遺伝子組み換え作物は危険だ!もしくは遺伝子組み換え作物は危険ではないという意見がありますが
これはどちらが正しいかと言うとぶっちゃけ分かりません。
というのも具体的なデータがまだまだ足りないからです。
とは言え@kesuikemayakuは遺伝子組み換え作物はそこまで目くじらを立てて危険性を訴えるものではないと思っています。
と言うのも大豆やてんさい糖などは日本でも遺伝子組み換え作物を輸入していて知らず知らず食べているからです。
現在、2017年30代の@kesuikemayakuですが多分10年くらいは何らかの形で遺伝子組み換え(GM)食品を食べています。
アメリカのモンサント社という食品会社が除草剤に耐性をつけた遺伝子組み換え作物に鬼のように除草剤をぶっかけたものを販売して問題になったりしていますが。
あれはベトナム戦争で使った枯葉剤みたいな強力な除草剤を使ったのが問題であって遺伝子組み換え作物は関係なかった。
遺伝子組み換え作物とは?
簡単に言うと品種改良の上位互換です。
品種改良というのは何世代にも渡って作物を改良していく作業です。
例えば果物を甘くしたいと思ったら甘い果物がなった木だけで交配を行う事で
より甘くする。
大きな個体同士を交配させてより大きな作物を作るなど
何世代にも渡って交配させて作るのが品種改良。
遺伝子組み換えはDNAの情報を組み替える事で果物の改良をする。
直接、設計図をいじる訳だからすぐに改良が完了するのが遺伝子組み換え作物。
遺伝子組み換え作物の悪影響って?
ここで問題視されているのは遺伝子組み換えによって人体に悪影響があるのか?
という事であるんだけど、これは遺伝子組み換え作物を食べている人たちに悪影響がでない限り分からない。
まだ未知の部分が多いから危険視されているというのが遺伝子組み換え作物の問題だと思っています。
品種改良と違うのは従来の交配が同じ種(稲と稲など)、または近縁の種(ロバと馬など)同士の掛け合わせなのに対し、
遺伝子組み換えでは、ほうれん草の遺伝子を豚に組み込んだり、サソリの遺伝子をキャベツに組み込むこともできる。
遺伝子組み換え食品は詰まるところ『改造手術で普通の食べ物よりも生命力と栄養価が高くなった』ものです。
それが本当に食べ物として安全かどうかが証明(経験則とかも含めて)されておらず正直怖いイメージがある。
今、日本では販売目的で作られていないのですが、いくつもの審査を受けて海外から輸入されたものが店頭に並んでいるという感じ
遺伝子を操作して目的のタンパク質を作る例えば
- 除草剤耐性
- 殺虫性
とかですね、ただ問題なのは目的の遺伝子だけでなく別の遺伝子も動きだす可能性がある。
だから、危険かもしれないと言われているわけです。
モンサント社の遺伝子組み換え作物はアホみたいに除草剤をかけていて問題になった。
なんでそんな事をしたかと言うと雑草にも除草剤耐性がついてしまったからですね。
本末転倒というかなんというか。
日本で輸入される遺伝子組み換え作物
日本に輸入が許可されている作物は、
- とうもろこし
- 大豆
- 菜種
- 綿実
- じゃがいも
- てんさい
- アルファルファ
- パパイヤ
の8種類だけ。
そのうち、主に流通しているのは、とうもろこし、大豆、菜種、綿実の4種類だ。
遺伝子組み換え作物ですが輸入された作物はきっちり検査されて短期的には問題がない事は立証されています。
日本では遺伝子組み換え作物を作っていないから国産の野菜に関しては遺伝子組み換え作物を心配する必要はない。
実験的に作っている所はあるだろうけど一般には流通していない。
まとめ
遺伝子組み換え作物は今の化学では危険性がないと言われています。
DNAという未知の領域の話だから難しい問題なんですけど。
日本の大豆は殆ど遺伝子組み換え作物だと言われているので豆腐とか味噌を食べている人は殆ど遺伝子組み換え作物を食べている事になります。
だけど、健康被害は立証されていない事を考えると危険性はないと言えます。
もちろん、日本政府がきちんと遺伝子組み換え作物の検査をさせていたからだと言う事でもありますね。
どんな遺伝子がどんな影響を与えるかは分かっていないのが実情、だけどまあ、不安になる事もないかな~
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ
ゆで卵を生卵に戻す方法がある? イグノーベル賞を受賞した研究とは?
日本人は白米をいつから食べ始めた?庶民が食べ始めたのが〇〇時代?