人間の女性が悩む生理
子供を産むために必要なサイクルであるが他の哺乳類
例えば犬や猫なんかには生理がない
ここで言う生理とは定期的に子宮内膜が剥がれ落ちることです。
実は生理のある動物の方が少ない?
人や一部のサル、コウモリやネズミに生理がある事が分かっています。
ゴリラなどは人とほぼ同じ約28日に1度生理があります
哺乳類の種類は約6000種いるとされている中でこれだけしかいない
哺乳類全体で見て2%以下なんだとか
という事は非常に珍しい生態なんですね。
では他の動物はどうなっているかと言えば猫の場合
発情期に排卵して受精しなかった場合、子宮内膜が剥がれ落ちて出血します。
ちなみに猫は交尾排卵動物で交尾の刺激で排卵するそうです。
犬は①発情前期、②発情期、③発情休止期、④無発情期というサイクルで排卵しているそうで
人間みたいに一月に1回、生理があるというわけじゃないみたいです。
なぜ月経という生態を持たない生物の方が多いかというと
デメリットが大きいからです。
定期的に血が出るという事はその臭いで居場所がバレてしまうリスクがあります。
だから、それを上回るメリットがないといけないわけです。
つまり月経は哺乳類の繁殖に必要なものではない
生理のある動物
生理(月経)のある動物は
- 人間
- ニホンザル
- ヒヒ
- チンパンジー
- ゴリラ
- コウモリ
- ハネジネズミ
- ツパイ類
サルに関しては基本的に天敵が少ない、またはいない感じですね
それにしても一覧にして表示するとめちゃくちゃ少ないのが分かりますね。
生理のメリットとは?
なぜ人間に生理があるのか、それは今も研究中で解明されてはいないそうです
以前は子宮をきれいにしていたという説があったそうですが否定されているそうです。
有力な説の一つに卵子の選別をしているのではないかという説
受精卵選別説が有力なんだとか
人間の出産というのは他の動物よりも遥かに危険度が高い
昔は出産した時に母体が死亡するケースも珍しくない
更に子供である時期も長く手間がかかる
コストが高いというわけです。
だからこそ確実に健康な子供を産む必要があったというわけです。
常に卵子の状態を良くしておく事が種の繁栄につながるというわけです。
まとめ
哺乳類で月経がない種の方が多数派
一部のサルやコウモリなどにしかない
月経は血を流す事から天敵に見つかるリスクが高い
そのリスクが軽い一部の生物にしかない特徴というわけです。
生理がなぜ存在するのかまだ分かっていないけれど
現在、有力な説は【受精卵選別説】というわけです。
ではでは(^ω^)ノシ
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