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振った炭酸を吹き出さないよう、元に戻す方法とは

コーラやサイダーのような炭酸飲料を振ったり地面に落としてしまうと

蓋を開けると液体が吹き出して大変な事になってしまいます。

 

 

服にジュースがついたりすると最悪ですね

そんな炭酸飲料を吹き出さないようにする方法があるそうです。

 

 

 

 

デコピンをする

よく振ったジュース、その側面をデコピンしまくる

スプーンで叩いてもいいらしい

 

とにかく、少しずつ衝撃を与える事で吹き出す事がなくなるそうです。

缶やペットボトルの円周をデコピンで一周、スプーンなどで叩いて一周

 

人によっては50回くらい叩く良いと言われています。

 

下から上に圧力を加えましょう。

 

何でもいいから叩きまくると吹き出さないという事みたいです。

要は外側から圧力をかける事が重要らしい

 

 

転がす

缶をテーブルなんかで転がす事で吹き出さなくなる

 

テーブルでコロコロと麺棒のように転がしていくと炭酸飲料は吹き出さなくなる

 

 

テーブルとか壁で行えばいいだけなので手間もないです。

ペットボトルだと分かりやすいと思いますが気泡が上の方に集まってから蓋を開けましょう。

 

 

冷蔵庫で冷やしておく

とりあえず冷蔵庫で数時間、放置

分離した二酸化炭素が基の状態になるまで待ちましょう。

 

冷やしておけば二酸化炭素が再び水に溶けるので安全

常温で放置していると爆発したりする事があるので要注意ですね。

 

 

 


なぜ、吹き出すのか?

なぜ、炭酸飲料は振るとジュースが吹きこぼれるのか?

それは二酸化炭素と液体が分離してしまうから

 

炭酸飲料は二酸化炭素とジュースを冷やして無理やり溶かしている状態です。

振ってしまうと二酸化炭素とジュースが分離してしまう。

 

 

分離した二酸化炭素によって缶やペットボトルの内圧が高くなってしまう

そうして蓋が開くと高い圧力で一気に吹き出るというわけです。

二酸化炭素が空中へ逃げる時、水分も一緒に巻き込むため吹き出す

 

 

ヘンリーの法則の法則というのがあって

 

「一定温度で液体に溶ける気体の量は圧力に比例する」高い圧力をかければかけるほど二酸化炭素は水に溶けるようになる。

 

炭酸飲料はかなり高い圧力で二酸化炭素を強引に溶かしている。

それが分離すれば二酸化炭素が吹き出してしまうというわけです。

 

炭酸飲料の温度が高くなっても吹き出す原因になります。

 

 

吹き出さなくなる理由

分離した二酸化炭素が水を巻き込まなきゃ吹き出さない

という事で外部から圧力を加えたりコロコロと転がす事で

二酸化炭素を容器の上部に集める事で二酸化炭素が水を巻き込まない状態にする

 

 

炭酸飲料をグラスに注ぐとグラスの側面に気泡がつく

その気泡が容器の上部に逃げていくイメージですね。

 

 

まとめ

コーラが吹きこぼれるのは二酸化炭素が液体から分離してしまい

圧力によって蓋が開くと水を巻き込みながら吹き出る

 

だから、分離した二酸化炭素を容器の上部分に集めると二酸化炭素だけが抜けるから吹き出さない

そのために外部から圧力を加えているというわけです。

 

 

冷蔵庫でよく冷やしておけば二酸化炭素は元に戻るので冷やしておくのが一番、楽だと思います。

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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