恐竜といえばティラノサウルスやトリケラトプスなどの人間が誕生する前の世界で生きていた
大型の爬虫類です。
当時の爬虫類に
- 恐竜
- 翼竜
- 魚竜
- 首長竜
などがいます。
一般的には全部、恐竜と呼称されていますが学問的には別の生物としてカウントされているようです。
恐竜が生き残って鳥類になったと言われています。
ちなみに爬虫類は杯竜類と呼ばれる生物から進化した生物です。
恐竜の特徴
恐竜は鳥の先祖だと言われています
それは骨盤の形が
- 竜盤目(りゅうばんもく)・・・・・恥骨が前下方を向いている
- 鳥盤目(ちょうばんもく)・・・・・恥骨が後ろに伸び,座骨と平行になっている
という2つのタイプに分けられる
現在の爬虫類と違い後ろ脚は骨盤から真っ直ぐ地面についているのが特徴と言えます。
現代の爬虫類は脚が横についている。
鳥盤目の種類は大きく分けて3つ
- 背中に並ぶ特殊な骨を持つ・・・・装盾類
- 二足歩行も四足歩行もできる・・・鳥脚類
- 頭の骨が後ろ方向に張り出す・・・周飾頭類
竜盤目は大きく分けて2つ
- 長い首と小さな頭をもつ・・・竜脚形類
- かぎ爪と中空の骨をもつ・・・獣脚類と鳥類
このような感じになる。
装盾類といえばアンキロサウルス
鳥脚類といばイグアナドン
トリケラトプスは周飾頭類ですね
ブラキオサウルスは竜脚形類
ティラノサウルスは獣脚類です。
ティラノサウルスに羽毛みたいな毛が生えていたという説があるのは鳥類に近いからでしょうか?
現生の鳥類は、「爬虫綱 > 双弓亜綱 > 主竜類 > 恐竜上目 > 竜盤目 > 獣脚亜目 > テタヌラ下目 > コエルロサウルス類 > マニラプトル類」に分類されます。
翼竜とは
初めて空を飛んだ脊椎動物と言われています。
現在の鳥類やコウモリなど比較すると上手に空を飛んでいたわけではないようです。
恐竜とは全く違う爬虫類で現在の鳥類などともつながりはない
2020年に内耳の研究に基づき、ラゲルペトン科が翼竜の祖先筋だったとする仮説が提唱された事がある。
長いくちばしと大きな翼を持っていた
翼は皮膜で繊維も含まれていて強靭であったと考えられている
コウモリなどは親指以外のすべての指が膜を支えているのに対し
翼竜の翼は第4指(第5指は退化)と脚の間だけに膜が張っている
独立した指が多いため獲物を掴むなどの行為が出来たと言われている。
また地面に着地した時は四足歩行であったと言われています。
鳥のように羽ばたいていたわけじゃなくグライダーのように滑空していたと考えられます。
恐竜と翼竜の違い
恐竜と翼竜は進化の過程で枝分かれした全く別の爬虫類になります。
恐竜が進化して鳥になったと言われています
翼竜も飛べるし鳥も飛べるから関係があるように思われるかもしれませんが
収斂進化の結果、同じような性質を持ったに過ぎない
骨格などの構造から見ても違いはあきらかですね。
魚竜とは
古代の海生爬虫類の一種で魚のような見た目をした爬虫類です。
魚に似た姿をしていますが別物、大きな特徴として
- 体にくらべて異様に大きな眼
- 眼の周りは太く大きな骨で覆われている
- 魚竜の口の細かい歯
- 魚竜の前足のヒレ(イルカのヒレに酷似)
- 魚竜の三日月形の尾びれ
魚そっくりですが爬虫類なので肺呼吸をします。
首長竜
首長竜は海生爬虫類で文字通り、首が長い
首が長いと言えばブラキオサウルスもそうですが海に住む首が長い爬虫類を首長竜と呼んでいます。
首長竜類は中生代三畳紀後期(約2億500万年前)に現れた、長い首とヒレ状の四肢が特徴的な海の爬虫類です
食事は魚類や頭足類などを食べていたそうです。
魚竜と首長竜の違いは何ですか?
魚竜は魚のような姿をした爬虫類
首長竜は首が長く4本のヒレがある爬虫類
海生爬虫類ですが姿かたちは全くの別物です。
まとめ
それぞれの違いをまとめると
- 恐竜・・・・後ろ足が真っ直ぐになっている、陸上爬虫類
- 翼竜・・・・大きな翼を前足に持つ爬虫類
- 魚竜・・・・魚のような姿の海生爬虫類
- 首長竜・・・首が長く4本のヒレがある海生爬虫類
調べて分類に分ける明確に違いがありますね
恐竜に関しはかなり研究が進んでいるから更に細かい分類があるみたいです。
恐竜から鳥に進化したというのも系統でまとめて説明されると分かりやすい
ではでは(^ω^)ノシ
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