
家で出来る素振りとして蹲踞素振りがある
この蹲踞素振りに関してどこを鍛えるのかが重要になる。
手軽に出来る稽古だがその効果を勘違いしてはいけない
体幹を鍛えるという意味合いが強いように思う
蹲踞素振りのやり方
蹲踞の姿勢、正眼の構えで足を深く曲げた状態。
その状態で素振りをする。
体幹はまっすぐ、頭の天辺が糸で引っ張られているような姿勢を意識する。
その状態で素振りをする早く強く素振りをしても体幹はまっすぐのままをキープする。
お尻が浮き上がったり体が前のめりにならないように気をつけましょう。
腹筋や背筋などを固めては効果半減です。
体幹はまっすぐしかし、腹直筋や広背筋などは固めたない
体幹を背骨で調節して素振りをしましょう。
慣れてきたら重い竹刀や素振り子などを使って負荷を強くしましょう。
蹲踞素振りの効果
主に体幹の強化です。
不安定な体勢で竹刀を振るのと姿勢を保つ事で体幹が鍛えられる
単純な筋肉だけではなく
背骨の関節や肩甲骨、肋骨などを使ってバランスを取ることになる

自分で作った重い竹刀を使う事で体幹を意識した素振りができた
体幹を鍛える事で鍔迫り合いなどが強くなりますし
バランスを崩しにくくなります。
また体幹が鍛えられると素早く動けるようになります。
実際にやってみて
普通の竹刀ではなく自作の素振り用竹刀を使って蹲踞素振りをしました。
重いため振りかぶった時に体が後ろに持っていかれるのをバランスを取りながら素振り
体が前のめりになりそうになったり体が後ろに倒れそうになったりするのを制御しながら素振り
大体、50本くらい素振りしたら体全体がだるくなっていました。
足の付根なんかも筋肉痛の兆候があったりします。
インナーマッスルなので分かりづらい部分なのですがそういうところが鍛えられる稽古だと思いました。
まとめ
蹲踞素振りは体幹を鍛える事ができる素振り
家だけじゃなくて稽古として取り入れてもいいレベル
体幹を鍛えると鍔迫り合いが強くなり素早く動けるようになるのでおすすめです。