ねぎまと言えば焼き鳥で定番の料理、鶏肉とネギを交互に串へ刺して焼く
ねぎまを食べた事がない成人の日本人はいないくらい有名な料理です。
ねぎまという名前を勘違いしている人が多い
ネギを間に挟んであるから【ねぎま】だと思っている人が
ひじょ~うに多い
調べると全くの別物で間なんか関係なかった。
元々はねぎまぐろ鍋
江戸時代にねぎとマグロをぶつ切りにして煮込む
ねぎまぐろ鍋が人気でした。
ねぎま鍋と、どじょう鍋、深川鍋とあわせて、下町三大鍋と呼ぶ人もいるし俳句で冬の季語として使われる事もある
そうネギマの【ま】は間ではなく
ねぎまの【ま】はマグロの【ま】です。
ねぎとマグロは相性抜群、めっちゃ美味いと江戸っ子がバクバク食べていたそうです(個人の妄想)
そこからネギとマグロを串に刺して焼く【ねぎま】が誕生
ネギとマグロを塩かタレをつけて炭火で焼くとか絶対に美味いやつです。
なぜ、マグロが鶏肉になったのか?
戦後にマグロの値段が高騰したため
安く手に入る鶏肉になったとか
昭和30年代後半にアメリカからブロイラーが導入されて鶏肉の値段がめちゃくちゃ下がったのがきっかけだと考えられます(考察)
マグロはお寿司が流行った事と冷蔵技術、冷凍技術が発達したため値段が高騰した。
マグロといえば刺し身とか寿司で食べるようになって焼いて食べる用のマグロは需要が少なくなったのかもしれません(個人の感想)
というか串焼き屋のネギマとお寿司屋のマグロでは売る値段が違い過ぎたのかもしれません
競りでマグロを仕入れても採算が合わなくなったのかも。
プロイラーで鶏肉がめちゃくちゃ安くなり逆にマグロは冷凍技術が発達した結果、刺し身が好まれるようになり値段が上がった。
単純に寿司屋というライバルが増えて競りでマグロが高騰するようになったからネギマを作らなくなったのでしょう。
ネギマグロでネギマだったのが名前だけ残って今日に至るというわけです。
勘違いが広まった理由
これは理由も何も誰も【ねぎま】という言葉に違和感を感じなかったからですね
だからわざわざ名前を変える必要もないしダブルミーニングじゃなくなっただけだから
誰も疑問に思わなかったという事だろう。
というよりもネギマと聞けばネギが間に挟まっているからそういう名前なんだと言われたら納得してしまうし
まとめ
ネギマの由来は
ネギとマグロでねぎま
ねぎまぐろ鍋→ねぎまぐろ串(ねぎま)→鶏肉のネギマ
こういう流れみたいです。
なぜ、鶏肉かと言えば寿司屋がたくさん出来た時期とアメリカのプロイラーが導入された時期が
ちょうど重なったからだと考えられます。
マグロがめっちゃ高くなって困った串焼き屋がめっちゃ安くなった鶏肉を使って商売を始めたという事でしょう。
ではでは(^ω^)ノシ
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