日常生活の裏ワザ

ヒヤロンは自作できる?尿素で作る簡単保冷剤の仕組みと作り方

夏場の外出や、ちょっとした打撲・熱中症対策に便利なのが「瞬間冷却パック」。

代表的な商品が1982年に大正製薬から発売された 「ヒヤロン」 です。

 

袋を握ると一気に冷たくなる仕組みは、じつは家庭でも似たものを簡単に再現できます。

今回は【ヒヤロン 自作】をテーマに、仕組みから作り方、安全に楽しむコツまでまとめます。


ヒヤロンの仕組み

ヒヤロンの中には「水の小袋」と「白い粉(尿素や硝酸アンモニウム)」が入っています。
袋を押し潰すと水袋が破れて、粉と水が混ざります。このとき起こるのが 「溶解吸熱反応」

  • 尿素や硝酸アンモニウムは水に溶けるときに熱を奪う
  • その結果、袋の温度が一気に下がる

ヒヤロンは「尿素+硝酸アンモニウム」を組み合わせて冷却力を高めていますが、家庭での自作には 安全で入手しやすい尿素 を使うのがおすすめです。

 

 

 


尿素と硝酸アンモニウムの違い

  • 尿素
    • 入手しやすい(ホームセンターや園芸店で肥料として販売)
    • 安全性が高い
    • 吸熱量は1gあたり約233J → 氷ほど冷えないが応急用には十分
  • 硝酸アンモニウム
    • 尿素より強力に冷える(1gあたり約321J)
    • ただし爆発物の原料にもなるため現在は厳しく規制され、個人ではほぼ入手できない

家で自作する場合は 尿素一択 です。

尿素はホームセンターの園芸コーナーで肥料として販売されており、手に入りやすい

値段も1000円以下で購入できる。

保冷剤に使うだけなら少しの量でいいし

 

 

家でも簡単に作れるヒヤロン風、保冷剤を紹介します。


自作ヒヤロン風パックの作り方

材料

  • 尿素 … 大さじ3〜4(約50〜70g)
  • 水 … 40〜60mL
  • ジップロック袋(大) … 1枚
  • 小さめのポリ袋(または小ジップ袋) … 1枚
  • タオル(使用時に包む用)

手順

  1. 外袋(大ジップ袋)に尿素を入れる
  2. 内袋(小ポリ袋)に水を入れてしっかり封をする
  3. 内袋を外袋の中に入れて密閉
  4. 使うときに内袋を押し潰して水を破り、尿素と混ぜる
  5. 冷えた袋をタオルで包み、患部や体に当てる

効果は 数℃まで冷える・持続は5〜15分程度。打撲や外出先での応急処置に使えます。

ヒヤロンの効果は5~15分くらいしか続かないから不満。

本当に暑くてきつい時に使う商品って感じ

 

長時間、1時間単位で冷やしたい場合はやはり氷を使った保冷剤の方がいいとなるわけです。

 


長時間冷やしたいときの工夫

尿素パックは「瞬間冷却」には便利ですが、長時間冷やすには物足りません。その場合は以下の工夫がおすすめです。

  • 塩やエタノールを混ぜた水を凍らせる → 氷点が下がり、−5℃前後で長時間冷却可能
  • 吸水ポリマーでジェル化 → 溶けても水が漏れず、繰り返し使える
  • 保冷バッグやアルミシートに入れる → 冷却持続時間が2〜3倍に
  • 瞬間冷却パック+凍らせた保冷剤の二段構え → 最初は急冷、後半は持続冷却

ヒヤロン風保冷剤の注意点

  • 中身は飲食厳禁。食品用保冷には市販品を推奨
  • 肌に直接当てると低温やけどの恐れ → 必ずタオルで包む
  • 破れて尿素が出たらすぐに水で洗い流す
  • 再利用はできない(尿素が全部溶けきったら終了)

まとめ

  • ヒヤロンは「尿素+硝酸アンモニウム+水」の吸熱反応で冷える
  • 家庭での自作は「尿素+水」で可能
  • 効果は短時間なので、長時間冷却には塩やアルコールを加えた氷点下ジェル保冷剤がおすすめ

ヒヤロンの仕組みを知っておくと、アウトドアや防災の場面で「ちょっと冷やしたい」ときに役立ちます。

安全に工夫して、夏を快適に乗り切りましょう!

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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