負の感情、怒りや妬み、猜疑心、恐怖、侮蔑などなど人間には喜びや楽しい、嬉しいとは反対の感情があります。
怒りなんてない方がいいとか妬みや猜疑心、恐怖なんかない方がいい
そう思うかもしれませんがそれは違います。
負の感情は生存するために必要なものであったと筆者は思っています。
例えば原始時代に石器で狩りをしていた時代。
恐怖を感じない人たちからケガをしたり喰われたりしたと思っています。
恐怖、怖いと思うのは得体が知れない何かを予測したりケガをする可能性を予測するためには必要な機能です。
妬みや嫉妬なども他人と比較するという機能が人間に備わっているからと言えます。
他人を気にしない人は妬みや嫉妬かゆて無縁でしょうし
怒りというのはそのまま行動力になる。
面倒くさいとか辛い事であっても負けずにやり切るエネルギーになったりするから必要なものだ
恐怖:危険を予知する能力
夜道が怖いと感じるのは人間の本能なのかもしれません。
原始的な話ですがまだ、狩りをしていた時代、夜目の効かない人間にとっていつ獣に襲われるか分からない
夜というのはとても怖いものでした。
そういう意味で負の感情と言われるものは必要
現代でも怖いと感じる事は重要な事です。
楽しいとか嬉しいとかそういうのだけでは生きていくには不十分。
脅威を推し量るための能力とも言えます
怒り:エネルギーになる感情
怒りを感じることは誰しもある、理不尽だ納得いかない
そういう気持ちがある事を否定しては前には進めない
現状に不満があるという事の現れでもあるだろう。
怒りというのは使い方を間違えなきゃ行動にブーストをかけるエネルギーだ。
面倒くさい事や困難な事でも怒りがそれをクリアする原動力になったりもする。
使い方を間違えなきゃ怒りだって素晴らしいものだろう。
怒りのままに誰かを怒鳴ったり暴力を振るうのは違う
負の感情を表現する方法が問題
例えば不機嫌を隠さない会社の上司とかすぐ怒り狂うような人は問題だ。
負の感情は必要と言いましたが過度に溜め込んだり自分で上手く処理できないのは問題
大切なのはどういう処理をするかだ
喜びや楽しい時はストレートに笑ったり歓声をあげたりするだろう
負の感情をどういう風に表現するか?
これが問題、建設的な行動に変えるのか他人にぶつけて解消するかによってかなり違う。
怒りや苛立ちをどうやって解消するか?
ドカ食いしたり、カラオケで大声を出したりやり方はいろいろある
人によっては仕事や趣味で発散している。
思い切り体を動かしたりサンドバッグを叩く人もいる
変に溜め込まず適度に発散する事でバランスを取るべきだ。
バランスが大事
喜怒哀楽の全てが重要であり、それが無くなったら人生を楽しめない
例えばゲームの高難易度をプレイしてイライラがなければクリアした時の喜びは生まれない
クリア出来なくても悔しいとかイライラするって感情がなければ遊ばなくてもいい事になる。
良くも悪くも適度なら悪いものじゃない
怒りや悲しみが大きすぎると心身に良くないというのは分かる
喜びとか楽しいとかそういう感情が爆発する事がないのは我慢しなくてもいい
発散方法が分かっているからというのもあるだろう。
正直、コインの裏表でしかないのだろう。
負の感情を切り離す事が正しいのか
負の感情を切り離す、封印する事が正しいのかといえば間違っていると思う
感情というのは発散しなければ溜まるもの。
嬉しいとか楽しいという気持ちを我慢し続ければ毒になるだろう
もちろん、そういう経験はないが
逆に怒りなどのストレスを溜め込む事で胃潰瘍になったりする。
感情が体に与える影響とも言える。
負の感情を切り離してもいつかは爆発してしまう。
抑圧された子どもが大人になった時に取り返しのつかない犯罪に手を染めるなんてのも珍しくない
何事もバランスが重要だろうと私は思う
ではでは(^ω^)ノシ