チョコレートには生チョコというものがあります。
これって日本が独自に開発したチョコレートだそうです。
チョコレートの硬い食感とは違い生チョコは柔らかい
具体的にはどんな違いがあるのだろうか?
生チョコとは
生チョコとはチョコレートはミルクや砂糖を混ぜ合わせるのに対して
生クリームを混ぜて作るチョコレートです。
乳脂肪分が濃い生クリーム、カカオマスの固体油脂と生クリームの液体油脂を混ぜる事で柔らかい食感を生み出しています。
チョコレートに生クリームを入れているから生チョコ
原型はガナッシュ
元々はガナッシュと言われるフランス語のチョコクリーム
ガナッシュはフランス語で【ノロマ】という意味、なんでも見習いがチョコレートクリームに生クリームを落っことしてしまった
時にベテランからノロマ!と怒鳴られたのが名前の由来なんだとか
それを日本風にアレンジしたものと言えますね。
普通のチョコレートと比較
定義と製法の違い
チョコレート:カカオマス、カカオバター、砂糖などを混ぜて固めたもの。板チョコやチョコバーなど、形状や種類は多岐にわたります。
生チョコレート:チョコレートに生クリームや洋酒などを加えて作る「ガナッシュ」を冷やし固めたもの。日本独自の規格であり、チョコレートが全重量の60%以上、生クリームが全重量の10%以上、水分が全重量の10%以上含まれていることが定義されています。
生チョコの場合、洋酒を入れないのが一般的
- 食感と味わいの違い
チョコレート:固くパリッとした食感が特徴で、カカオの風味がしっかりと感じられます。
生チョコレート:生クリームを多く含むため、口に入れると滑らかでとろけるような食感が特徴です。
生チョコレートの起源
生チョコレートは1988年、神奈川県平塚市の洋菓子店「シルスマリア」で初めて作られました。
当時のショコラティエが、生クリームをふんだんに使った新しいタイプのチョコレートを開発し、その口どけの良さから「生チョコ」と命名されました。
生チョコの作り方とは?
基本の生チョコレシピ
材料(約20個分)
- チョコレート(ミルク・ビターどちらでもOK):100g
- 生クリーム(乳脂肪分35%以上推奨):50ml
- 無塩バター(風味をよくするため、なくても可):10g
- ココアパウダー(仕上げ用):適量
- 洋酒(ラム酒、ブランデーなど、お好みで):小さじ1(なくてもOK)
作り方
下準備
- チョコレートを細かく刻む(溶けやすくするため)。
- 型にクッキングシートを敷いておく。
チョコレートを溶かす
- 小鍋に生クリームを入れ、沸騰直前まで温める(グツグツ煮立たせないように注意)。
- 刻んだチョコレートをボウルに入れ、温めた生クリームを注ぐ。
- 1~2分ほど置いたあと、ゆっくりとゴムベラで混ぜて溶かす。
バターと洋酒を加える(オプション)
- チョコレートがなめらかに溶けたら、バターと洋酒を加えてさらに混ぜる。
- 艶が出るまでしっかり混ぜると、口どけがよくなる。
型に流し込んで冷やす
- クッキングシートを敷いた型に流し込み、表面を平らにならす。
- 冷蔵庫で 2〜3時間 冷やし固める。
切り分けて仕上げ
- 固まったら包丁を温め(熱湯で温めて水気を拭く)、好みのサイズにカットする。
- ココアパウダーを茶こしでふりかける。
まとめ
生チョコはチョコレートと違って生クリームを混ぜたチョコレート
非常に柔らかい食感が特徴です。
ガナッシュと呼ばれるフランスのチョコクリームを日本のパティシエが独自に改良したのが生チョコ
非常に柔らかくて美味しいチョコレートです。
生チョコの生は生クリームを使っているという意味
ではでは(^ω^)ノシ
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