「鶏は左脚のほうが美味しいらしいよ」
先日こんな話を耳にして、「えっ? 左右で味が違うの?」と、思わず二度聞きしてしまいました。
鶏のモモ肉は、唐揚げにしても煮物にしても最高ですが、左と右で美味しさに差があるなんて、ちょっと不思議ですよね。
そこで今回は、このちょっと気になる話を調べてみました。
利き脚で味が変わる…かも?
動物にも人間と同じように「利き手」や「利き脚」があると言われています。
たとえば、ある研究では、ニワトリにも左右どちらかをよく使う傾向が見られるとか。
もし左脚をよく使う個体がいたら、筋肉の発達や質にわずかな違いが出る可能性もあるかもしれません。
でも、現代の養鶏では鶏たちは比較的狭いスペースで育てられ、動きも制限されているため、日常的に片脚だけを使うということはほとんどありません。
つまり、脚の左右で顕著な味の差が出ることは、基本的にないと考えられます。
寝ている時は左脚を使わない説
ニワトリは寝ている時、右足だけで立つ
左脚は休ませている事が多いから柔らかくて美味しいという説もあります。
左利き説とは理由が真逆というのも面白いですね
野生の鶏は止まり木の上で寝るのですがブロイラーの飼育方法では関係ない。
YouTubeとかで寝ているニワトリの動画を見ても右足だけで立っているのが見つからなかったから微妙
ブロイラーのニワトリは止まり木がないからあんまり関係ない気がします。
じゃあなぜ「左脚が美味しい」って言うの?
この話、科学的な根拠があるというよりは、食べた人の「なんとなくそう感じた」という印象や、昔からの言い伝えが広まったもののようです。
「たまたま食べた左脚がジューシーだった」といった個人の体験が、家族や地域のなかで話題になり、それが少しずつ広がっていった…ということもあるでしょう。
食の世界には、こうした「ちょっとした噂」から生まれる面白い話がたくさんあります。
だからといって全部が迷信というわけでもなく、「自分の舌で確かめてみる」のも楽しみ方のひとつですね。
実際に食べ比べてみたら?
もしこの話が気になるなら、実際に鶏の左脚と右脚を調理して、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
もちろん、左右をきちんと見分けるのはちょっと手間がかかりますが、家族や友人と一緒に試してみれば、ちょっとした会話のネタにもなりそうです。
結論:味の違いは「気のせい」かもしれないけれど…
科学的には左右で味の差はないとされているものの、「こっちの方が美味しい気がする」という感覚も、料理を楽しむ大事なスパイスですよね。
次に鶏のモモ肉を食べるときは、ぜひ左右のことを思い出して、「これは左かな?右かな?」なんて想像しながら味わってみてください。
もしかしたら、あなたの舌が新しい発見をしてくれるかもしれませんよ!
ではでは(^ω^)ノシ