人間の髪の毛って一日にどれくらい伸びるのか気になるところです。
筆者は3ヶ月くらいで散髪して短くしてしまうのですがどれくらい伸びるかが分かれば
床屋や美容室に行くタイミングが計算しやすいかもしれません。
朝起きて鏡を見たとき、髪がちょっと伸びたような気がした経験はありませんか?
実際に人間の髪の毛は、毎日少しずつ確実に成長しています。
一日に伸びる髪の毛の長さ
では、1日でどのくらい伸びるのかというと、平均して0.3〜0.4mmほど。
数字だけ聞くとピンとこないかもしれませんが、1か月でだいたい1cm、1年では12cm前後にまで積み重なるのです。
髪の毛の成長には「ヘアサイクル」というリズムがあります。
成長期(アナゲン期)に入った髪は数年間にわたって伸び続け、その後、退行期や休止期を経て抜け落ち、また新しい毛に生え変わっていきます。
頭髪全体の約9割がこの成長期にあり、そのおかげで毎日少しずつ伸びているわけです。
面白いことに、成長スピードには個人差があります。年齢で比べると、子どもや若者の髪の毛は1日0.4mm前後とやや速く、高齢になると0.3mm程度に落ち着く傾向があります。
また、民族や髪質でも違いが見られます。アジア人は比較的成長が速く、アフリカ系の髪はやや遅めといわれています。さらに髪の太さも影響していて、太い髪ほど成長が速いという研究もあるそうです。
一日の中でも伸び方にちょっとしたリズムがあるとする説もあります。
朝から昼にかけて、そして夕方は成長が速く、夜はあまり伸びないという観察結果もあるのです。
夜に成長がゆるやかになるのは、体のエネルギーが睡眠や修復に回されるためかもしれませんね。
こうして見ると、ほんのコンマ数ミリの伸びにも、年齢や体質、民族、時間帯などさまざまな要素が関わっているのがわかります。
普段は意識しない髪の毛の伸び方にも、意外と奥深い科学が隠れているのです。
次に髪をとかすときには、「昨日より0.3ミリ伸びたんだな」と想像してみると、ちょっとした雑学の楽しみになるかもしれません。
髪の毛が生え変わるリズム「ヘアサイクル」
私たちの髪の毛は、ただ伸び続けるわけではありません。実は「ヘアサイクル」と呼ばれるリズムに従って、成長→休止→脱毛→再び成長というサイクルを繰り返しています。
頭髪が常に一定の本数を保っているのは、このサイクルが規則正しく働いているおかげです。
1. 成長期(アナゲン期)
髪の毛がぐんぐん伸びる時期です。毛根の奥にある毛母細胞が活発に分裂し、髪を押し出すようにして伸ばしていきます。
この時期は人によって2〜6年ほど続き、長い人では7年近くに及ぶこともあります。
頭髪全体の85〜90%がこの成長期に属しており、1日に約0.3〜0.4ミリずつ伸びるのもこの段階です。
髪を長く伸ばせるかどうかは、この成長期の長さに左右されます。
2. 退行期(カタゲン期)
成長が止まり、毛根の活動が徐々に弱まっていく時期です。毛母細胞の分裂が止まり、毛根が縮んでいきます。期間は2〜3週間程度と短く、全体の1〜2%しか存在しません。
ここでは新しい毛に場所を譲る準備が始まっています。
3. 休止期(テロゲン期)
髪の成長が完全に止まり、抜け落ちるのを待つ状態です。
毛根は皮膚の浅い部分に移動し、シャンプーやブラッシングなどの刺激で自然に抜けることもあります。
期間は3〜4か月で、頭髪全体の10〜15%がこの休止期にあたります。
4. 脱毛・新生期(エクソゲン期)
休止期に入った髪が抜け落ち、代わりに新しい髪が押し上げて生えてくる時期です。
これにより「抜け毛」と「新しい髪の誕生」が同時に進行し、髪の数が一定に保たれます。
ヘアサイクルの乱れとは?
健康なヘアサイクルでは、成長期が長く、抜け毛の割合は少なめです。
しかし、生活習慣の乱れやホルモンバランスの影響、遺伝などによって成長期が短くなり、休止期や脱毛期にある髪が増えてしまうことがあります。
これがいわゆる薄毛や抜け毛の原因です。
逆に、成長期をできるだけ長く保てれば、髪は太く、しっかりと伸びるようになります。
バランスの良い食事、良質な睡眠、血行を促す習慣などがヘアサイクルを健康に保つポイントだといわれています。
まとめ
一日に伸びる髪の毛は大体0.3〜0.4mmで成長期の髪の毛が伸びる。
髪の毛は毎日0.3ミリほど伸びていますが、それは成長期の毛が多いおかげ。やがて退行期、休止期を経て抜け落ち、新しい毛に生え変わります。
こうした「ヘアサイクル」こそが、髪の健康とボリュームを保つ仕組みなのです。
普段何気なく触れている髪の毛も、実は体内で綿密に計算されたリズムで生まれ変わっていると思うと、ちょっと感慨深いですね。
ではでは(^ω^)ノシ
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