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バタリーケージ廃止を日本でやると、どうなるのか?小泉環境相がまたやらかしそうだけどこれは断固反対する。

現在、日本の養鶏は95%がバタリーケージと言われる手法で飼育されています。

金網の柵に鶏が大量に飼育されている。
いわゆるプロイラーというやつです。

 

 

 

最近のニュースで【小泉環境相、鶏の密集飼育の改善へ農水省と連携】というニュースを見かけたので危機感を募らせています。

バタリーケージを廃止すると卵の値段が跳ね上がってしまう可能性が高い。

 

 

 

小規模な養鶏場ならできるかもしれないけど

大規模な養鶏場だと数万羽から数十万羽の鶏を飼育しています。

平飼いなどの手法をメインにすると卵の安定供給なんて夢のまた夢だし

鶏が雑草や虫やらを食べてしまう事による味の劣化も考えられるし卵の管理やオスメスの管理とかも難しくなりそう。

 

 

 

 

バタリーケージとは

近年の採卵養鶏に使われる鶏の飼育システム。

「バタリー」の語源は「一連の一つの装置」を意味し、バタリーケージとはワイヤーでできたケージを連ねて幾段にも重ね、その中に鶏を収容する近代式の集約飼育方式である。

 

 

 

狭い場所で飼育される鶏が可愛そうなどという意見も海外では強くなっているそうだが

経済動物なのだから割り切るべきだろう、愛玩動物とは違うわけだし。

 

 

バタリーケージに関する初期の記述は、1931年のMilton Arndtの著書「Battery Brooding」に見られる。

 

日本では1953年にバタリー飼育普及当初は木材や竹製で、1955年ごろから針金製ケージが米国から導入され、1966年頃は1000羽以上を飼育する養鶏の9割がバタリーケージ飼育方式を採用した。

 

 

 

 

産経新聞記事

 

小泉進次郎環境相は26日の記者会見で、鶏卵業界で複数の鶏を収容したケージ(かご)を密集させる「バタリーケージ」という飼育方法を採用していることについて、所管する農林水産省と連携して改善に取り組む考えを示した。「バタリーケージ含め、アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点から、連携が深められればと思う」と述べた。環境省は動物愛護を担当している。

「日本のビジネスチャンスが失われかねない。(海外の訪日観光客に)バタリーケージで生まれた卵だから、食べたくないという動きが拡大したときに、経済的な影響を受けるのが日本の事業者だとすると、行政サイドもその移行支援を考えてみたい」と語った。

バタリーケージをめぐっては、飼育スペースをとらないため採卵作業が効率よく行える半面、鶏が身動きがほとんどできず、健康を害しているとの指摘がある。欧州連合(EU)は2012年に産卵のためのバタリーケージを禁止し、平飼いなどに転換。米国でも規制の動きが進んでいるが、日本は鶏舎の9割以上でバタリーケージを採用しているといわれる。
ソース→https://www.sankei.com/life/news/210226/lif2102260029-n1.html

 

 

この記事からどんなリスクがあるのか?紹介していこう。

 

 

 

卵の管理が不可能に?

卵の管理が難しくなるのは素人でも簡単に想像がつく。

平飼い(屋外で放し飼い)にすると、鶏がどこで卵を産むか分からないし、ヒヨコがどこにいるか、親鳥から引き離せるのか?

鶏の数を正確に把握したり、鶏が何歳なのか?

 

 

卵を産める体なのかをきちんと管理しなきゃコストばかりが跳ね上がる。

ゲージに入れておかないと病気になったり怪我をしたり雑草や雑穀・汚物を啄む事もある。

品質管理が難しいというか不可能。
数百羽ならできるかもしれないが数万羽とか数十万羽になると品質管理は不可能。

 

 

 

そもそも、鶏は毎日、卵を産むわけじゃない。
有精卵が混じる可能性も考えると不可能だし、養鶏場が倒産する可能性も高い。

今は卵は安くて栄養満点でたくさん食べれる庶民の味方だが

バタリーケージを止めてしまう事で卵の値段が2倍〜3倍になってしまう可能性も考えられる。

 

 

 

バタリーケージという手法は卵の安定供給のためには必要不可欠。

『鶏』は『命有る限り無限に卵を生む』わけじゃ無い。

『雄』が混ざった場合の有精卵問題とかもある。

 

 

 

管理をミスるとパロット状態っていうかヒナの胎児が混ざってしまうだろうし

一般に安くパック売りされてる卵はまだマシな方で
『飲食店等でダンボール詰めにして仕入れてる卵』とかがえらい事になる。

どう考えても卵の値段が跳ね上がって立ち行かなくなる未来が予想できる。

 

 

 

飲食店は卵を80個から100個単位でダンボールで購入する。

値段は五千円前後で(※地域差・品質・契約内容による価格差アリで)取引されるもの

『毎日必ず卵を産むわけでも無い、寿命のウチ卵を産める時期の鶏』が
『徹底管理された環境』で『一括に衛生・消毒処理される』からその値段なのです。

 

 

 

この体制が崩されたら卵の値段は爆上がりする。

 

 

 

 

 

鶏が1年間うちに産む卵は?

鶏のメスは産まれて120日ほどで卵が産めるようになる。

最初は卵のサイズが小さかったり奇形も多いが200日ほどで産卵のピークに入る。

その後も途中に休産期間を経ながら約1年半卵を産み続けます。

 

 

採卵鶏は約2年で仕事を終え、生涯を終えます。

鶏は1日1個しか卵を産まず、産卵開始から1年半で300〜400個の卵を産みます。

最高で600個の卵を産んだ鶏もいたりするそうですがその辺りは個体差ですね。

 

 

こう考えると鶏の卵は超貴重です。

 

 

なんだかんだ、鶏という経済動物は消耗品であり2年で入れ替える商品です。

耐用年数は長くない。

平飼いにすると怪我や病気のリスクも高まるから更に卵を産む個数は減る。

 

 

 

土壌汚染の心配

バタリーケージを使えば鶏糞など汚物や卵の殻などを処理するのは簡単。

肥料として使われる鶏糞が簡単に集められる。
平飼いでは集める事も難しい。

 

 

 

数万羽があちこちで糞をしたり卵産んだり、自由に歩き回るから卵が割れてしまう可能性もある。

回収すれば問題ない鶏糞や卵の殻が土壌汚染につながる。

 

 

 

まとめ

卵が安くて大量にあるのはバタリーケージというゲージを使ってプロイラーって仕組みで生産しているから。

小泉環境相が養鶏に手を入れるのは断固として反対します。

鶏の健やかな一生とか知るか!
動物愛護の視点で経済動物を見るのはマジで止めてほしい。

 

 

食われたり搾られたりするために育てているわけで、初めから食い物として見ているわけだし

変に生き物は大事だから守ろうとか言うけど
動物愛護のために人間が愛護されないのは本末転倒だと思う。

 

 

 

鶏が絶滅危惧種だったらしっかり管理しないといけないだろうけど

そうじゃない。

 

 

 

バタリーケージを止めれば人件費のコストが上がるのは明白。

そもそも外国人がバタリーケージで作られた卵は食べたくないと言ってるなら食わなきゃいい

毎日、卵を消費するのは日本人なのだから。

 

 

日本国民の事を優先してほしい。

インスタントラーメンに卵を落とす大学生の栄養不足に直結してしまう可能性があると思う。

 

 

無能な働き者がやってる感を出すために仕事をするとろくな事にならない。

レジ袋有料化の比じゃないくらい生活に影響が出るし、社会問題になる。

無能な働き者は窓際でやってる感を出しつつソリティアでもしていてほしい。

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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