人類が1年で食べている動物の数、想像の100倍だった
「世界で食べられている動物ランキング」と聞くと、牛や豚を思い浮かべる人が多いかもしれない。
しかし実際には、そのイメージは少し違っているようだ。
さらに“どれくらい食べられているのか”を数で見てみると、想像を大きく超える規模になっている。
世界で食べられている動物ランキングTOP10
世界の食肉消費は、国や宗教によって大きく異なる。
それでも、国際機関の統計をもとに見ると、おおよその傾向は見えてくる。
1位 ニワトリ(鶏)
現在、最も多く食べられている動物とされている。
成長が早く、コストも安いため、大量生産に向いているのが理由だ。
宗教的な制限も少なく、世界中で広く食べられている。
鶏は宗教的な縛りもなくどの国でも食べられているしブロイラーという大量飼育システムが確立しているのも大きいですね
2位 魚
魚は肉と同じく重要なタンパク源だが、数え方が少し特殊だ。
重さで管理されることが多く、個体数では非常に多いと考えられている。
この括りは少しズルい気がしますね
マグロからサバとかイワシに鯛などなど全ての魚をあわせてこの順位なのだから
3位 豚
中国を中心に消費量が多く、世界全体でも上位に入る。
飼育効率が良く、加工食品にも使われやすい。
豚肉はイスラム教以外は特にタブーでもないし
日本でもメジャーな食肉
4位 羊
中東や中央アジアなどでよく食べられている。
宗教的な理由で豚が食べられない地域では特に重要な存在だ。
5位 牛
高級な肉というイメージがあるが、世界的には安定した需要がある。
ただし、飼育コストが高く、数としては上位より少なくなる。
6位 アヒル
特に中国で多く消費される。
料理のバリエーションも豊富で、文化的な影響が大きい。
7位 ヤギ
アフリカやインドで広く食べられている。
乾燥地帯でも飼いやすい点が特徴とされる。
8位 七面鳥(ターキー)
北米を中心に消費される。
特定のイベントで一気に需要が高まる傾向がある。
9位 ウサギ
地域によっては一般的な食材で、ヨーロッパなどで見られる。
10位 その他(シカ・イノシシなど)
いわゆるジビエと呼ばれる野生動物。
地域ごとの食文化に強く影響される。
人類は1年でどれだけの動物を食べているのか
では、実際にどれほどの数が食べられているのだろうか。
国際機関のデータをもとにすると、陸上の動物だけでも年間数百億匹規模にのぼるとされている。
特にニワトリは突出しており、年間で数百億羽以上が消費されている。
さらに魚を含めると、その数は桁が一つ、あるいはそれ以上増える可能性もある。
牛や豚のように「大きな動物を少しずつ食べている」というよりも、
実際には「小さな動物を大量に消費している構造」に近い。
国連のデータによると世界で食べられている動物の数はとんでもない数です
世界で食べられている動物の数(年間・FAOベース)
※2024年前後の最新データ
ニワトリ:約785億羽
アヒル:約42億羽
ガチョウ:約8億羽
七面鳥:約5億羽
豚:約15億頭
羊:約7億頭
ヤギ:約5.6億頭
ウサギ:約6億匹
牛:約3億頭
水牛:約2900万頭
馬:約400万頭
ラクダ:約300万頭
👉 合計:陸上動物だけで年間800億匹以上
なぜ鶏がここまで多いのか
ここで一つの疑問が浮かぶ。
なぜ鶏だけがここまで多く食べられているのか。
理由はいくつかあるが、大きいのは生産効率だ。
鶏は短期間で成長し、狭いスペースでも飼育できる。
餌の効率もよく、コストを抑えやすい。
さらに宗教的な制限がほとんどないため、
世界中で共通して受け入れられやすい食材でもある。
つまり、ランキングの結果は単なる好みではなく、
「効率の良さ」が大きく影響していると考えられている。
鶏の飼育は他の家畜よりも機械的というかシステマチック
いかにも大量生産って感じです。
牛より鶏の方が多いという意外な事実
一般的には、牛肉のほうが特別で価値が高いと感じる人が多い。
しかし実際の消費量では、鶏のほうが圧倒的に多い。
これは単純な話で、牛は1頭で大量の肉が取れるが、
鶏は1羽あたりの量が少ない。
そのため、同じ量を消費するにも必要な数が増える。
結果として、世界全体では「牛は少数、鶏は大量」という構図になる。
このギャップは、普段のイメージとは大きく異なる部分だろう。
今後は食べられる動物も変わっていく
近年では、昆虫など新しいタンパク源にも注目が集まっている。
人口増加や環境問題の影響で、従来の家畜だけでは需要を支えきれなくなる可能性があるためだ。
コオロギなんかは日本でも話題になった、ただ養殖の話はたち消えたと聞きました。
昆虫を食べる忌避感は拭えなかったというわけです。
今後は、これまで一般的ではなかった食材が
ランキングに入ってくる可能性もあると考えられている。
日本なら海の生き物を養殖した方が効率がいい気がしますね。
世界で食べられている動物を見ていくと、
そこには「文化」だけでなく「効率」という現実的な理由が隠れている。
普段の食卓の裏側を少し意識すると、見え方も変わってくるかもしれない。
ではでは(^ω^)ノシ
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参考文献
・FAO(国連食糧農業機関)統計データベース(FAOSTAT)

