食事の雑学

機内食で「使えない(避けられる)」2つの食材――理由と航空会社の対応、乗客ができること

機内食っていろいろなお客様が食べるものだから当然、使えない食材もある

機内食で使えない食材代表がピーナッツと蕎麦です。

 


そばとピーナッツが避けられる理由

まず端的に言うと、両方とも 極少量でも重篤なアレルギー(アナフィラキシー)を起こす可能性がある 食材だからです。

特に日本ではそばアレルギーを持つ人が一定数おり、またピーナッツは世界的に重篤な食物アレルギーの代表格として知られています。

機内という「閉鎖空間」「多人数が近接する環境」では、万が一のリスクを下げるためにこれらをメニューから外す、あるいは扱いに注意する方針が取られることが多いです。

 

 


航空会社の実例(日本・海外)

航空会社の実例をまとめてみました。

  • JAL(日本航空):2014年9月以降、機内食からピーナッツおよびピーナッツを含む製品を除外する方針を打ち出しています(機内サービス・CSR等の公表情報)。ただし「完全な無混入」を100%保証するものではない旨の注意書きもあります。(JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約)
  • ANA(全日空):ピーナッツを原材料として選定しないよう努めており、アレルギー対応の特別食(事前予約)を用意しています。作業工程や製造過程での交差汚染は完全に排除できない旨の注記もあります。(ANA)
  • 欧米系航空会社(例:British Airways、United 等):機内で「個包装のピーナッツ配布は行わない」「可能な限りメニューに含めない」などの方針を取る会社が増えています。ただし他の乗客が持ち込む食品や調理・製造工程での混入リスクは残る、という説明が多いです。(britishairways.com)
  • 国際的な取りまとめ(IATA):航空業界全体としては「完全なアレルゲンゼロの保証は困難である」前提のもと、各社に対して座席清掃、特別食提供、乗客への情報提供などの対策を推奨するガイドラインが出ています。(iata.org)

「空気でアレルゲンが広がる」は本当に心配すべきか?

最近のレビューや研究では、機内の換気(空調)でアレルゲンが空中を広く拡散して問題になる確固たる証拠は乏しい、とする見解が出ています。

代わりに トレイテーブルや座席表面に残ったアレルゲン残渣(=表面汚染) が主な危険要因であると指摘される研究があり、短時間で広範囲に飛散して他席の乗客に反応を出す、という心配は比較的少ないとする報告もあります。とはいえ「可能性がゼロ」という意味ではなく、表面接触での危険は現実的なので注意が必要です。(PMC)

 

 


実際に飛行機に乗るときの実用アドバイス(アレルギー持ちの方向け)

  1. 事前に航空会社へ申告・特別食を予約する
    多くの会社がアレルギー対応食(allergen-free meals)を用意しており、出発の数日前までに申請が必要なことが多いです(必ず各社の案内を確認)。(ANA)
  2. 当日は持参薬(アドレナリン自己注射薬など)を必ず携帯
    万が一に備え、処方薬は機内にも持ち込みましょう。研究や専門家も重篤反応が起きた場合に備えるよう勧めています。(Imperial College London)
  3. 早めに搭乗して座席周りを拭く
    表面汚染のリスクを減らすため、消毒用ウェットティッシュでトレイ・肘掛け・モニター周りを拭くのは有効です。事前搭乗(航空会社が許可すれば)で落ち着いて清掃できる場合もあります。(Imperial College London)
  4. 自分用の食べ物を用意する
    機内食に不安があるなら、持参食を選ぶのが最も確実です(ただし国際線では税関や入国規制に注意)。これは乗務員への依存を減らせます。
  5. コードシェア/運航者の違いに注意
    予約した会社と実際に機材を運航する会社が異なる場合、対応基準が変わることがあるので要確認。(JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約)

「アレルギーがあることを伝えれば、航空会社は配慮してくれる可能性がかなり高い」のが実情ですが、伝え方・タイミング・制約など注意すべき点もあります。

以下にその仕組み、限界、実際の対処例などを整理します。


伝えれば配慮してもらえる理由・実際の仕組み

多くの航空会社は、アレルギーを持つ乗客向けに以下のような配慮を公式に用意しています:

  • 特別食(アレルギー対応食/アレルゲン除去食) の事前リクエストを受け付ける
     例:ANA では出発の 96 時間前 に申請する必要があると案内されています。ANAサポート
     JAL では少なくとも 49 時間前 にアレルギー対応メニューの申請を要する旨が記載されています。JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約

  • 機内食メニューから特定アレルゲン(例:ピーナッツ)を除外
     たとえば JAL は「国際線・国内線の機内食からピーナッツおよびピーナッツを含む製品を除外」する方針を取っています。JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約
     また、British Airways は「機内食にはピーナッツやピーナッツ製品を含まないようにしている」と明示しています。ただし、完全無リスクを保証するものではないと注記しています。britishairways.com

  • 搭乗前や搭乗時にクルーに伝える機会を設ける
     多くの航空会社は、搭乗口、機内乗務員に「アレルギーがある」という旨を伝えるよう案内しています。これにより、周囲の乗客に配慮を求めたり、近くにアレルゲンを含む食品を置かないようお願いしたりできることがあります。
     例:British Airways は「当日搭乗時に客室乗務員にアレルギー情報を伝えてほしい」と明記。britishairways.com

 

 


まとめ

「そば」と「ピーナッツ」は重篤なアレルギーの観点から機内食で避けられることが多い。

国内外の航空会社はピーナッツ排除や特別食の提供といった対策を進めていますが、完全無リスクを保証するのは困難です。

乗客側でも 事前申告・特別食予約・持参薬・座席清掃 といった対策を取ることで、危険を大幅に下げられます。専門家の推奨によれば、表面汚染対策(拭き取り)と救急薬の携行が特に重要です。(iata.org)

 

考えてみると当然のラインナップという気がしてきますね

空の上じゃ対応できないだろうし

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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