費量には見かけ上相関があるように見えるわけです。

疑似相関に陥らないためには、観測されたデータに対して注意深く分析を行い、背後にある原因や要因を正確に特定することが重要です。

また、相関があるからといって必ずしも因果関係があるわけではないため、因果関係についても注意深く検討する必要があります。

 

 

 

 

 

 

疑似相関関係の例は?

疑似相関の例としては、以下のようなものがあります。

 

  1. 鳥の数と空港の数の相関:ある地域において、鳥の数が増えると空港の数も増えるように見えることがあります。しかし、これは単なる偶然であり、実際にはその地域が発展しているために、両方の数が増加しているだけです。
  2. 消費者物価指数と映画館の入場者数の相関:ある地域において、消費者物価指数が上昇すると映画館の入場者数が減少するように見えることがあります。しかし、実際にはこのような相関は存在せず、このような現象が起こるのは、経済状況が悪化すると人々が娯楽費用を減らすため、映画館の入場者数が減少するためです。
  3. 年賀状を出す人ほど高収入?
  4. 高血圧の人ほど年収が高い?
  5. アイスクリームが売れるほど、熱中症が増える?
  6. ビールが売れるほど、水難事故が増える?
  7. 育毛剤を使用する人は、老後ハゲることが多い?
  8. 少子化が進むと、温暖化も進む?
  9. 図書館が多い町ほど犯罪が多い?
  10. 体重が重いほど年収が高い?
  11. 髪が長いほど言語能力の発達度合いが高い
  12. 車の販売額と車を使った自殺者数の数

 

これらの例は、見かけ上相関があるように見えますが、背後には実際には別の要因が存在するため、これらの相関は疑似相関にすぎません。

 

 

他にもアイスクリームが売れると溺死者が増えるなどという疑似相関関係もあります。

 

実際、アイスクリームが売れる時期は夏の暑い時期

夏は海水浴に行ったりプールで泳いだり、川で水遊びをする人も増える。

だから、水難事故に合う確立が増えるというだけ

 

 

疑似相関関係って因果を説明できない事が多い

 

相関関係と因果関係の違いは何ですか?

相関関係と因果関係は、データ分析において重要な概念であり、それぞれ異なる意味を持ちます。

 

 

相関関係は、2つの変数の間に関係性があることを示す指標であり、相関係数を用いて測定されます。

相関関係があるとは、一方の変数が増加すると、もう一方の変数も増加するか、あるいは減少するという傾向が見られることを指します。

 

 

ただし、相関関係があるということは、必ずしも両者の間に因果関係があるわけではありません。

相関関係がある場合でも、それが偶然の一致や、第三の要因による影響など、因果関係以外の要因によるものである可能性があります。

 

 

 

 

一方、因果関係は、ある出来事が別の出来事を引き起こすという因果的な関係を示します。

因果関係があるということは、ある出来事が原因で、別の出来事が結果として生じるということを指します。

因果関係は、実験設計や観察研究などを通じて、因果性を検証することができます。

 

 

したがって、相関関係があると必ずしも因果関係があるわけではなく、因果関係があると必ずしも相関関係があるわけではありません。

データ分析においては、相関関係と因果関係を正しく判断することが重要です。

 

 

簡単に説明すると

 

暑くなると冷たい食べ物が食べたくなる

 

因果関係で言えば

 

  • 暑い(因)
  • 冷たい食べ物を食べたくなった(果)

 

相関関係というのは

 

ビールの販売量と気温の関係

 

気温が上がるとビールがよく売れるようになる。

 

みたいに直接的な原因はないものの連動するような動きをする数値を相関関係と言います。

 

 

 

まとめ

疑似相関とは

 

Aの数値が上昇したらBの数値が上昇(下降)するという相関関係に対して

全く関係ないが相関関係のように見える関係を言います。

 

 

因果関係は単純に原因と結果ですね。

 

割りと陰謀論にハマる人は疑似相関の罠にハマっているような気がします(偏見)

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

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