世界で一番大きい花はラフレシアですが
その逆、世界一小さい花については知っている人は少ないと思います
今回は世界一小さい花を紹介します。
ミジンコウキクサとは?
ミジンコウキクサ:維管束植物 単子葉植物 ウキクサ科(Araceae, Alismatales, Liliopsida, Magnoliophyta)
ヨーロッパ南部原産と言われているが現在ではアフリカ、アジア、オーストラリア、北米など広く分布している
日本にも昭和初期に沖縄から入ってきたとされる。
現在では帰化植物として定着している。
ミジンコウキクサはとても小さい植物で全体で1mmほどで
花は0.1mm~0.2mmしかない
葉っぱのような体の真ん中、花孔と呼ばれる部分がありそこに雌しべと雄しべがある。
本物を見てみたいですがミジンコウキクサの花はなかなか咲かない
根、葉、茎に分かれていない葉状体という性質
見た目は緑色、もしくは黄緑色をしている。
裏面は透明感のある緑色です。
そんなんでも雌しべと雄しべがあり、花粉を受粉して実をつけるというわけです。
水草で1mm程度の草が浮いている。
人間から見ると緑色の塊にしか見えない
メダカの餌としても人気
ミジンコウキクサはメダカの餌としても人気があり
水質を悪化させる事もなく、メダカに餌を与える事ができる
何日か旅行に出かける時もミジンコウキクサを浮かべておけば1泊2日くらいの旅行なら
問題ないそうです。
食用にも?
タイでは食用としても使われる。
ผำ(パム=ミジンコウキクサ)、タイ語別名、ไข่น้ำ(カイナム=水の卵)と呼ばれ
あっさりたんぱくな味で、แกงไข่ผำ(ゲーンカイパム=ミジンコウキクサ)等のスープ、カレー等、スープの味付け次第です。
その極小の粒々感も味わいます
淡水の沼や湖などに浮遊し大量に繁殖したりする。
日本だと魚の餌として与える事もあるが国が変われば人間が豚肉と一緒に炒めて調理したりするというのは面白い
ミジンコウキクサなんて美味しいの思うかもしれませんが一般的な食材として定着しているようです。
まとめ
世界一小さい花をつけるのはミジンコウキクサ
植物自体の大きさは1mm程度で花の大きさは0.1mm~0.2mm
水草でメダカの餌としても人気
タイでは食用として扱われてカレーに入れたり肉と一緒に炒めたりする。
もともとはヨーロッパ南部が原産だが繁殖力が強いのか世界各地に分布している
日本でも帰化植物として自生している
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ
世界一甘いお菓子はインドのグラブジャムン?とんでもないカロリー
アブラカタブラという呪文の意味とは?花粉症にも効く?意外と歴史は古い!