道具の雑学

【完全ガイド】電波時計の仕組みと、海外ではどうなる?

電波時計って何がスゴいの?仕組みを分かりやすく解説した上で、日本の送信所の場所、海外で使うときの注意点、買うときのチェックリスト、

そしておすすめモデルまで。出張や転勤の多い人向けに実用的にまとめました。

 

 

電波時計って海外旅行に持っていくとどうなるの?と思った事はありませんか?

もしかして動かなくなる?なんて事はないので安心してください


まずは結論だけ

電波時計は外部の“正確な時刻を送る電波”を受信して、自動で時刻を合わせる時計です。

国内ではおおたかどや山(40kHz)はがね山(60kHz)の二つの送信所が標準時を送っていて、受信できる範囲内ならほぼ誤差ゼロの時刻表示が可能。

海外では送信局が国ごとに異なるので、対応局が多い(マルチバンド)モデルを選ぶと安心です。

 

 

海外で電波の周波数が違う国だとクォーツ時計として動くようになります。

 


電波時計の仕組み(かみ砕いて)

  1. 標準時電波を送る送信局がある — 各国に正確な時刻を送るための送信局があり、低周波(長波)で時刻情報を定期送信します。送る情報は「年・月・日・時・分」「夏時間(DST)の有無」「うるう秒の情報」など。
  2. 時計側に専用の受信回路とアンテナがある — 指定された周波数(日本なら40kHz/60kHzなど)を受け取り、送られた時刻データを復号します。
  3. 受信したUTC基準の情報にタイムゾーンやDSTを適用して表示 — 時計は内部設定のタイムゾーン・夏時間情報を元に“現地時間”として表示します。
  4. 受信できないときは普通のクォーツ時計として動く — 電波で同期できない場合でも、クォーツムーブメントで動き続けます(ただしクォーツ固有の誤差あり)。

ポイント:電波時計=“完全に自動でズレない”わけではなく、あくまで「電波が受かれば自動修正して高精度を保つ」仕組みです。


日本の送信所はどこにあるの?(設置場所と周波数)

  • おおたかどや山標準電波送信所(福島県) — 周波数:40kHz
  • はがね山標準電波送信所(佐賀県) — 周波数:60kHz

どちらも山の上にアンテナ設備があり、送信範囲はおおむね半径約1000km程度(地形や電離層、建物の影響で前後します)。

日本国内の大半は受信可能範囲ですが、ビルの奥・地下や電波ノイズの多い場所では受信が難しくなります。

 

 


海外で電波時計を使うとどうなるか?

  • 対応局の圏外なら自動同期は動かない:海外で自国の送信局が受信できない場合、電波補正は働かず“通常のクォーツ”として動きます。
  • 多局対応(マルチバンド)モデルなら安心:欧州の DCF77(ドイツ)、MSF(英国)、米国の WWVB、中国の BPCなど複数局に対応している時計を選べば、海外滞在先でも同期できる可能性が高まります。
  • 受信できてもタイムゾーン設定が必要:受信した時間はUTC基準で送られてくるため、時計がどのタイムゾーンを表示するよう設定されているかで表示時刻は変わります。DST(夏時間)も設定が必要です。
  • 旅行者は手動設定で問題解決が早い:短期旅行なら受信を期待せず、手動で時刻合わせするのが最も確実。

電波受信が成功しやすい/しにくい場所

受信しやすい場所

  • 夜間(電離層の影響で長波の伝搬が良くなる)
  • 視界が開けた屋外の高い場所

受信しにくい場所

  • ビルの奥・地下室・鉄筋コンクリート建物内
  • 高電波ノイズ地域(強い送電や工場周辺など)

購入時にチェックすべきポイント(リストで)

  • 対応送信局(受信バンド):日本専用か、Multi‑Band(例:Multi Band 6)対応か。対応局一覧があるか確認。
  • タイムゾーン・DSTの切替:海外で使うなら手動でタイムゾーンが切り替えられるか。
  • 受信再試行の仕様:夜間自動受信か、手動受信ボタンがあるか。
  • 電源方式:ソーラーor電池。海外での電池交換を避けたいならソーラー推奨。
  • 屋内での受信性能(レビュー確認):レビューに「建物内でも受信できた/できなかった」があると参考になる。
  • メンテナンス性と操作性:時計の操作がわかりやすいか、日本語説明があるか。

おすすめの使い分け(用途別)

  • 出張・転勤で頻繁に海外に行く人:マルチバンド&ソーラーの腕時計(例:CASIO Wave Ceptor系、CITIZENの多局モデル)
  • 自宅の壁掛け時計/ブログ撮影用背景:電波掛時計(受信できない環境でも見栄え良く、手動で合わせられるもの)
  • オフィスの多拠点管理用:複数タイムゾーン表示のワールドクロック(電波受信ではなく、タイムゾーン表示機能重視)

 


まとめ

電波時計は「受信できる環境ならほぼズレない」という強みがありますが、受信局の圏外や建物の影響では機能しない点を押さえておきましょう。

海外での利用を考えるなら"対応送信局の多さ(マルチバンド)"と"手動での時刻設定のしやすさ"を基準に選ぶと失敗が少ないです。

最後に一言:出張や海外転勤が多いなら、マルチバンド+ソーラーの組み合わせが最もストレスフリー。

 

とは言えスマホもあるから電波時計にこだわりがなければ好きなものを購入しても構わない

海外に行くと普通のクォーツ時計になってしまうという雑学でした

ではでは(^ω^)ノシ

 

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