歴史の雑学

シーサーの色には意味がある?──伝統と“今の意味づけ”を過不足なく解説

沖縄の風景に欠かせない守り神、シーサー

屋根の上や玄関先、土産物屋の棚に並ぶ姿は見慣れたものだけど、「いろんな色のシーサーがあるけど、それぞれ意味があるの?」と疑問に思う人は多いはず。

結論を先に言うと、伝統的には“色”に固定された意味はない一方で、現代では風水的・マーケティング的に色ごとの願い(=意味)を割り当てて楽しむ流れが定着しています。

この記事では歴史的背景から、今よく見かける色の意味、方角との組み合わせ、選び方・飾り方、購入先のポイントまで、過不足なくまとめます(参考:複数の沖縄情報サイト・工房記事)。


伝統的なシーサーの役割と基本ルール

  • 本質は「守り神」:シーサーは元々、家や村を守り悪霊や災いを追い払うための像です。口を開けたもの・閉じたものの対(阿吽)で、片方が「邪気を払い」、もう片方が「福を留める」といった説明が伝わっています。
  • 色より形と置き場所が重要:かつては素焼きの土色や目立たない色のものが主流で、色そのものに厳密な意味を当てる文化は薄かった。伝統重視の工房や史料も同様の見解です。

要点:伝統=守り・魔除け・招福。色が必須の意味を持つわけではない。

色は後付ですね、何か特別な由来があるとかじゃないくてカラフルにしたら可愛いじゃん!って感じかもしれません

風水の色に当てはめるのも後付けですね。

 

 


現代でよく見かける「色の意味」一覧(俗説・風水的解釈)

観光土産や近年の工房・ブログでは、色ごとに願いを対応させる説明が多く見られます。

これらは風水やスピリチュアルな解釈、販売に合わせたわかりやすさから生まれたもので、楽しみ方の一つとして受け取るのが自然です。

主な色とよく言われる意味は次の通り(いくつかの沖縄情報サイト・ブログを総合して整理):

 

 

  • :魔除け、厄除け、健康・仕事の活力。
  • ピンク(桃色):恋愛運、良縁、幸福、若返り。
  • 黄色/金色:金運、繁栄、事業運。
  • :健康運、調和、安定。
  • 青/水色:冷静さ、癒し、学業・精神の安定。
  • :感受性、カリスマ性、神秘性。
  • 茶色:堅実さ、安定、家庭の落ち着き。
  • :清廉、浄化、人間関係の改善。
  • :災除け、厳粛さ、ストレス除去。

(参考にした記事例:観光/暮らし系ブログや工房の色解説ページ)

 

 


方角(風水)を組み合わせる解釈もある

近年の解釈では「色 × 方角」でより効果を高めるとする見方もあります。代表的な組み合わせ例:

  • :赤・青 → 健康運・仕事運
  • :オレンジ・黄色 → 人気運・名声運
  • 西:金色・白 → 金運・恋愛運
  • :青・黒 → 学業運・心の安定

※これは風水的な考え方の一例で、伝統文化そのものの教えではありません。風水を楽しむなら参考にすると良いでしょう(複数サイトで紹介されている俗説)。

 

 


シーサーの種類と置き方の基本ポイント

色以外にも「種類」や「置き方」が大事です。工房や伝統的な説明をベースに要点だけ押さえましょう。

  • 対(ペア)で置く:伝統的には口を開けた「雄(阿)」と口を閉じた「雌(吽)」を対にして家の守りにします。
  • 屋根上のシーサー:屋根の鬼瓦代わりに置くことで村や家全体を守る意味合い。
  • 門前・玄関のシーサー:外から入ってくる邪気を払う役割。向きは入口の外向き/内向きなど説明が分かれるので、工房や販売店のアドバイスを参考に(置き方の習慣は地域差あり)。
  • 置き場所の注意:直射日光や雨風で色が劣化することがあるため、屋外用か屋内用かを確認して購入すること。

(工房の種類紹介ページには、陶器・素焼き・焼き物・琉球瓦タイプなど実用的な違いが掲載されています)

 

 

 


シーサーの選び方(実用的アドバイス)

  1. 願いで色を選ぶ:風水的な意味を楽しみたいなら、上の色リストを参考に。
  2. 素材と置き場所を確認:屋外に置くなら耐候性のある素材/塗装かどうかを必ず確認。
  3. サイズ感を合わせる:玄関先・屋根・室内で適したサイズは違う。見た目のバランスを考える。
  4. 作り手(工房)を選ぶ:伝統寄りの作風が良ければ地元の窯元・工房、カラフルでモダンなものが良ければ観光向け作家の品を探す。しまんちゅ工房など実店舗の情報も参考に。
  5. 口の開閉も意味を踏まえる:対で置く場合は阿吽の組み合わせを検討。片方だけ置く場合は、どのような意図か(悪除けか福を留めるか)を考えて選ぶと良い。

購入先とメンテナンスのヒント

  • 購入先:沖縄の工房や土産物店、オンラインショップでは種類が豊富。工房ページには作風や素材、サイズが詳しく載っていますので確認を(例:地元工房の種類紹介ページなど)。
  • 塗装の扱い:色付きシーサーは塗装の剥がれに注意。屋外設置なら耐候塗装かどうかを確認し、必要なら年に一度のメンテやクリーニングを。
  • 修理:陶器製は破損時に修復が可能な場合もあるので、作家や工房へ相談。

最後に — 「意味」は自分で決めて良い

歴史的・伝統的な立場からは「色に決まった意味はない」が回答です。

ただし、現代では色に意味を当てて楽しむ流れが定着しており、観光土産の選び方やインテリアとしての楽しみ方として広く受け入れられています。

大切なのは、自分の願い(あるいはインテリアの好み)に合わせて選び、飾り、世話をすること

それ自体がシーサーを“守り神”として活かす行為になります。

 

ではでは(^ω^)ノシ

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