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薬指が動かしにくいのはなぜ?ピアニストやギタリストはなんであんなに動くの?

あなたにこれができるでしょうか?

まず、手をグーにしてから親指から一本ずつ指を立ててください

 

親指、人差し指、中指は簡単だと思います。

しかし、薬指が上手く立てられないという人がほとんどだと思います

 

薬指を飛ばして小指を立てる事は簡単ですね。

では、グーの状態で薬指を立てる事はできるでしょうか?

 

順番に指を立てて薬指が上手くいかない人は薬指だけを動かす事は絶対に無理です。

 

 

薬指が動かしにくい理由

人間の薬指が他の指と比べて動かしにくい理由はいくつかあります。

  1. 筋肉の構造: 薬指は、他の指と比べて独立した筋肉が少ないです。特に中指との筋肉が共通しているため、中指を動かすと薬指も影響を受けることがあります。このため、薬指の独立した動きが制限されることがあります。

  2. 神経の支配: 薬指の動きを司る神経も、中指や小指と共通している部分があり、これが動かしにくさの一因となっています。神経の支配が複雑であるため、特定の動きをするときに薬指がうまく働かないことがあります。

  3. 機能的役割: 薬指は主に物を持つときに補助的な役割を果たします。これは、物をつかむ際に他の指と連携して動くことが多いため、あまり独立して動かす必要がないためでもあります。

  4. 解剖学的要因: 手の骨の構造や関節の可動域も影響します。薬指は他の指に比べて関節の可動域が狭いことが多く、これが動かしにくさにつながることがあります。

これらの要因が組み合わさることで、薬指は他の指と比べて動かしにくいという特徴を持っています。

前腕から指にそれぞれ筋肉がついています。

薬指には総指伸筋(そうししんきん)しかついていません。

 

他の指は総指伸筋(そうししんきん)プラス専用の筋肉がついています。

小指であれば尺側手根屈筋と小指伸筋という小指専用の筋肉がある。

中指は短橈側手根伸筋という筋肉が一本

人差し指とに長橈側手根伸筋という筋肉が1本

 

親指には長母趾伸筋と短母指伸筋という筋肉がついています。

まとめると

 

  • 親指には2本の筋肉
  • 人差し指には2本の筋肉(長橈側手根伸筋と総指伸筋)
  • 中指には2本の筋肉(短橈側手根伸筋と総指伸筋)
  • 薬指は1本(総指伸筋)
  • 小指には3本(総指伸筋と尺側手根屈筋と小指伸筋)

 

総指伸筋はかなり強い筋肉ですが他の指はたくさんの筋肉がついているため薬指よりも強い力が出る

薬指を動かすためには薬指の筋肉を鍛えて強い筋肉にして

中指や小指からの干渉を跳ね返すくらいの筋力と柔軟性が必要になるというわけです。

 

ピアニストやギタリストはなんであんなに指が動くのか?

単純にそういうトレーニングをしているからですね

ピアノだと指が上手く使えないと弾けない曲はあるし

 

ギタリストなど、弦楽器は指を動かしてなんぼですから。

日常生活では親指、人差し指、中指はよく使う

スポーツでラケットなどを扱うと小指が鍛えられます。

 

 

薬指はそんなに使わないため動かない

 

だからトレーニングして薬指を鍛える必要があるというわけです。

 

 

薬指と小指を分離するトレーニング

薬指と小指を分離して動かすためのトレーニングはいくつかあります。これらのエクササイズを行うことで、指の独立性を高め、柔軟性や力を向上させることができます。

以下にいくつかの具体的なトレーニング方法を紹介します。

 

1. 指のストレッチ

  • 方法: 両手を前に伸ばし、指を広げます。薬指と小指をそれぞれ持ち上げ、他の指を動かさないように注意します。
  • 時間: 各指を5秒間持ち上げ、10回繰り返します。

2. 指の独立運動

  • 方法: 手を机や膝の上に置き、薬指を上げながら小指を下に保ちます。次に逆に、小指を上げて薬指を下げます。
  • 時間: 各指を5秒間持ち上げ、10回繰り返します。

3. 指のピアノ運動

  • 方法: ピアノの鍵盤やテーブルの上で、薬指と小指を交互に押し下げる練習をします。他の指は動かさないようにします。
  • 時間: 各指を10回押し下げます。

4. ボールを使ったトレーニング

  • 方法: 小さなボールやスライムなどを持ち、薬指と小指を使って挟むようにします。この時、他の指を動かさないようにします。
  • 時間: 10回挟んでみて、少しずつ時間を増やしていきます。

5. 隔離運動

  • 方法: 机や台の上に手を置き、薬指と小指を開いて両方を下に押し付けます。他の指は上に持ち上げておきます。
  • 時間: 各ポジションを10秒間キープします。

これらのトレーニングを定期的に行うことで、薬指と小指の独立性を高めることができるでしょう。最初は難しいかもしれませんが、徐々に慣れてくるはずです。

 

指を器用に動かすためのトレーニング

 

 

親指以外の指を机の端に乗せます。

その状態から1本ずつ指を立てて机に乗せるというトレーニングを行います

最初は①人差し指、②中指、③薬指、④小指と順番に立てていき

慣れてきたらスピードを上げましょう

 

 

更に1,2、3、4、3,2,1という感じで指を動かしましょう

 

徐々に指の動きを複雑にしていく、右手と左手で出す指を変える

指を2本ずつ出す、更に右手と左手で出す指を変えるなど複雑な動きを追加していきましょう。

 

 

こうする事で複雑な指の動きをマスターすると薬指もかなり動くようになるはずです

 

まとめ

薬指が動かしにくいのは薬指だけつながっている筋肉の数が少なく

中指や小指に干渉されやすいからです。

地道にトレーニングすれば動くようになりますが他の指と比べて動かしにくい事には変わりありません。

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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