実は明治期の導入や水、食文化などが重なって、ラガーが日本で当たり前になったとされています。
ラガー中心になった理由を、身近な視点でたどってみます。
※この記事は「ビールに関する雑学まとめ」の一部です。
ビールの歴史・種類・味・健康に関する雑学をまとめて知りたい方は、以下のピラーページもあわせてご覧ください。
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ラガーが当たり前に見える理由
日本の流通ビールの大半がラガーです。大手メーカーが全国規模でラガーを大量生産した影響が大きいとされています。
長年にわたり家庭や飲食店でラガーに慣れた消費者が基盤になり、結果として「ビール=ラガー」の図式が形成されました。
大手メーカといえばアサヒビールとかキリンビールとかサッポロビール、サントリーなどですね
その全てがエールではなくラガーを生産しているからビールといえばラガーになった。
歴史の流れ:導入と工業化
明治期に西洋文化が流入した際、ドイツ式のラガー技術が導入されました。技術や設備もその方式を基準に整えられます。
やがて工場での大量生産が可能になり、主要メーカーはラガーを主力に据えて全国展開しました。
酒税や規制の影響
戦後から近年までの酒税や規制も、醸造所の数を制限しやすい構造を作ったとされています。
小規模な多様なビールが広がるのは比較的最近の動きです。
環境と味:水がラガーを後押しした
ラガーは軟水と相性が良いと考えられています。日本は軟水の地域が多く、淡くクリアな味わいを出しやすい環境です。
低温でじっくり熟成させるラガーの風味は、日本の水質と技術が合致した結果ともいえます。
確かに日本は水がきれいで寒い土地も多いからお酒造りに有利な国
食文化との相性が大きい
和食は味のバランスが繊細です。濃すぎない、スッキリした飲み口は食事の邪魔をしません。
冷やして飲む習慣が根付いたことも、ラガーの爽快なのどごしを評価する文化を育てたようです。
居酒屋や家庭で使いやすい点が受け入れられました。
意外性:ラガー=単純ではない
「ラガーは全部同じ」と思われがちですが、ピルスナー系の軽快なものから、複雑でコクのあるタイプまで幅があります。
沖縄のオリオンのように地域の気候や嗜好に合わせたラガーもあります。つまりラガー中心でも多様性は存在します。
一般的な誤解と最近の変化
よくある誤解は「ラガーしか日本で飲まれていない」というものです。1990年代以降の規制緩和やクラフトブームで、エールなど他のスタイルも増えています。
とはいえ市場シェアは依然ラガーが大きく、主流が変わるのはゆっくりな流れだと見られています。
締めの一文
明治の技術導入から食文化、水、流通の仕組みまでが重なって、今の「ラガー中心」ができあがりました。
次にビールを飲むときは、その一口の背景を誰かに話してみてください。
ではでは(^ω^)ノシ

