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聖者無双!アニメの感想~ルシエルのチートが面白い

聖者無双はごく普通のサラリーマンが会社に戻る途中、警察官から拳銃を奪った男に撃たれ死亡するところから始まる

異世界転生作品。

 

 

聖者無双の見どころは異世界転生にしては珍しい修行パートがしっかりしているところだろう。

RPGのようなレベルという概念はあったりするがあまりそういうのを気にせず見れるところが良いと評価する人も多そうだ。

 

 

基本的に日本のありふれた男性だったルシエル、最初は冒険者にビビりまくったりする姿は共感しやすい。

 

あんだけビビってる理由も冒険者ギルドで訓練している描写で判明するし、超絶弱い。

格闘技の素人だし荒事には不慣れな一般人

 

 

 

チート効果が曖昧

ルシエルはチートを持っているかと言えばスキルに豪運を持っているだけ

これが非常に良い塩梅といえる

 

 

運が良いというだけのスキルだ、ルシエルの人生を左右するほどの能力はない

それでいて作品のご都合展開を解決してしまうという非常に優れた能力。

 

 

運が良いという能力によってタイミング良く、素敵な人と出会えたりする。

一話を見る限り出会う人がみんなが良い人だし、難癖をつけてくる冒険者も事情を知れば納得できる。

 

 

修行パートは割りとスパルタ

治癒魔法を習得するのに狭い部屋でひたすら本を読んで魔法の詠唱をして

魔力枯渇して苦しんでの繰り返しは意外と他の作品ではない

 

他の作品だとすぐに諦めたり、すぐに魔法を習得してしまうから

コツコツと積み重ねて魔法を習得するのは珍しい

 

 

冒険者ギルドでの訓練はひたすら走り込みをしたり体術の訓練をしたりする

やってる事は軍隊の訓練でも通用しそうなスパルタぶり

 

その分、飯も泊まる部屋も確保されているし、治癒師としての仕事もあって

ある意味、快適というのも作品のバランスとして良いところだろう。

 

 

テンポはゆっくり

序盤の話はゆっくり進むから急展開は当分ない

というのも原作では修行パートが続くからだ。

 

 

ゆっくりだけど見せ場というか面白い部分はあるから飽きない

 

謎の栄養ドリンク「物体X」が登場するだけで面白いからね

 

 

スパルタな訓練シーンは他の作品だとあまり見られないし

1話で貧弱だったルシエルがどれだけ強くなるかも見どころ

 

 

彼の目的がこの世界でも生きられるように訓練するっていう

割りと共感しやすい目的だから見ててモヤモヤする事もないだろうし

 

 

 

不満に思う部分

テンポがゆっくりだし、いきなり悪漢をぶちのめしたりという爽快感はこの作品の初期に求めてはいけない

修行パートが終わればアンデットに対して無双したりするけど

修行中はそんな事はない

 

 

疾走感は最初はなくて徐々に盛り上がっていく作品だと思います。

 

 

 

現代日本の正解を知るが故に組織と揉める

作品の世界観として治癒師という職業は嫌われている

それは治癒魔法の治療費が法外な値段である事が原因

 

ルシエルは日本に住んでいた日本人であり経済感覚や医療制度を知っているから

他の治癒師よりも安い値段で治療したりするため

 

他の治癒師とトラブルになってしまう。

ただ、どちらが正しいのかと言えばルシエルの方が正しい

 

 

安く商売しすぎると生活がままならないという側面がある。

だから、日本では国民皆保険があるわけなんだけど

 

 

まとめ

ルシエルのチートはなんと運が良いだけという

だから序盤の展開はひたすら修行パートになる

 

異世界転生では珍しい展開ですね。

 

ただ、チートを豪運にしたからある程度のご都合展開を納得させられるのは面白い

本人がきちんと修行しているから強さに関して疑問を持つことがないのも良いところ

 

反面、話のテンポはゆっくりだから、展開が早い方がいいという人には不向きかも?

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