油そばとまぜそばはよくよく観察するとほぼ同じ食べ物と言ってもいい感じがしますね。
両者の違いって
- 油そば→具が少ない
- 混ぜそば→具が多い
こんな感じで区別するのが良いのかも?
どちらも基本的には汁なしラーメンというジャンル
油そばの具材はチャーシューやメンマにネギなどラーメンの具
まぜそばは挽き肉やニラ、ニンニクに魚粉とか鰹節など
まぜそばって体に悪いんじゃないかってくらい油っぽいイメージですが
ラーメンなんてそんなものですよね。
結論から言ってしまえば【油そば】と【まぜそば】は基本同じ料理
好みで酢やラー油などの調味料を追加して自分好みにカスタムするのも同じですね。
ただ、最初に乗っている具材とかが違うしトッピングも違う。
まぜそばの方が具材が多い
台湾まぜそばの方が油そばよりも具材が多い種類も多い
辛い味付けの豚ひき肉やニラなどは台湾まぜそば独自の具材。
油そばに入ってる具材は大体入ってる。
画像検索するとチャーシューが入ってなかったりするけど
まぜそばは基本的に麺が見えないくらい具材が乗っているのが特徴。
まぜそばの特徴は必ずピリ辛の豚ひき肉が入っている事ですね。
トッピングは明太子やマヨネーズ、キムチ、チーズ、さらに醤油バターなどなどかなり多い印象。
油そばの発祥地
まぜそばと油そばどちらが先に誕生したかと言うと油そばです。
油そばの発祥地は東京都武蔵野市です。
諸説あって
- 昭和27年創業の一橋大学そばの「三幸」が、時間が経って、のびたラーメンをヒントに昭和30年代前半頃から酒の肴として提供を開始したとする説
- 昭和30年代に亜細亜大学そばの「珍々亭」が中国の拌麺をヒントに油そばを発売
この2説がある。
昭和30年代に生まれた料理であるのは確かですね。
亜細亜大学では入学してきた学生と先輩が油そばを食べに行くのが通過儀礼だったとか
まぜそばの発祥は名古屋?
まぜそばの呼び方は油そばの別名みたいな感じだったのですが明確に別メニューとして考えられたのは台湾まぜそばが誕生したからです。
愛知県が発祥の台湾まぜはいわゆる名古屋めし
2008年(平成20年)に愛知県名古屋市中川区に本店を持つ麺屋はなび高畑本店にて誕生した。
きっかけは台湾ラーメンを作ろうとして豚ひき肉を炒めたところ
スープに合わず豚ひき肉を捨てようとしたところ、アルバイトの人が豚ひき肉を茹でた麺に乗っけて食べる事を提案したところ
美味しかったので研究を開始、その結果生まれたのが台湾まぜそばです。
極太麺に醤油たれや油を絡めて更に鷹の爪などで辛くした豚ミンチやニラ、ネギ、もやしなどを乗っけて混ぜる食べ方をしたのが台湾まぜそばというわけです。
油そばの作り方で汁なし台湾ラーメンを作ったという感じでしょうか?
油そばの〆はスープ、まぜそばは追い飯
油そばは食べ終わった後にタレと油が残るため鶏がらスープを足してスープを飲んで〆
まぜそばの場合は最後に残った具材を食べきるためなのか追加でご飯を入れて食べる。
どちらも美味しいから試してほしいところ。
ここら辺も正直、どっちがどっちでもいいという感じになっている。
まとめ
食べ物に関する雑学、今回は油そばとまぜそばについて学ぶという記事でした。
油そばとまぜそば、基本的に同じ料理なのだが台湾まぜそばなどの派生形も生まれてきている。
油そばには豚ひき肉は入っていないしピリ辛な味付けではない
まぜそばは具材が多く麺を味わうというよりもいろいろな具材と一緒に麺を食べる料理
どちらもスープはないがタレと油で美味しく食べられる。
〆はお店によって違うだろうけど
油そばの〆はスープ
台湾まぜそばの〆は追い飯
という感じだろうか?
文章で比較すると分かりづらく感じるけど
写真で見ると一目瞭然という料理も珍しい気がしますね。
ではでは(^ω^)ノシ
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